ビールを民主化する 闘う相手は誰か?
「ビール 民主化」でググるとけっこう色んな人が同じようなこと言ってるんですよね。
クラフトビールが年々ナショナルメーカーによってコモディティ化していってますが、必要な過程かなと思います。
半面、小規模のクラフトビール製造事業者は国内600社に近付いていっていて、新規参入はまだまだ勢いがありそうです。
こっから面白くなると思います。
ただ、コロナがまだまだ影響しそう。新種が少しでも広がろうもんならまた規制されそうです。落ち着くまでのもう少しの間に色々整理していきたい。
民主化って、民意を反映する体制に作り替えること、だそうです。
ビール産業が今まで民主的ではなかったというわけではないですが、もっとビールって幅広くて奥深くて可能性がある、ってことをまだまだ日本の消費者は知らない。もっと知ってほしい、飲んでほしい。
大阪クラフトビールシティ構想と今取ってつけたような名前の構想をずっと言い続けてるんですが、
大阪市内に100軒ブリューパブができる、環状線とメトロの各駅にローカルブリュワリーが1軒ずつある、みたいな妄想。
そうなればもはや強制的に大阪の人たちも地域のビール飲んじゃう、そんな風にしたいと思ってます。
これって大手メーカーと小規模メーカーとの闘い?
ビール系市場は年々縮小してるけど、その縮小した分が全部クラフトビールに置き換わっていけば市場シェアはもっと上がっていくはず。
実際はハイボールやサワー系に置き換わっていて、コンビニやスーパーの棚はクラフトビールじゃなくてRTDに埋め尽くされてる。
闘う相手は誰だ?
私たちはもっともっと知ってもらう、飲んでもらうために努力しないといけないのかもしれない。
ビールが民主化するって、そもそも民意がないと始まらない。
事業者1000社が現実的に見えてきて、点から面のアプローチがますます重要になってくる。
ネットワークを作って束になって闘わないとカニばってジリ貧。
だからこそ今、面白いなって思います。
こんな市場、なかなかないと思いません?
来年ももっと色んな人に出会って、引っ張り込んで巻き込んで仲間を増やしたい。
ビールうめーってもっと言わせたい。