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勝てるワークを記録していきます[前半戦]

こんにちは。小島先生と申します。
何かの先生をしているわけではないですが、職場でのあだ名が何故だか「小島先生」なので、良かったらそう呼んでください!

私は現在、会社でWebデザイン(とWebディレクター)を中心にしており、案件があればDTPデザインもしています。未経験で始めてからもうすぐ4年くらいになりますが、まだまだポンコツで自信がありません。

そんなとき、前田高志さんがこんなnoteを書いていました。

絶対応募したい!!!と思ってハイペースで2月末からワークをやり始めたのですが、3月半ばに思ったこと、「お…終わらない…泣」
日頃、私の時間はほぼ仕事で埋め尽くされており、最初は睡眠時間を削りながらもやっていましたが、仕事中も眠くなるということが多々発生し、これはいけないと思い断念しました。
でも、ワークを途中まで進めて思ったことが、「これは気づきや学べることが多すぎる!」だったので、ワークを途中で辞めてしまうのはもったいないし、自分自身が許せなかったので、勝てるデザイン養成ギプスに応募できなくとも最後までやり遂げることを目標に頑張ることにしました。

※完遂とか言ってますが、SNSでのぶっとんだ名刺を作らせてもらえる人の募集は今回はやらず、身近な人にお願いして作りかけています。
もしまたこういう機会があれば思い切ってSNSで募集しようと思います!

私の経歴を簡単に紹介
私も美大卒とかではなく、全く違う世界から突然デザインに飛び込みました。
もともとはデザインではなく、ピアノ中心の生活を小さい頃からしていて、高校は音楽科卒、そして音大卒で、新卒で就職したのは楽器店です。
でもピアノは心の底から好きかと聞かれるとそうではなかったので、小さい頃から何が好きだったかを振り返り、何かを作ることやデザインが好きだということに気づき、25年以上続けてきたピアノを思い切って辞めて、デザインに全てを注ぎ込むことにしました。
現在の仕事はどちらかというとWebが中心なのでグラフィックデザインは苦手です。グラフィックデザインはデザイン前半を学ぶ中での基礎のような気がして、もっとちゃんと学びたいと思ったのが今回チャレンジした動機でした。(途中で挫折しましたが…)


勝てるワーク01~07

長〜いnoteになりますが、ワークの記録を書いていきます。


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さあ、まずはワーク01の色彩センスを身につけろ!です。
1つ目のワークからなかなかハードですが絵の具なんて久しぶり!とちょっとワクワクしながらスタートしました。

1枚目

1枚目

塗り始めたときのテーマは「トロピカル」でした。
どこから塗り始めるべきなのかもわからず、縦2列目からスタートしています笑
最初はトロピカルで塗り続けれるかなと思ったのですが、だんだん雲行きが怪しくなってきて、そもそも絵の具を混ぜれば混ぜるほど色は濁るに決まっているので(いつか勉強した減法混色が身に染みた)、トロピカルのような鮮やかな色を作るのは結構難解だということに途中で気づき、テーマは崩壊していきました…

とにかく色んな色で塗ってみよう!と思って、ハレーションに気をつけながら(でもハレーションある…)、途中は色の暴走がおさまらなかったですが、何とか塗り切りました。
1枚目が一番疲れました。どうして良いか分からないし、色も思うように作れずどれだけ絵の具を無駄にしたか…という感じです。

でも完成させてリビングに置いておいたら旦那さんが「なにこれ〜すごいね〜」と写真撮ってたんで、汚いとは思われていないようで安心しました。

2枚目

2枚目

1枚目のトロピカルで反省をし、2枚目は「和」をテーマにしてみました。
塗り方もちょっと変えて全体のバランスを見ながら同じ色を2~3ヶ所ずつ塗っていくという方法にしました。
う〜ん…なんかパッとしないですね。全体的に同じような色が多くなってしまいました。1枚目で色んな色を使いすぎたのかと思って、2枚目は色数を抑えてみましたが、使う色なのか、塗る場所なのか、あまり美しくないです。
何ならまだ1枚目の方が個人的に気に入ってます。

3枚目

3枚目

3枚目のテーマも同じく「和」です。
2枚目と全体的な印象は似ている気がしますが、まだマシなのかな…?
上から順番に塗っていきました。
1枚目2枚目よりは確実にちゃんと考えながら進めていけたということと、色を作るのが早くなりました!

ただ、ワークでは最低3枚と書いてあるけど、全然しっくりきていないので、もっともっとやらないと確信的な成果を感じられないのでは…と思いました。前田高志さんも20枚以上はやったって本に書いてありましたし…

今回は全体のワークに期日があるのでこのまま次のワークに進みますが、色彩感覚はデザインしている中で結構悩みの種なので、もう一回戻ってきて納得するまでやってみたいです!



