妙音とは?「法華経」を学ぶ、妙音菩薩品から存在の法則を悟る
妙音菩薩品には「法華経」の全体像、法則性が現されています
妙音菩薩品は仏教を学ぶ人にとって、一番重要であり、入り口であり
菩薩がなんであり、菩薩がなぜ生まれて来るのか、が解説されている章です
今回は『法華経』の骨格となる、
23章、妙音菩薩品について考えてみたいと思います
重要なキーワードと用語、内容の確認をしていきます
youtube「人間を越えた人のためのチャンネル」小宮光二さんの解説をもとに考察しています
妙音菩薩とは何か?
まず、妙音菩薩とは何か?を確認していきましょう
妙音菩薩とは?
【妙音菩薩 ガドガダスヴァラ】
結論から言ってしまうと、ここで言われる、妙音菩薩とは、
一人称の1人の菩薩のことではなく、
宇宙の始まる前の「真空」そのもの、
この宇宙の一切が妙音菩薩の化身なのです
何もない、真空である、あなたのことです
「空」が即ち妙音菩薩と言う法則性
妙音(ワンダーサウンド)
ゆらぎのエネルギー
振動数
精妙な、素粒子がもっとも小さな粒、消滅する寸前、の状態が、
妙音で「空」となり、最も小さな状態でありながら、全体を含んでいる状態にもなる
すべてである状態が、何もない、を含んでいる状態、これを「妙音」という、
これを「空」と言う、
〈妙音=真空=無=無限〉
✧お釈迦様のひらめき(眉間の光)
✧真空の中に言葉を生み出す力
✧妙音菩薩と言う言葉
✧真空が自らを理解するための言葉
✧真空のストーリー、自己認識作用
(自らが凡夫から成長して、解脱して、
阿羅漢(アラハン)→菩薩→如来となり
→多宝如来、真空に戻る
✧「無生法認」、何もなかったんだ、を悟る、
本当の自分を知るストーリー
法華経を語れ!という「命令」と、
広めます!という「誓い」、
虚空会の「授記」のストーリーがあったので
無限の思考、無限の宇宙が生まれる)
真空が自らが真空になるまでのストーリーを思考にする力
妙音菩薩のストーリー
【妙音菩薩品】のストーリーでは、
仏国土と娑婆世界を往復する次第が描かれています
妙音菩薩は
浄華宿王智如来の仏国土(9次元)から、
「現一切色身三昧」で、娑婆世界(3次元)に生まれてきて、
『法華経』を学んで、説き広め
[10次元、虚空会]
[11次元、真空の構造、多宝如来の遺骨の全体、(入滅した如来たちの集合体)]
を理解して、
自らが、(普賢菩薩)如来になる意志を固めて、仏国土に還っていくストーリーが描かれています
法華経を学ぶために、
如来の遺骨の全体を観るために
虚空会、授記の仕組みを理解するために
妙音菩薩は3次元世界に生まれてくるのです
妙音が観れることとは、
妙音の「本当の姿」が観えること
これを観る力が「観自在力」であり、これを観れる人が仏陀
観音とは、音を観る、妙音(真空)を観ていると言う意味
つまり、妙音菩薩とは、宇宙の始まる前の「真空」そのものだと教えています
形の無い、「意志」
「法華経」の教えを広めます!という、
誓い、意志(授記)
宇宙が生まれる前の何もない状態にある、真空の中にあった、「意志」とも言える
この「意志」(授記)があったので、ビッグバンが起きて、この宇宙が生まれた
『法華経』の「見宝塔品」と、「妙音菩薩品」が繋がると、
「存在の構造」と「法則性」が繋がり、
「本当の自分」とは、
何も無い、真空であり、同時に、
あらゆる一切のものが妙音菩薩である、ことがわかります
真空(無生法認)の変化した、化身が
妙音菩薩であった、
つまり、自分自身であった!と思い出します
「如来の全身が一塊になった状態」
=多宝如来(無限の如来たちが授記を授け終わって入滅した状態、
最高の真空の状態、私たちの未来世であり、真空の過去世です)
それは、多宝塔であり、真空、存在の仕組み
授記による[無限の始まり、無限の拡大、無限の終わり]誕生、維持、消滅が同時に存在する
授記による「法華経を広めます!」と言う、意志
=真空であり
=妙音であり、つまり、何もないと、全てがある! 「無生法認」
=本当の自分のこと!であった!
