リアル店舗からネットショップに移行したはんこやの話
こんにちは、消しゴムはんこクリエイターのこじまです。
こじまのはんこやは、2013年に知人のアクセサリー屋さんの一角を少しだけ間借りして、細々とオープンしました。小さな棚にまだ数の少なかった商品のはんこをちょこんちょこんと並べて、お客さんに足を運んでいただいたらその場で対応するという、いわゆる“リアル店舗”を営んでいました。
数年経過した2021年現在では、自宅の部屋をアトリエ化し、店舗を持たずに家で細々とはんこの制作を進めるスタイルに移行しました。(メールでオーダーを受けて制作したりなど)
それと同時に、GWや夏休みのシーズンなどに行われる様々なイベント(◯◯ハンドメイドマルシェみたいな名前のイベントなど)に定期的に出店し、基本は自宅で制作→たまに野外に出店してはんこを売る というスタイルを数年間確立していました。
この時は、ネットショップではんこを販売するということをまったくしていませんでした。
お客さんと直接顔を合わせてはんこの面白さを伝えられることが自分の楽しみであったため、はんこをインターネット上で販売するというのは、なんとなく違うよな〜でもやってた方が良いよな〜、かっこよくて憧れるしな〜とぼんやり考えてはいたものの、なんやかんやでまぁいいかと後回しにしてしまうという日々でした。
そんな中やってきたのが今回のコロナでした。
多くのお店がオフラインからオンラインに移行したタイミングだったと思います。かくいう私もおうちじかんを利用してネットショップに力を入れよう!と思えたのがこのタイミングでした。
ネットショップを立ち上げて…商品を登録して…写真を載せて…説明を書いて…いやこれ… 大変!!!!!!!
いつも口頭のニュアンスやちょっとしたアクション(目の前ではんこを押してみるなど)で商品の魅力を伝え続けていた私にとっては、実物を見ることができない人に対してどんなふうに表現したら伝わるのーーー!?と頭を悩ませる日々がやってきました。(いやむしろ、文章での説明が苦手だったから今までネットショップを遠ざけてたみたいなところある…)
しかし少しずつ商品を手に取ってくださる方が増え、購入された通知が来るたびに「わーー!買ってもらえた!!」と喜び舞い上がっている日々です。しかし同時に、もっともっと頑張れるんじゃないか?充実したネットショップにするにはどうしたら良いのか?お客さんが商品を選びやすく、購入しやすくするにはどうしたら?と、課題はまだまだ山積みだということを痛感します。
そんなネットショップはこちら↓
数年前にこんな本を買いました。
お客さんにど商品のことをどのような言葉で伝えたら魅力的に思ってもらえるのか?欲しいと思ってもらえるのか?そんなことが書いてある本です。
この本を購入した当初は、なんというか、まだこういった事柄に無頓着だったと言いますか、「かわいいと思ってもらえれば、売れるはず!」というざっくりとした精神で商品を並べていた自分がいたので、この本の内容はなんとな〜く受け止める程度だったのですが…
ネットショップを始めて、言葉や表現、伝え方の部分で壁にぶち当たっていたこじまが数年ぶりに改めてこの本を開いたら、めちゃくちゃ勉強になることがたくさん書いてあったーーーー!!!!!
ここで何を言いたいかというと、本ってやっぱり読み手の状況やタイミングで内容がガラッと変わるものなんだなぁということ!実際に壁にぶつかってる最中や必要性を強く感じてるときに読むと吸収力がすさまじく変わるということ!
「本を読んで勉強すること」は日常的に行なっていることですが、本の内容の良し悪しよりも(それも勿論大事だが)「読むタイミング」って結構重要なんだなーと痛感したできごとでした。
皆様も昔読んだ本を引っ張り出して読んでみてはいかがでしょうか。まるっきり別の本に様変わりしてることがあるので、びっくりしますよー!逆に、うわぁーこんな初歩的な本をあの頃は熱心に読んでたのかぁと自分の成長を感じる機会にもなったりもするので面白いです。
読書、楽しい。ぜひに!