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さて、次はワーク02!このワークは去年やり切ってたので、そこにおよそ100ピン追加しました。

デザイン集め1日目

この日は休日だったのでデザインを集めることに全力を尽くしました。
お店に陳列されている商品のパッケージを撮影するという目的でお店をまわり、陳列棚の隅っこや隙間に置かれているリーフレットはなるべく持ち帰るようにし、そしてチラシを集めるために美術館へ行き、移動中の電車やバスではピンタレストやGoogle検索でひたすらデザインを集めていきました。
あとは過去に集めたチラシやリーフレットが家で眠っていたので掘り返してピンタレストに保存していきました。
頑張ったけど確かこの日で500例くらい集まったかな、という感じでした。
1000例って・・・結構集めるのが大変だということに気づきました。
ひたすら集めてたけど、よく考えると自分自身がある程度「好き!」と感じるデザインを選んでいたので、本当に無作為に集めるが出来ていればもっとたくさんの数が集まっていたかもしれません。

デザイン集め2日目と3日目

普通に仕事の日だったのでお店をまわることは出来ませんでしたが、オフィスにあるお菓子のパッケージの写真を撮ったり、昼休みや仕事終わりにはドラックやショッピングモールへ行き、またまた商品のパッケージを撮影していきました。
そしてスキマ時間や帰宅後にはまたひたすらピンタレストでデザインを集めました。

余談ですが、お店で商品のパッケージをパシャパシャ撮影するのは不審者と間違われないかとちょっとドキドキしていました。
iPhoneに静音カメラのアプリを入れて撮影しやすそうな商品を見つけては「この商品気になるわ!ちょっと写真撮っとこ。」と考えている人オーラを出してさりげな〜く撮影していましたが、きっと怪しい人でしたよね。。


このワークを振り返って

たくさんのデザインに触れることが出来てとても楽しかったです。
自分の足で集めたデザインは、ほぼ商品パッケージになってしまいましたが、こんなフォント使っているんだなとか、こういうあしらいアリなんだとか発見がありました。
デザイン収集目的でお店をまわることは今までになかったですが、「デザインを集めるぞ!」と決めて過ごした休日は予想以上に楽しかったです。

集めた1000例を見返すと、ほぼピンタレストで集めてしまっていると感じました。あんなに歩き回って集めたのに自力で集めたデザインが割と少なかったです。あと、せっかく電車やバスで移動していたのならば掲示されている広告にもっと目を向ければ良かったと反省です。
このワークを終えた直後は、生活の中で接触しているデザインに自然と目がいくようになっていましたし、あ!これいいな、と印象に残るデザインを発見すると写真も撮るようになっていました。
ですがこの熱は長く続かず、現在はアンテナの張り方が以前の状態に戻っているので、再び意識することにします。



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勝てるワーク02で集めた1000個のデザインからマイベスト10とマイワースト10を決めていきます。
ピンしたデザインは基本的に「良いな!」と感じたものがほとんどだったのでワーストを見つけるのに苦戦しました。


マイベスト10のデザイン紹介

まずは60デザインくらいに絞り込んで、その中から10デザイン選びました。

マイベスト10


マイベスト No.1 

カルピス“水玉通信”ポスター
全体的に散りばめられた奥行きのある桜吹雪と、背景の文字(歌詞)が女性(永野さん)を包み込むようにして風のように吹き抜けていくデザインが、臨場感もあれば爽やかさや風に包み込まれる気持ち良さが伝わってきて眺めていてとても心地が良いデザインだと感じました。文字は所々透過で調整してあって、全体の印象に透明感があるのも好きです。

このポスターはカルピスウォーター新CM(2020年)が公開される際のスペシャルポスターで、このご時世なのでお家にいるみんなにもこのポスターが見れるよう、Twitterで公開されたものだそう。

マイベスト No.2

ケンタッキー周年記念広告
真っ赤な色づかいが新聞広告としては印象に残るだろうなと思いました。床も壁もワンピースも、ケンタッキーのロゴの赤で揃えているけれど、壁の粗めのテクスチャや、高畑さんが着ているワンピースがフワッとしてて柔らかい印象なので、インパクトがあって目を引くけど、印象としては優しいので良いバランスだと思いました。手書きの「今日、ケンタッキーにしない?」がこの広告の中の一番のスパイスだと思いました。

マイベスト No.3

サントリービール株式会社新聞広告
ビールって明るいイメージや男性的なイメージが個人的にありますが、背景の柔らかいグラデーションが印象的でした。ビールが中央に配置されていて、泡も大胆で目を引きますが、グラデーションの色味と使用されている明朝体からは上品さや静かな落ち着きだけれど強い決断が感じられます。
この広告のコンセプトはわからないですが、私だったら背景とフォントにこんな繊細なものを選ぶ勇気はなく、安易にインパクトある印象を受けるフォントなどを選定してしまうと思います。

マイベスト No.4

スシロー難波店オープンポスター
シンプルで、「回転中」の文字にインパクトがあります。(しかも「開店中」とかけてますよね笑)
シンプルさも個人的に好きですが、よく見ると、「回」の字はお皿からお寿司を食べるビジュアルと掛け合わせているし、開店時間の情報の仕切りのあしらいにレーンが使われているのも面白いなと感じました。

