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米国のチップって、どうないなっとんねん!!
皆さんは、米国へ行ったことありますか?私も2019年までは何度か。今でも忘れられないのが、シャスタとホピ族の村かな。その時は、すごく物価高って感じはしなかったけど、今はすごいことになっているみたいですね。
今日のテーマは、「今、米国の物価やチップはどないなっとん??」です。
日本で生活していて、政府や会社や旦那さんに、物価が高いとか利子が高いとか、給料もっともらってこいとか、色々文句もあるでしょうけど、米国だったら、文句言っている暇があれば、働かないと、生きていけませんよ。
ちょっと、旅のエピソード風に書いてみますね。
2024年4月15日、真由美は5年ぶりにアメリカのポートランドに降り立った。
「ああ、久しぶりにアメリカに来たな。この匂い・・・ポートランドの匂いだ」
真由美は小さい頃からの憧れのアメリカ。コロナまでは、毎年のように訪れていた。
最後に来たのは2018年。あの頃から比べるとどんな変化があったのか。。
まず驚いたのが、チップ。
いつもポートランドへ来ると食べるハンバーガー屋さんへ直行。22ドル。
(以前は18ドルくらいだったから、20%以上は値上がりしている)
で、さらにアメリカのレストランではチップが当然。何も言わずに、お会計では20%がさらに加算された。
え??15%じゃないの??
27.5ドル(約4125円)
日本で、4千円のハンバーガーを食べるには、日本中を探しても見つかるかどうか。こんな街のハズレのバーガー屋さんでも、こんな高いのか。。。思ったよりひ酷いな。。
真由美は、レンタカーで街を回ってショッピングでもと思って、繰り出した。途中で親友の冴子と合流。彼女はこちらで日本人向けに地元のツアーガイドをやっている。
「なんか、随分インフレが進んでいるようね」
「そうなの、私も実は、日本に帰国も真剣に考えているわ」
「え、そうなの?」
「チップも高くなっていたでしょ。最近ではチップのインフレをチップフレーションなんていうのが流行語よ」
「あらあら・・・」
「今日は、ショッピング終わったら、私の家でホームパーティしましょ。外で食べるとワインをちょっと飲んで100ドルくらいはするわ」
「いいわ!楽しみ!でも外食で100ドル(15000円)って、普通のレストランでしょ??」
「そうなの、富裕層はお金がいくらでも、関係なけど、庶民は無理ね」
「1ドルや5ドル札が少ないから、少し後で交換してね」
「いいわよ!」
チップ文化でない日本人には、全く理解ができない世界かもしれません。でも従業員たちは、基本給がものすごい安いので、チップで繋いでいると言っても過言ではないくらい。インフレ+チップのインフレで、外で何かを買う、サービスを受けるって、地元ではまず避けたいという心理が働く。
日本の皆さん、あまりブーブー言わずに、日本にいる幸せを噛み締めてね❤️