グッド・ライフとクラフトビールの幸せな関係
毎日暑すぎて嫌になる上に、地味にコロナも邪魔してきてます。
異常気象も多いし、知人が災害に見舞われる確率も年々上がってるような気が、、、
気候変動は止められないかもしれないが、出来ることがあるなら今のうちにやらんとと強く思うようになりました。だって暑すぎるもの。
気付けば7月も終わりで、noteのシステムから今月書けば6カ月連続投稿ですよーがんばってー的な通知が来たので慌てて書いてますw
最近インプットもアウトプットもさぼり気味。気合入れなおさねば。
というわけで読みました。
ご縁のある方のオススメ本としてしばらく積読してしまってましたが読み始めれば一気読み。
ハーバード大学の史上最長の研究期間1983年から被験者の人生を追いかけ、その子孫の世代も被験者として追跡研究しているというもの。
TEDの歴代トークで注目を集めた研究発表が書籍化されたんですね。
良い人生とは?人を幸せにするのは何か?
幸福で健康な人生を送るためのカギは「人間関係」
内容は読んでもらえたら~と思うんですが、
Amazonの紹介文が端的にまとまってる感じです。
自分的メモポイントは以下。
人生は自分の意志で思い通りになることと、ならないことが混在する。
一人ひとりが配られた手札で道を切り開く。
人間関係からみたミニロードマップ
青年期(19歳まで)
成人期初期(40歳まで)
中年期(65歳まで)
老年期(66歳から)
それぞれのライフステージで外面的、内面的な特徴や不安の原因、人間関係の影響度が違う。
特に自分がこれから中年期に入っていくと思うと、
外に見える姿と心の中の思いにズレがあるのが中年期、というのがポイント。
あの時こうしていたら、今頃は?と思う時期。
老年になればなるほど幸福感が増すという研究結果。
うれしいことがあればめいっぱい喜び、落ち込む時間はできるだけ短くするのがうまくなる。
誠実な好奇心を寄せる。
時間と注意こそ人生そのもの。
時間と注意を相手に差し出すとき、私たちはそれを単に「費やしたり、払ったり」しているわけではない。
自分の命を相手に与えている
心がさまよっていると不幸になる
マルチタスクは脳に大きな負担がかかる。
時間的コスト、注意の質。
SNSを使うときには、自分の心の状態を確認する。
コミュニケーションに使うとポジティブ、他人の外面を眺めるだけではネガティブに。
子供時代の経験と成人後のポジティブな人間関係については、感情を処理する能力に決定的なつながりがあった。
人生を軌道修正するための4つの方法
ネガティブな感情から目を背けず、しっかり注意を向けること
想像していた以上にポジティブな経験が訪れたときにはそのことに気付くこと
他人のよい行動を「キャッチ」するよう努力すること
人は予想外の行動をとるものという考えを持ち続けること
仕事と私生活のバランスをどうとるか?
死の床で、もっと働けばよかったと思う人はいない
友情の真の価値は、
友人が私たちのためにしてくれることをはるかに上回る。
幸せな人生は目的地ではない。
幸せな人生とは道そのもの、道をともに歩く人たちそのもの。
一瞬ごとに、注意を誰に、何に向けるかを決めていく。
抜粋でした。
人生を通じてポジティブな人間関係が幸せな人生に影響していく、というのを科学的に解明している研究というのは、個別の実験研究とかではいくつか見聞きしたことがあったけど、80年以上にわたって1300人以上の人生を追いかけ続けた研究の成果というのは初めて。
長期の研究で、ライフステージや世代ごとの特徴もまとめられてますが、
最近は私自身が中年期になりつつあること、
従業員が成人期初期であること、
親しいお客様の中には老年期にさしかかってくる方もいること、
などなどで色々と考えさせられることがありました。
クラフトビールは良い人間関係を築くために、触媒として働く。
これが私のグッドライフとクラフトビールの幸せな関係なわけです。
特にブリューパブはクラフトビールの醸造所と、人々が集まる酒場を一緒に構えるので、そこに集まる人たちの色々な人間関係をポジティブにつなげて多角的に広げてくれる場所になるはずです。
特に弊社は家族で来る人もいるし、職場の飲み会でも使える、友人やパートナーと来る人も多いし、一人で来ても常連同士で誰かしら顔見知りがいるような場所になりつつあります。
従業員にとっても、人間関係が希薄になりがちな仕事よりは、
チームでのクラフトビール製造や飲食サービス業は職場の人間関係の構築という点では良いのかもと思いました。
時間と注意を何にかけるのか、自分の命を何に差し出すのか、
これは買い物が投票と同じ、という感覚にも似ている。
自分の行動の一つ一つ、
誰と何をして、何を食べ何を飲み、何を感じるか、
一瞬ごとの選択の連続によって人間関係と幸せな人生が作り上げられていくのであれば、
その選択に自分たちのビールが選ばれることが、自分たちの幸せになっていくのかもしれないと。
ビールはただのアルコール飲料の一つだけども、
そのビールをいつどこで誰と何のために飲むのか、のほうが重要なんだなと思います。
一生で飲めるビールなんてせいぜい10,000リットル。
思ったより多くはない!
でもアル中は人間関係悪くするので気を付けましょうw
人間関係といえば箱の本。
あとはやっぱりこの古典本
あと何となく思い出したのはこれ。
とはいえ、人間関係って面倒ですね。頑張りましょう。