ちなみに、エスカレーター周りもかなり大胆な広告で埋め尽くしてたようです。その販促物の中の1つのポスターのようです。

マイベスト No.5

福島観光物産交流協会ロゴマーク
形がきれいだな、と感じてマイベストに選びました。
小さいサイズでも視認性がありますし、拡大すると「ふ」の角の丸み具合が良い感じなので美しいなと思いました。シンメトリーで安定感があり、赤のアクセントが印象的です。ふくしまの「ふ」をモチーフにしているんだな、というのは一目でわかりましたが、ロゴに込める想いや意味を上手に整理して、それを無駄なく形に起こすことは私はいつも苦戦するので、こういうのは参考になります。

マイベスト No.6

品川庄司漫才初全国ツアーポスター
色使いがパキッとしているのでインパクトがあり、かつ、おしゃれなデザインだなと、第一印象で目を引きました。よく見ると、黄色背景とそれ以外の背景のところでフォントが明朝体とゴシック体に分かれていてユニークですし、スーツも黄色背景のところは着用していない写真で、漫才のチラシならではなのか普通ではないデザインの処理をしていて面白いなと感じました。

マイベスト No.7

ポカリスエット(大塚製薬)広告
1000デザインを集めていて、2分割の広告って意外とたくさんあるな〜と思っている中、このビジュアルの対比はかなり印象に残りました。女の子の眼差しに最初は目線が引き込まれますが、キャッチコピーの「自分は、きっと想像以上だ。」の表現なのか、ありえないくらい長いスカートがなびいていて、面白かったです。あと、真っ青な青空背景も好きです。

マイベスト No.8

橋本環奈主演の映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』ポスター
マイベストNo.1もですが、私はピンクや桜吹雪が好みなのかもしれません。このポスターも第一印象は「おしゃれだな」で目を止めました。文字はピンク色、桜吹雪も薄いピンク色だけど、写真は青みがかってコントラストの強い加工なので、私では思いつかない世界観の作り方だなと思いました。橋本環奈さんが持っている透明感のある雰囲気を上手く使っているな〜とも感じました。

マイベスト No.9

新潟市「水と土の芸術祭2015」のポスター
背景にある青と赤の象徴と「水と土の芸術祭」のタイトルの上にちょっと水で湿った土が大胆に落とされていて印象的でした。この土の質感をついついじーっと眺めてしまいます。

マイベスト No.10

秘展 めったに見られないデザイナー達の原画チラシ
全体の色のバランスや、レイアウト、余白などが洗礼されてて綺麗だなと思いました。これだけの情報が記載されているけれど、うまく強弱がつけられていてとてもシンプルなデザインで見惚れてしまいます。容器の光が当たっているところと影のところのコントラストもこのレイアウトにハマるちょうど良い加減で素敵です。「秘」の濃いピンク色、ちょっとかすれた質感についつい目がいきます。


マイワースト10のデザイン紹介

まずは1000デザインから40デザインほどに絞り込んで、そこから選びました。
冒頭でも書きましたが、基本的に「良いな!」と思ったデザインをピンした中から選んでいるので私としてワーストと決めてしまうのは申し訳ない気持ちですが、私だったらこうするのになとかちょっと違和感感じるかもと思ったデザインを選んでいます。
あくまでも個人的な意見なのでお許しくださいませ…

マイワースト10


マイワースト No.1

Instagramの投稿画面風で面白いなと思いましたが、チラシ四辺の縁と写真の大きさやレイアウトの仕方が余白をほぼ取ってないので微妙な印象を受けました。あと写真の上に細い明朝体でキャッチコピーが置いてあるけど可読性もなければ、写真も台無しにしている気がします。個人的にはもっと良いレイアウトがあったのではと感じました。

マイワースト No.2

配色も良いし、整ってるとは思いますが、要素と要素の余白の取り方や文字のレイアウトの仕方がしっくりきません。
青背景のところは横幅と縦幅を揃えるために「ポイント」の字間が広く、「お買物」「最大」は行間が広くて、全体的にバラつきを感じます。薄い黄色背景のところは、情報整理と見せ方次第でもっと分かりやすくなると思いました。

マイワースト No.3

雑貨屋さんに置いてありそうな可愛いパッケージで、女性ウケしそうで良いが、第一印象で感じたのは「情報が分かりにくい」です。商品とイラストを絡めたデザインなのに肝心の商品が白背景に白で目立ってない。。ここは思い切って青背景にするとかで商品が際立つデザインにすると、もっと情報も整理されてくるのではと感じました。

マイワースト No.4

よくある鉄道会社のチラシですが、写真はこれしかなかったのかな、が第一印象でした。構図が微妙なのか、人物の位置や大きさがなんだかしっくり来ないのと、鳥居も中途半端に切れてて城下町の魅力が伝わってこないような、、という感想です。写真の上に配置している情報のレイアウトやデザイン処理も微妙な印象を受けました。

マイワースト No.5

「ガバッとかぶせる!」の文字は目立ってて良いのですが、かぶせてる写真が見にくくて(しかも商品写真の上に文字が丸かぶりで)伝わりづらくなっているのかと感じました。その下にかぶせる手順が写真付きで書かれていますが、レイアウトする位置と青ふちや白ふちのあしらいもなんだか微妙な印象でした。

