コンテンツと継続
2021年3月21日、天気は雨。
雨が降るとやたらと眠くなるのはなんででしょうね??
PCに向かっている時間が長い、意識が遠のく瞬間があります。
僕のPC作業にはブラックコーヒーとモンスターエナジーが欠かせません(笑)
そんな中。
新しいボイスドラマの制作が着々と進んでいます。
ちょっとだけチラ見せ。
良い感じにまたくどいキャラになってます(笑)
楽しみですね~!
さて、今日は「継続がいかに大切か再確認した」という話をしたいと思います。
●続ける事
先日、杉並区のとある会で「地域活性とアニメコンテンツ」というテーマで対談をさせて頂きました。
人前で話す機会が増えているにも関わらず、相変わらず「え~あ~症候群」が抜けなくて困っている僕なのですが・・・
それは置いといて、その対談で非常に大切な事を再確認しました。
皆さん、この「やくならマグカップも(通称:やくも)」って作品ご存じですか?
アニメ化も決まり、最近とある事でyahooニュースにもなったのでご存じの方もいるかもしれません。
「やきもの」が有名な岐阜県多治見市を舞台にした話です。地域が舞台になった作品、これ自体は今となっては珍しくもなく、「ガルパン」の大洗や、「あの花」の秩父など、作品の舞台になった地域がのちに「聖地」として有名になった例は沢山あります。
僕が「やくも」の話をするのは地域が舞台になっているという所ではないんです。
この作品、元々は地元フリーペーパーに掲載されている漫画なのですが、地元の人たちが、地域を盛り上げるために自ら作った漫画なんです。
そして、それを2012年から継続してきて、それがやっと実を結んでアニメ化されました。
そのアニメ化にこぎつけたストーリーも面白くて、子供のころからこのフリーペーパーで「やくも」を見ていた人が、大人になってアニメ会社に就職し、企画を通してアニメ化されたという所。
これ凄くないですか?
そもそもマンガ作るって結構大変な事なんです。お金だって結構かかります。それを自分たちで何年も運営し続けてきたという事。
継続してきたことが実を結んでアニメ化まで進んだことが素晴らしいと思います。
勿論、この作品もまだまだこれからだし、地域的にも聖地として成功しているとは言えないとは思いますが、少なくとも一つ継続することでの結果は出してきていると思います。
中々、一気に駆け上がるのが難しくなってきた時代ですが、地道に継続することがいかに大切さというのを感じます。
対談では、この「やくも」の他にも様々なアニメコンテンツを使った地域活性事例について話しました。
有名な所では、「ガルパン」の大洗や「あの花」の秩父。「らき☆すた」の久喜市、などなど。いずれも作品が先にヒットして、地元の人たちがそこに乗っかった事例ですが、いくらヒットしたからといってそう簡単に聖地になれるわけでは無いんです。やっぱり地元の方々の物凄い努力と継続があったからこそ聖地になりえたんですね。
だって、作品は長くても2クール(6か月)で終わってしまいますからね。何年も聖地として人が来る状況になっているのは地元の人の努力が不可欠なんです。いずれの事例も強力なリーダーシップを発揮して何年も地元を引っ張って巻き込んで行った人たちがいます。
中には、アニメの中で行われていたお祭りを再現し何年も続けたところ、最終的にはアニメを離れ実際の祭りとして地元に定着した例もあるんですが、それも1年や2年で出来る事ではないのは確かで、何年もしっかりと周りを巻き込みながら続けてきた結果なんですよね。
自分の信じた事をしっかり続ける。その努力を続けた人だけが成功している。その大切さを改めて見直す良い機会になりました。
僕も地道に頑張ります!
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