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6% 六本木の忘れられない夜〜20代のこじみきの話をしようvo.2〜


こんにちは。

「光の大きな場所には、影も大きい」

20歳のモデルを目指した田舎娘は東京の六本木でであったおじさんに言われて心に残っている。この記事に書いた後に記憶喪失になったらいいのに。

と思うくらい結構暗い話。

前回の記事がまだの方はこちらからお読みください↑




「六本木・パーティー・モデル」の3ワードに惹かれて

mixiで仕事探しをしていた時期に、
「六本木でパーティー、参加者モデル」みたいなグループを見つけて知り合いもいない中見つけたイベントへ行った。

もちろん、夜行バスで。

「六本木」という地名は知っていたけど
降りたのは初めてでキラキラした街が眩しかった。

六本木の言われた住所へ行くと
めちゃくちゃ狭いバーにモデルの卵みたいな女性が5人ほど(私も含め6人)

と知らないおじさんたちが同じくらいいた。


私はもっとキラキラしたパーティーを予想していたので、クラブ?スナック?のような内装と、ただのカラオケ大会みたいな空気感に、すごく違和感を感じた。


誰かホンモノはいるのかなぁ。。。

と半信半疑でその場にいた。

そして、二次会にいくことになった。
その会場は、

バーレスク東京

当時、映画のバーレスクが流行っていたので
東京のバーレスクに興味津々だった。

「二次会行く人ー!?」
すかさず、手をあげて二次会組に好奇心とワクワクで混じった。

その時は、まだ女一人になっていることに気付かずに...

バーレスク東京の夜

芋洗坂辺りの小さなバーを出て、
ミッドタウン方面の道へ進み、バーレスクへ

映画のバーレスクよりは狭いが、
セクシーな女性が沢山いてお客さんもほぼ満席で盛り上がっていた。

女の子だから。というよくわからない理由でバーレスクの女の子に触らせてもらった。胸やお尻を私が触ったところでなんとも思わない。誰得問題。笑


気付いた時には...

そして、私がいたチームは男性4人と私1人。
そのパーティーの感じだったYが、シャンパンをおろし始めた。

シャンパンを入れるとバーレスクの女の子達が、
喜んでくれる。(特別扱いされる)

それを隣のテーブルと競い始めた。

すごくの安いシャンパンだったので、どんどん注がれるし、飲みやすくてこっちも飲んでしまった。

4人中2人は終電だから〜とか言って帰った。

Yともう1人の男性(Tとかにしておく。)と私。
3人になっていた。

時間は気付けば早朝4時。

そこから私の記憶は曖昧だ。
むしろ無くなっていて欲しかった。


クラブに私が行かない理由

そのあとバーレスクは閉まって
クラブにいた。めちゃくちゃ混んでいた。
バーレスクからどうやって辿り着いたかは覚えていない。

とにかく暗くてピンクの光があって
沢山の人がいた。

そして気付いたら個室の中にYといた。
Yにキスされていた。

酔っていたのをめちゃくちゃ後悔した。一気に酔いが覚めた。しかも個室の扉は閉まっていた。

半分レイプみたいなことになった。
記憶から消したい。けど消えない出来事になった。

外から誰かがノックする。

早く出して。心の声は叫んだ。
けど酔っ払いの私は声も出ない。

とりあえず怖かった。

トイレから無事出た私はバーレスクから一緒にいるTを探してくっついた。(その人もおじさんだけどYよりは10000倍マシだった)

始発で帰るまでずっとTにくっついていた。
その時何処に泊まったかは覚えてないけど始発の電車で怖くて震えてTにくっついていたことは忘れられない。


これを機にクラブは嫌いになったし、
お酒を飲みすぎることは絶対なくなったし、
お酒を飲みすぎて酔い潰れている女性をみるとハラハラする。というか怖くなる。


自分の身体を守れるのは自分しかいないことを忘れてはいけない。


Yとの再会と勧誘

そして次の日にまたYと会うことになる。
人を紹介してくれるという。しかも芸能関係。

すごく嫌だったのが再会してすぐに
「昨日のこと覚えてる?」
と言ってきたこと。思い出したくもなかった。

けど、この人について行かなきゃ!
とコネも知恵もない私はモデルになる夢のため!と奮い立たせてYについて行った。

そして六本木ミッドタウンの高級マンションへ。
当時の与沢翼の彼女がいた。

与沢翼さんは不在だったがお宅に入り、
彼女のるり子さんと話した。

芸能の話かと思ったら
ネットワークビジネスの勧誘だった。

名古屋にいた時からその界隈のことは知っていたので一気に目が覚めた。

その日依頼、Yとも会わなくなった。

この年は多分人生で一番ネットワークビジネスの勧誘が多かったと思う。

夢を追う若者がターゲットになりがち笑



そしてその後でTさんにも再会した。
Tさんに会った時にサラッと言われたのが

「光が大きな場所は影も大きい。」



この記事の冒頭にも書いたこと言葉だ。

芸能の世界を目指していた私にはめちゃくちゃ深い言葉に感じた。


私が触れたのは全然小さな影だったかもしれないけど、その後も沢山暗い部分も明るい部分も見てしまった。

モデルを卒業したのも、色々な側面を見たからだ。

だからこの記事にして、記憶から消したい!
と思っていたYとTさんとの出来事も私の一部として胸の奥の奥に寝かせておこう。

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