マイワースト No.6

全体的に清潔感のある整ったデザインだと思いました。しかしフォントのウェイトと字間、行間が洗礼されたイメージで配置されていますが、まとまりや安定感がない感じがして、パッケージとしてちゃんとアピール出来ているのだろうかと思いました。

マイワースト No.7

ピンタレストにロゴのコンセプトが書かれていて、なるほど、とは思いましたが、私の第一印象としてはあまり特徴がないロゴといいますか、オリジナリティやアクセントの足りなさが感じられないので「どこでも使えそうな普通のロゴだな」と思ってしまいました。

マイワースト No.8

商品写真が大きく配置されていて全体のレイアウトも整っているデザインだと感じましたが、フォント選定だけ申し訳ないですが私の好みじゃなかったです。メニュー名のフォントは可愛いけれど大きくほぼベタ打ちで使うと、間抜けな印象を受けてしまいました。

マイワースト No.9

このパッケージは全体の印象は可愛くてつい手にとってしまいますし、パッケージの形も特徴的で(ミルクのイメージ?)とても好きなのですが、「ストロベリー」より下の成分などが記載されている文字が多い箇所だけもうちょっと見やすい方法はなかったのかと思いました。

マイワースト No.10

これもよくある鉄道会社のチラシですが、まず視線の流れがあまり考えられていないレイアウトと感じ、あとあしらいやフォントウェイトが微妙で、タイトル意外のところは視認性が低いと思います。背景のグラデーションと写真の明るさなどの加工もイマイチな印象を受けました。


このワークを振り返って

グラフィックデザインを見る良い機会になりました。これまではWebデザインを集中的に観察していましたが、グラフィックも知ることでWebデザインの観点や引き出しも増えていくと感じました。
あとマイワーストの感想を書いているときに思いましたが、私自身が作っているチラシデザインなども、誰かのワースト入りするくらいのクオリティ何だろうな、と思いました。マイベストとマイワーストを選ぶことによって、良いと感じるデザイン、微妙さを感じるデザインそれぞれ気づきがありましたので、今後のデザインに活かしていきたいです。



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ワーク02で集めた1000デザインの中から、必殺技になりそうなデザインをまずはひたすらピンしていきました。
気づけば150近くのピンをしており、そこからまずは10個を厳選しました。せっかく必殺技に選んだので今後のデザインに取り入れていけたらな〜と思ってます。
必殺技の名前を考えるのは苦手だったので、つまらない名前ですがご了承くださいませ…

デザインの必殺技10


01 天地に帯を

パッケージやチラシなど、上下に背景や帯、あしらいのラインを置くことで、全体のレイアウトに安定感が生まれる。

02 そこだけ色違うやん

デザイン面積のほとんどがモノクロで構成されているが、ワンポイントで彩度の高い色を持ってくるとビジュアルも美しいし、重要なポイントに目がいく。

03 パンパカパーン

ピンしたものはグラフィックではなくてバナーですが、この手法はキャンペーンや明るく楽しい雰囲気を出すときに色んなところで使えそう。
最近、町中でもパンパカパーンを使ったポスターを見かけたが、写真とってないです…

04 真ん中の線オシャレっちゃう?

「COLD BREW」の文字の真ん中がくり抜かれていて、この文字のあしらいはおしゃれだなと思いました。文字自体にかすれの処理がされていますが、それとの相性が良いです。

05 はいカット!

「梅」の文字の線が重なり合っているところに少し切り込みを入れて、その隙間を調整して…と思われる処理がされています。ただフォントのまま文字を置くのとは違って、こうすることで特徴が出て目線に引っかかりがあるというか、飽きさせないというか。そしておしゃれになりますね。

06 キットカラフル

文字の線が交わるところを切って、さらに文字をパーツごとにカラフルに配色する技です。これをやるとポップで楽しい印象になるから、いつかやってみたいと思いながらも、まだデザインに取り入れたことがありません。

07 直線作字

作字はやったことがないですが、「直線」という武器は割と使いやすそうに感じました。モリサワさんやフォントワークスさんのフォントも見ていてうっとりしてしまうものが多いですが、たまにはその文字をいじったり、それを元に作字できるようになるとバリエーション増えるしクオリティも高くなるだろうな〜と思っています。

08 ぷくっと反射

文字の斜め上から光が当たっていると想定して、光が反射していると思われるところに白いラインを入れると、文字に立体感が!文字がぷくっと出ている感じですね。影を入れる技はよく使いますが、光は入れたことないので使ってみます!

09 可愛さ倍増!縁どり

文字に濃い縁どり線を入れるのは、結構強い印象になるので、入れどころが難しいですが、ポップや可愛いテイストとの相性は抜群ですね!

10 やっぱかすれ文字やね!

文字にテクスチャを入れるときによく使われる、かすれ文字。これ使うだけでただ文字を置くだけとは違ってインパクトであったり、おしゃれな印象を引き出せるので良いですね〜!