観自在力、心眼で、妙音、何もないと無限である、真空が観えること
これが、繋がった状態、悟ることが仏の悟りです
妙音菩薩の特徴
妙音菩薩は、過去世で多くの如来のもとで、法華経を学び、説き広め無限の三昧を会得しています
それが宇宙を創造する力
現一切色身三昧です
現一切色身三昧であらゆる世界を生み出し、
あらゆる姿を現して、
衆生たちに(教え)『法華経』を説く
他の無限の世界では、声聞の姿で、独覚の姿で、如来の姿で、
さらには、如来の遺骨を示す、
完全に平安の境地に入った自身を示す
この智慧が、宇宙が始まる前の真空が持っている仏の悟りのこと
妙音菩薩と言うのは、何もない真空であり、全てが妙音菩薩であり、
あなたのことです
妙音菩薩は仏の悟りそのものであって、それが、あらゆる世界をつくって、
あらゆる生命をつくって、そして教えを説くのです
この「法華経」、妙音菩薩品を読むことによって、宇宙の始まりを理解し、本当の自分を思い出し、
自らも如来となり、教えを説き、
弟子たちに授記を授け、
無限の宇宙、叡智、
悟りの教えを拡大し、
多宝如来(真我)を喜ばせ
無限の生命の救済者になり、
永遠の命の流れに入るのです
教えの重要キーワード
法華経の重要キーワードを確認しておきます
・「授記」(ジュキ)
・「現一切色身三昧」(げんいっさいしきしんざんまい)
・「無生法認」(むしょうほうにん)(=多宝如来)
・「法華三昧」(ほけざんまい)
・「多宝如来の遺骨の全体」
詳細は、noto「法華経の確信は授記」をみる
妙音菩薩は、この三昧によって、様々な者に姿を変え、あらゆる衆生に教えを説く
10章、11章、見宝塔品にも多宝如来が出現する。
これが、「如来の身体が完全な一体まま安置されている」と言うこと
多宝如来とは、全ての生命が悟りきった、
如来たち、あなたの未来世も含まれる
未来仏と過去仏の1人1人の全身(融通無碍の世界)、
全ての如来が、一塊になった状態、
つまり真空!
11次元の滅尽した状態、
何もない状態=無生法認=真空
存在の法則性=妙音菩薩の生き方
妙音菩薩品の Q&A
内容とストーリー
Q、妙音菩薩はどこから来たのか?
A.浄光荘厳と言う仏国土から、やって来た
仏国土とはどこにあるのか?
3次元世界のお釈迦様(如来)の教団、虚空会で授記をもらった状態が、仏国土。
無限の仏国土(10次元)の中にある、浄光荘厳世界という、仏国土(9次元)から来る
だが、、
別の答えは、お釈迦様の精神(真空の1つのひらめき)
何もない真空、お釈迦様の精神から生まれて来た、
お釈迦様の語られた妙音菩薩品の言葉から「法華経」に記述されて、無限の世界が広がっていった。
時空を越えている世界感!
あらゆる融通無碍に繋がった世界、、
無限の如来たち、、多宝如来、、
多宝如来の遺骨の全体、、
もっとも大きな無限、であると同時に、
自分は何もなかったんだ!
と認容する
「無生法認」
Q、妙音菩薩は、仏国土にいるにも関わらず、なぜ、汚濁のサハー世界に行くのか?
(人間として、3次元世界に生まれて来るのか?)
この答えは、僕たち生命が生まれて来る理由でもあります
A、自由自在にビッグバンを起こして、
「法華経」を学ぶために生まれてくる。
=「多宝如来の遺骨の全体」(無生法認)を見るために生まれてきます
妙音菩薩は、釈尊に「多宝如来の遺骨の全体を見たい」と言っています、
多宝如来の遺骨とは、過去の如来が残した、経典のこと、
つまり「法華経」を見たいと言っています
法華経の中身は、真空の構造(11次元構造)が書かれている、
この世界が生まれて来る原因である、
「授記」の教えを学ぶために生まれて来る
これが、何もない真空から、この宇宙が生まれて来る原因です
※多宝如来の遺骨の全体(無生法認、11次元構造)を、観るとは、
「法華経」を説くということ、
授記を授けること
「如来の遺骨の全体」
「多宝如来のご遺体全体」
→第5の教え「法華経」。虚空会の全容。
あらゆる未来仏、過去仏が集まった融通無碍に広がる世界。
仏国土(9次元)にいる妙音菩薩は何もしなくても良いが、過去に誓いを立てている、雲雷音王如来に授記を授かっているので、
また、サハー世界(3次元世界)に生まれ変わってくる
真空を理解するには、肉体を通して、言葉にして伝えられるのは、3次元世界だけ、
過去、現在、未来、3次元世界を通して、
10次元、11次元構造を理解することができる、
何も無い真空を言葉にできる
なので、妙音菩薩は、汚濁の3次元、サハー世界に生まれてくるのです
妙音菩薩は、第五の教え「法華経」、
存在の仕組み(虚空会、授記の仕組み、最大の無限)を、学ぶために生まれてきて、そして、
「法華経」を学んで広めて、7回生まれ変わって、これを繰り返し、如来になる
解脱して、菩薩になってからが始まり、この生まれ変わりのプロセスを歩むのが、妙音菩薩です。
妙音菩薩は、「法華経」(虚空会、授記)の仕組みを学び、如来になる準備をしているのです
Q、妙音菩薩は、サハー世界で何をするのか?
