離婚からの復活サポート(仮)で実現したいこと
前回の記事で思いの部分は書いたので、今回は具体的にどんなことをしたい”と思っているか”を書いていきたい。あくまで思っているだけで、まだまだ足りていないものが沢山ある。自分で身に着けるなり、協力者を探すなりして実現していきたいと思っていることも含めて、将来的な構想である。
前回の記事もよかったら覗いてみてください!
やりたいこと①「喪失体験」の完了
まずは傷ついた心に向き合い、浄化することが必要だと思う。特に、この「傷ついている自分に向き合う」というのは簡単なようで難しい。今の私のスキルではできることは少ないのだけど、この「浄化」を第一ステップとして提供したい。
私の場合、はじめのうちは「何に傷ついているのか」をよく分かっていなかった。なんとなくしんどいし、ショックも受けているのだけど、その正体が分からないから、きちんと向き合えてなかったと思う。正体不明のものと真っ向から向き合うのは案外怖い。
さらには「悲劇のヒロインを気取っている」と思われたくなかったので、「離婚」をネタにして、自己紹介に織り交ぜたり、知り合う未婚男性に片っ端から「結婚してくれ」と迫ったり(もちろん冗談だが、引かれていたのは間違いない)して、迷走状態は加速していった。
向き合い方には人それぞれ向き不向きがあると思うので、色々な方法があっていい。私は「コーチング」と「カウンセリング(アダルトチルドレンカウンセリング)」に取り組むことで、自分が何に傷ついているのかに向き合った。特にカウンセリングでは、相手に伝えることができなかった感情に光を当てて、疑似的に感情表出にチャレンジする。これはものすごく怖い経験だったのだけど、カウンセラーさんの存在のおかげで表出することができた。あの時、背中に添えてくれたカウンセラーさん手の暖かさは今でも忘れられない。
やりたいこと②一歩を踏み出すサポート
癒しが進み、HP・MPが回復してきたら、そこから一歩を踏み出すサポートを提供したい。ここからが非常に多岐に渡るので、自身で提供するというよりは、パートナーを見つけていきたいと思っている。
例えば、離婚をすると経済的な自立が必要になってくる。特に相手の収入に頼っていた割合が大きい人ほど、ここでの格差は大きくなる。子供がいれば尚更だ。もちろん、慰謝料や公的支援に頼ることも必要だが、同時に経済的に自立できるような稼ぎをつくることも必要だと思う。そういう意味で、キャリアプランニングができるコンサルタントの力や、実際にスキルを身に着ける為の学習や訓練の機関が必要だと思う。
他にも、再婚したい人であれば、今度こそ素敵な夫婦関係を築いてもらいたいので、結婚相談所や夫婦関係のカウンセラー・コーチなどの強力もあると心強い。一度傷ついているのだから、第三者の力をかりて適切な形に描きなおすことをした方が良いと思う。
やりたいこと③自立する為の循環的グループ
①②と並行してやりたいのは、自分たちで自立して「癒し」と「前進」にトライできるグループを作ること。簡単に言うと、同じ経験を持っている人同士で、支え合い応援しあえたらいいなと思っている。これは、前回の記事で書いたように「周りに理解してもらえない孤独感」から発生している。
この話をすると「単なる傷のなめ合いでは?」とコメントをもらうことがある。確かにそうならないようにデザインすることが肝要だと思っている。その為に、「傾聴」などの対人支援のスキルを身に着けてもらい、実践する場としたい。話を聴いてもらうことは大事だし、話を聴けるという役割があることは自己効力感にもつながると思う。そこから先は、それぞれが持っているスキルや経験と掛け合わせて、新しい何かが生まれてもよい。それを自分たちで作れるような場になればよい。
ここ最近、それを実現できているグループを目の当たりにすることが多い。コーチングの継続学習をするグループでは、学びの機会は終わっても、たくさんの人たちが自発的に練習会を開催したり、周辺知識を学ぶ勉強会を主催している。仕事で関わっている若手向けの勉強会では、講師から話を聞くだけではなく、それぞれが自身で悩み・考え、他者の話を聞きアドバイスする流れが、確実に出来上がりつつある。「傾聴」をベースにしたコミュニティでは、それぞれの持つ知識やバックグラウンドがバラバラであっても、フィードバックと自学を重ね、スキルアップしていくようデザインされている。そんなグループに触れるたびに触発されている。
こんなことを実現出来たらよいなー。と考えている。まだまだ道は長いし、必要な知識やつながりも果てしない・・・。
この考えを支えている、私の離婚経験についても振返りました。よかったらご覧ください!