このワークを終えて

デザインの必殺技を見つけるって、とても良いアイデアだな!と思いました。必殺技を集めれば集めるほど、自分の引き出しが増えるので、デザインの幅がめちゃくちゃ広がるでしょうし、デザインするスピードも速くなると思います。必殺技はできれば自分の中で引き続きどんどん増やしていきたいです!
まだワーク04までしかやってないですが、ためになるものばかりで驚いてます。



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ワーク05はセンスがいいTシャツをPinterestで集めて、最終的にはTシャツデザインを完成させるというものです。
私、Tシャツデザインって1つやったかやってないかくらいの経験で、しかも普段からTシャツを着ないので何がおしゃれかも分かりません。
唯一、ユニクロUTの吉田ユニさんとのコラボTシャツは1枚だけ持ってて寝巻きにしていますが、自分自身がTシャツを着て外を歩くときはどんなTシャツを着たいのだろうかとか、全くイメージが湧きませんでした。

そんな不安な気持ちからのスタートです!


Pinterestを使って自分が思う「センスがいいTシャツ」を大量に集める

とりあえず、300以上のTシャツのピンをしてみました。

集めてみて思いましたが、私は結構タイポグラフィに目がいくようです。
イラスト系は自分があまり好みじゃないせいか、いくつかピンをしましたが「着たいか」と言われると微妙です。


様々な「センスがいい」を言語化する

言語化はなかなか難解でした…
普段Webデザインばかり眺めていて、たまにチラシのデザインを、という感じなので、Tシャツの「センスがいい」が本当に分かりません。
そもそもTシャツを着ることが好きじゃないのが問題かもしれません。

どうやって言語化しようかな〜と考えたときに思いついたのが、
いつもWebデザインするとき、参考サイトのスクショを集めまくるのですが、

・同業他社
・レイアウト
・カラー
・フォント
・装飾

でそれぞれの要素で参考になるデザインを集めています。
ならば、Tシャツのセンスがいいも、それぞれの要素で考えるとやりやすいのではないかと思って、レイアウト、カラー、フォントの3つに分けて考えてみました!



レイアウト編

全体のレイアウトだったり、今回はタイポグラフィなデザインが多いので文字組みもあわせて「レイアウトのセンスがいい」を30個くらいに絞り込み、その中のいくつかを言語化していきます。

レイアウト言語化01
横向きの写真の上に被せるように太めの線で縦長の長方形が重ねられている。写真は犬と犬?がおでこを合わせているものかな?(よく見えない…)縦長長方形を置くことによって写真の一番見てほしいところに目線が誘導される。しかも要素を重ねるデザインはおしゃれになるので、上手な見せ方だと思いました。


レイアウト言語化02
これもなんの写真かよく分からないですが、様々な文字の置き方が良いと感じました。一番上のDISTRICT_5はアーチになっていて、フォントウェイト太めの字間たっぷりなのでスタイリッシュでおしゃれです。
BROOKLYNは広い面積を使って斜めに走っていて写真のところは白黒反転していて、これはフォント選定も良いのでしょうが、このテキストがメインだという見せ方が上手いし、斜めなのに周りの要素のバランスとの兼ね合いが良くて安定感があります。
左の方に縦書きもあって様々な文字の組み方を見せているので、リズム感もあるし、やっぱりおしゃれ!と思いました。


レイアウト言語化03
細かく言うとTシャツではないですが…
真ん中に大きくメインのテキストを持ってきて、右上と左下に小さめのテキスト2~3行を配置しているこのレイアウトが好きなので選びました。
なんでこのレイアウトが心地よいのでしょうね、メインとサブの強弱が思いっきりついているのでサブテキストがより洗礼されて感じると言うことと、シンメトリーじゃなくてあえて斜めに配置することで変化がつけれているので、そこを「おしゃれ」と感じるのではないかと思いました。


カラー編

配色が良いなと感じたTシャツをまず30個ほどに絞って、その中からいくつか言語化しました。

カラー言語化01
この色は個人的に大好きです!(ショッキングピンクが本当に好きです)
モノクロの鯉にビビットなピンクを重ねているので、よりピンクが目立っている感じがおしゃれです!ピンクの四角の中の文字もモノクロで入っていて、全体のデザインのバランスが取れていると思います。
これはピンク以外のビビットカラーを入れてもカラーが際立っておしゃれになると思います!


カラー言語化02
これもTシャツじゃなくてごめんなさい…
さっきのビビットカラーとは打って変わって、淡い色です。
このデザインを見て感じたことが、水色にピンクって合うんやな〜でした。ピンクの方の明度が高くなっているからバランスが取れているのかもしれませんが、結構広い面積で水色とピンクだったので意外性があったと言いますが、こういう配色もあるんだなと思いました。
水色のトーンが落ち着いているので、全体の印象は落ち着いていて良いと感じましたし、ここに明るいピンクを入れることで、全体の印象を明るくしているので、良い具合の落ち着き度だと感じました。