A、法華経を読みに来る
釈尊に会い、礼拝し、虚空会に参加する
多宝如来の遺骨の全体を礼拝し供養する(=法華経を広める)
妙音菩薩はあらゆる姿になり、衆生に教えを説く
Q、華徳菩薩が得た三昧とは?
華徳菩薩は、妙音菩薩品を理解して、
多宝如来とは何か、無生法認が何か、を理解して、
「正しい教えの白蓮」という「法華三昧」を得た。とあります
つまり、「法華経を他の世界でも広めます!」と誓い、その意志を得たと言うことです
華の徳を持つ菩薩、華徳菩薩は、法華経を聞いている、皆さんのことです
法華経を聞いて、真理だと気がついていることは、すごい徳なのです!
なぜなら、仏教に縁のない人は反応しませんから。
Q、文殊師利が質問します、
「妙音菩薩はどのような三昧を修行したのですか?」
A、釈迦牟尼如来は語った、
「それは現一切色身という三昧である」
妙音菩薩つまり、真空であるあなたは、
自ら現一切色身三昧(ビッグバン)を起こして、あらゆる姿になり、
「法華経」を学び広める修行をしているのです
真空の法則性を現す如来
妙音菩薩品には、4人の如来が、登場します
妙音菩薩品には、全ての如来が揃っていて
・雲雷音王如来は、→誕生の如来、妙音菩薩が過去に授記をもらった如来
・釈迦如来は→維持の如来、虚空会の娑婆世界にいる如来。
・浄華宿王智如来は→消滅の如来、浄光荘厳世界にいる如来
・多宝如来は→誕生・維持・消滅、全ては同時に存在
このように、4人の如来は、
誕生、維持、消滅の、3つの無限が現されている、、、
この、「3つの無限」の仕組みがポイントです、
これを繋ぐのが、法華経を理解する上で重要な「授記」です
授記に始まり授記で終わる、同時に始まる
1人の如来の「授記」から、無限に融通無碍に広がる「授記」がある
この授記によって、無限の3段階があるのです
授記と、多宝如来については、前回の記事ををご覧ください
参考動画
・"如来の教えの3つのキーワード!授記.無生法認.現一切色身三昧!このキーワードで妙音菩薩品を読む!" を YouTube で見る
・法話4 妙音菩薩とは何か!真空の中に言葉を生み出す力!存在のエネルギー!真空の独り言!真空が自らが真空になるまでのストーリーを思考にする力!" を YouTube で見る
koji,s Deep Max 小宮さんの解説
koji,s Deep Max 小宮さんの解説
最後に、、
皆さんは、妙音菩薩の姿が見えたでしょうか?
妙音菩薩が、なぜ仏国土から、
3次元の娑婆世界に生まれて来るのか?
わかりましたか?
このように、真空の化身である妙音菩薩は、
「法華経」を学ぶために何度も、
この世界に生まれて来るのです
この法に従って生きることが、
生命の目的であり、仏の意志であり、
自分を知りたいという、存在の自己認識作用だからです、
もちろん生まれて来るか、来ないかは、
あなたの自由です(笑)
この妙音菩薩が観える力、観自在力によって、
妙音を観る、何もない真空を観ることが、
仏の視点であり、如来の悟りです
観自在力をフルにして、「妙音菩薩品」を読んで写経していきましょう
心の眼、心眼で、妙音をみることで、
本当の自分の姿が、観える
「法華経」に気がついて、
「法華経」を読み、書き、考えて、憶える、
他の人に説明する
真空の構造と法則性を理解して、
解脱して、授記を授かり、あらゆる世界で「法華経」を広める、
妙音菩薩として
この存在の仕組み、法則性に適った生き方で、
本当の自分を思い出す「さとり」の旅路を、
如来の遊戯を、、
一歩一歩、この上ない、完全な悟りへの道を歩んでいきましょう
今回も読んで頂いてありがとうございます。
You Tubeで朗読もしています☆
"妙音菩薩品から存在の法則を悟る" を YouTube で見る
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