カラー言語化03
このデザインはカラーが多めに使われていて、そこが可愛いな〜と思いました。テキストは真っ黒なので、カラフルなラインがアクセントになってよりおしゃれに感じるのと、ラインの太さも絶妙だと思います。on a rainy dayの高さに合わせているんだと思いますが、このラインが太すぎても邪魔だし、細すぎるとこの「可愛い〜」と思うバランスが生まれないのではないかと感じました。黒+ほどよいカラフル は落ち着きはあるけど飽きさせないおしゃれなバランスです。


フォント編

おしゃれやな、と思うフォントが使われたTシャツを40個ほどに絞って、その中からいくつか言語化しました。
Tシャツのおしゃれさはフォント選定にもかかっている気がします。

フォント言語化01
太い縦線と、めちゃくちゃ細い横線のラインが特徴的なフォントで、それを真ん中に大きく配置されることによって、フォントの美しさが良く見えますし、下のテキストとの大きさの対比から、より上のメインテキストが際立ってて良い感じです。


フォント言語化02
手書きで書かれた文字が四角の枠からはみ出ていて、デザインの崩し方が大胆ですが、四角の枠と被っている感じや、手書きのダイナミックさがおしゃれさや視線がいく理由となっている気がします。その下のテキストのフォントも丸々としていて可愛いくてそれに、ここはウェイト細めなので、手書きの文字との対比バランスが大胆で良いです。


フォント言語化03
セリフ体は可愛さを裏切らないですね。
1枚目と同様、縦の線幅と横の線幅の太さにとても差があるフォントです。このTシャツも大きく文字が配置されているのでフォントの美しさがよく見えてうっとりします。私の好みの定番なのでしょうか、メインテキストとサブテキストの大きさの対比が大きくて、それを心地よいおしゃれだと思う傾向にあるようです。あと、このTシャツは縦書きも混じっているので全体にリズム感が出ていますね。


Tシャツにラフデザインの紙を貼ってできれば外を歩いてみる

すみません、外は歩いていないですが、ラフデザインを実際に貼って検証しました。
私は普段Tシャツを着ないので、なんならTシャツが嫌と言いますか、Tシャツはなんかダサいという印象がありまして…(似合わないだけかもしれない)。それならば、自分が着たい!と思う、思いっきり自分好みに寄せたTシャツを作ることにしました。

「センスがいい」を言語化して気づきましたが、

・セリフ体が美しく見えるデザイン
・メインとサブの対比
・カラーを入れるならワンポイントでビビット

が私の好みのようなので、この3ポイントをデザインに取り入れていきます。

ひとまず、デザインを作ってみました。テーマがなかなか思いつかず、う〜んう〜んと考えて、もうすぐ春なので「菜の花」を用いてデザインを作ることにしました。

Tシャツa

Tシャツb

菜の花をAdobe frescoで描き、セリフ体を大きく美しく見せたかったのでdidotを下記テキストでたっぷり使いました。

Brassica rapa → 菜の花
The language of rape blossoms is "cheerful" and "brightness" → 花言葉は「快活」「明るさ」
Spring is coming soon → もうすぐ春ですね

菜の花の花言葉は「快活」「明るさ」ですが、今回はTシャツデザインが初めてですし、まずは自分の好みに思いっきり寄せる!を第一に置いていたのでシックでシンプルにしました。
モノクロバージョンと、ゴールドっぽい色をアクセントに入れた2パターンのラフを作成して印刷しました。

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Tシャツ試しばり

デザインを作っているときは、「ゴールドアクセントパターンの方が絶対ええやん!」と思っていましたが、印刷してみると意外にもモノクロパターンも良かったので、星マークの2つのサイズ感で迷い、最終的にはモノクロパターンに決定して少しブラッシュアップ(主に字詰め調整)をして完成させました。

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このワークを終えて

私の会社に、カッコ良いおしゃれなデザインを作るデザイナーさんがいるのですが、前職はTシャツのデザイナーでした。私はタイポグラフィとか、おしゃれやカッコ良いビジュアルを作るのがとても苦手です。見た目が美しいと感じるデザインが作れないのです。
このワークをしていて気づいたこと、私はWebデザインから入ったけど、グラフィックも極めれば出来ることの幅も広がるし自分のデザインのクオリティも上がるのではないかと思いました。
これまでグラフィックから逃げてた自分がいるかもしれません。そのことに気づけて良かったと感じるワークでした。


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私の苦手な造形センスを身につけるワークです。
B3ケント紙に30cmの正方形を書いて、その中に四角形か正円の黒ケント紙を貼っていきます。
今回は3枚ともピアノの音をテーマにしました。

1枚目

1枚目

ピアノの幻想的な和音が広がっていくイメージで貼ってみました。
ぱっと見クラッカーがパーン!てなったように見えますが…
全体的なバランスや、細かいパーツが広がっているこの1枚目は結構気に入っています。
余談ですが、細かかったのでめちゃくちゃ貼るのが大変でした…手にノリがくっついてくっついて。。

2枚目

2枚目

今度は低ーい重低音が鳴り響いているイメージで貼ってみました。
割とこれもバランスは整っているように見えるのですが、実際のところどうなのでしょうか。

3枚目

3枚目

この3枚目は一番よく分からないものが出来上がりました。ピアノ曲の演奏をイメージして貼ってみたのですが、3枚目は部屋に飾りたいとは思えません笑


このワークを終えて

3枚とも、平面での世界で考えてしまっていたな〜と思います。奥行きとか全く考えていませんでしたし、妙に整いすぎている気もするので、もう少し崩したり、余白をもっと上手く使って風通しの良い空間を作ったりとかが出来るようになると良いのかも、と思いました。本当はこのワーク、納得がいくまでやらなきゃいけないですが、一旦3枚にして次のワークに進みます。


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自分に対してヒアリングして、自分らしさを引き出して、コンセプト立てとロゴ作成をするワークです!自分の好みに寄れそうで楽しみだな〜と思いながらワークを進めました。


独自のヒアリングシートを作って、自分で回答する

独自のヒアリングシートを作って(ポイントは過去・現在・未来から変わっていないことが本質)というところが割と難しいなと感じました。
でもとりあえず難しく考え過ぎないようにして、自分の本質が思うがままに出てきそうな質問をどんどん自分にぶつけてみました。

今回は、デザイン会社が事務所の一部として所有している仕事場兼カフェのコンセプト、タグライン(ブランドの定義)、ロゴを考えました。
なぜ仕事場兼カフェなのかと言いますと、私自身がこんな場所や環境で仕事をしたいな〜となんとなく頭に思い描いているものがずっと前からあって、でもそれを言語化したことなかったから、この機会に具体的に想像すると面白いな〜と思ったからです。

仕事場兼カフェですが、基本的にこの場所を使うのはこの場所を所有しているデザイン会社という設定で考えました。(これは私の理想の塊です…!)


タイトル1

何をしている会社?そしてどんな会社?
クリエイター全員が楽しんで仕事が出来ている会社。
Web制作、動画・プロモーション、写真撮影、ブランディングDTPの制作、冊子の制作など、デザインやブランディングに関わるクリエイティブな仕事をしている。基本的にクライアントワーク。

1つ1つの案件に丁寧に向き合う、ハイクオリティで提案する、クライアントにとって必ずプラスになるように、笑顔になってもらえるような提案が出来ている会社。

みんなで1つのものを作り上げている感じで、とことんクリエイティブを追求している人たちの集まり。

どんな雰囲気の会社?
みんな仲が良い。みんな常に成長しようと努力しているので全員が高め合えてる。とても明るい雰囲気の会社で、みんなその場所が好きだし、みんなのことを尊敬しあっている。

会社として得意なデザインや分野は?
基本的にデザインはどんなテイストも可能だけど、商品やコンセプトを大事にしているクライアントさんが多いイメージかな。
ブランディングが得意な会社で、そこからロゴやWebサイト、動画制作やパッケージデザインとかに広がっていく感じ。

社員の年齢層は?
20〜40代

会社の将来のビジョンは?
この会社だから選んでもらえる、このデザイナーさんに依頼したい、という
個々と会社全体の強みからクライアントに選んでもらえる会社。クオリティを求めているから値段は決して安くはない。あとは一緒にクリエイティブにチャレンジしてくれるクライアントがいるといいな。
外から見ても中から見ても楽しそうだな、楽しいなと思える会社。


タイトル2

どんな空間でどんな場所?
カフェは広い空間で外の景色が眺めれる。
無駄なものは置いていなくてシンプルだけど、材質は温もりが感じられるもの。
いつも掃除が行き届いてて、いつも清潔で綺麗な場所。
観葉植物もある。
色んな席がある。カウンター席、ソファ、テーブル。
気が散らない音楽が流れていて、人々の会話も耳に入ってくる。
パソコンの電源はどの席にもあるし、モニターも用意されている。
カフェカウンターではいつでも飲み物や軽食が購入できる。
場所は街中だけれど、公園とかが近くにあって、外の景色にも緑があるところが良い。
The事務所!という場所での作業は嫌だ、常に心地よい空間、おしゃれな場所で作業をしたいという社員の要望から生まれた。

なぜそのような空間が良いのか
デザインを考えるとき、広々と解放された空間で、日の光が入ってくる、整理整頓された掃除も行き届いた、席の縛りがない、自由な環境の方がストレスはたまらないし、インスピレーション湧きやすそうだし、とにかく居心地が良い方が頭がリラックスして一番良い状態になりそう。

そこでの仕事は何時から何時くらい?
時間の縛りはなくて、自由に出入り。仕事する場所も別に外でもOK。
6:00か7:00くらいから仕事スタートして、外が暗くなったら帰るというスタンス。


タイトル3

ワクワクするときはどんなとき?
美しい建造物を見たり、素敵なデザインを見たりして、それを周りと共有できるとき。デザインについての話で盛り上がるとき。綺麗な写真が撮れたとき。
あと、おしゃれしていると、ワクワクするし、気も引き締まる。

気持ちがリフレッシュされるときは?
カフェで一人の時間を過ごしているとき。

どんな人が好きか
性格はまったりしていて優しくて癒し系だが、仕事はテキパキできる人

休みの日は何をしたい?
行ったことのない美しい建物のところとか、美しい空間のカフェとかに行きたい。
デザインにこだわっているグッズ(スイーツとか、パッケージのクオリティが高いやつとか)を買って、写真も撮って一人でテンション上がる。

得意なデザインや好きなデザインは?
柔らかいイメージ、優しいイメージ、女性向け・幼児向けのデザインが比較的得意。タイポグラフィやイラストのクオリティが高いもの、セリフ体が美しいもの、上品なデザインが好き。カジュアル要素が入ってくるとちょっと違う。

逆に不得意なデザインやあまりビビッとこないものは?
男性的なデザイン、カッコイイデザイン、勢いのあるデザイン。


お店(or会社)の名前やターゲットやコンセプトなど詳細を決める

○ターゲット
その仕事場兼カフェを利用するのはそのデザイン会社の社員だが、その会社のターゲットとしては「コンセプトを大事にしていたり、芯を持っている企業」。だからその会社の社員たちも芯を大事にできる人たちである。

○コンセプト詳細
社員にとって
会社が居心地の良い場所であり、クリエイティブでこだわりたいことはとことん追求でき、社員同士はスキルを高め合うライバルでありながらも仲が良い関係で会社は社員にとってお気に入りの場所の1つである。
クライアントにとって
企業の特徴や長所を上手く引き出して、それを美しいビジュアルで完成してくれる。全力で向き合ってもらえるから、全力で想いをぶつけることができるので、企業にとっても、エンドユーザーにとってもプラス(幸せ)になれるものを作ってもらえる。

○名前を決める
社員にとっても、クライアントにとってもお気に入りの場所になるように、という想いを込めて「Like!」にします。


タグライン(ブランドの定義)を決める

タグライン


ロゴを作る

ロゴはシンプルなものが良いな、とイメージしていました。その場所からクライアントに合わせて様々なものを生み出すので、イメージが偏るようなロゴは避けたいと思い、あと仕事場兼カフェも清潔感があり、無駄なものは置いていなくてシンプルなイメージなので、その雰囲気を壊さないロゴにしたかったです。

ラフ

ラフ

iPadアプリのコンセプトで描いてます。
(本当はもっと描いてたんですけど、消してしまいました…)


ラフからいくつか形に

ラフ案


この4つの中から決めてブラッシュアップ、完成

ロゴ

モックアップ

1本の「芯(コンセプト)」をしっかりと定め、それを軸にしてみんなの自由な発想から生まれるアイデアで、クライアントや社員のみんなが「好き!」と思えるものを作り上げていくイメージです。
ラフな手描きロゴにしたのは、みんなの自由な発想から作り上げていくイメージだということもありますが、その仕事場兼カフェがとてもリラックスできる場所、温もりも感じられる場所のイメージだったのでカッチリした印象のものはちょっと違うなと思いました。


作ったロゴとコンセプトを、本音で語れる人と話して答え合わせをする

「Like!」のロゴを同じ職場のデザイナーさんに見てもらって答え合わせをしました。
私が線画のようなロゴを作るのは意外だったらしく、なんなら色を使わないのも意外だったそうです。確かに私はこういうデザインは初めて作ったかもしれないので周りから見るとイメージにはなかったかもしれないです。

でも私らしさもしっかりと表れていると言ってもらえました!
筆記体で全体がラフでゆるいロゴだけれど、その中に一本の筋が通っているのが私らしいみたいで、ラフ(女性っぽい、ナチュラル)だけど、崩しすぎずスタイリッシュにまとめられるところが私だから出せる色だと言っていただけました!

あと私って必要以上に自信が持てない性格なので、今回作った「Like!」のロゴもあんまり自信がなかったのですが、コメントしてくれたデザイナーさんは好みのロゴだったらしく、第一印象は「好き」だと言ってもらえました。それは何気に嬉しいですし、自信にもなりました。ありがとう〜!


このワークを終えて

いつもクライアントにヒアリングするときに、「何を聞けば良いのだろう」と思いながら、結局いつも基本的な情報しか聞き取りが出来ず、制作するときに「こういう方向性だったら気に入ってもらえるだろうか…」と曖昧な気持ちになることが多いですが、今回の無限ヒアリングのように、相手がイメージしていることや考えの根本にあることを聞き出せれば、クライアントに寄り添った本物の案が出せるんだろうな〜と感じました。
あと、ロゴをもっと綺麗に仕上げれるようになりたいです…仕上がってもいつも、形がイマイチぴんと来ないことがほとんどです。



ひとまずワーク01〜07の前半戦でした!
(※戦いではないですが、気持ち的に前半としています笑)
これから後半のワークも進めていきますが、もう3月末です。。
勝てるデザイン養成ギプスを諦めたからと言ってもダラダラと続けるのは自分としても許せないので、4月中には必ず終わらせたいです!
今こうやって途中でnoteを公開したのも、公開しておかないと、いつの間にかワークをやらなくなってしまうのを防げるかな、と思ったからです。
まだワーク半分ですが、本当に学びや気づきが多くてびっくりしていますので、後半も頑張ろうと思います。


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