褒めるの?褒めないの?結局どっち!?『子どもの心のコーチング』
子育てでは「褒めて育てましょう」という内容のものと、
「褒めすぎてはいけません」という内容のものがあります。
結局どうしたらいいのー?と混乱してる人!
褒める子育てとは、親の喜びを率直に伝えること。
『子どもの心のコーチング』の本には他にもなるほどな内容が書かれていたので、我が家の実例と共に参考になれば幸いです!
褒めるの?褒めないの?我が家の採用案は喜びと感謝を伝える!?
褒める育児
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子どもを褒める行為は、子どもに自信をあたえ、自己肯定感を育みます。
褒めない育児
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褒められることが目的になり、褒められないと不安。失敗を恐れる子どもになります。
「んー、なんとなく理解した。じゃあ実際どうすればいいの?」
混乱していた私が、一番納得したのが『子どもの心のコーチング』という本の中の一文でした。
ほめるとは子供の頑張り、成長を見つけて、その喜びを伝える事。
とあります。
これはただ「すごいね」で終わらせるのではなく、成長を認め親の喜びを伝えるという事です。
◎例「ご飯全部食べられたね。お母さん嬉しいよ。」
褒めるのではなく事実をありのまま伝え、感謝をプラスしています。
◎例「何も言わなくてもお片付けできたね。ありがとう。」
事実を認め、感謝。
どうでしょう。
だんだんイメージできたでしょうか?
褒めるというよりも子どもを認める言葉がけが大事なんですね。
さらに『子どもの心のコーチング』からビビッときた言葉たち
叱るとは自分も他人も大切に出来るよう教える事。
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(例)
自転車の上で暴れたり、ガスコンロで遊ぼうとする危険な行為は叱る。
〇〇をやめないとあなたが痛い思いをするんだよ。
そしたらお母さん悲しい。
喜びも悲しみも共感する事から自己肯定感が生まれる。
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(例)楽しいね。嬉しいね。悲しいね。など感情を言葉にして共有するようにしています。
良いところも悪いところも認めて受け入れる。
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(例)「長男の事は好きだけど、この行動をするのはお母さん嫌だな。」と本人は否定せず、行動だけを否定するように伝えます。
だだをこねるに付き合う。
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(例)余裕がある時限定で、子どもがだだをこね終わるのを近くで待ちます。
やらない時は放っておく、やった時はすかさず誉める。
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(例)トイレを流していない時も叱りません。まれに流した時だけ、「流してくれたから臭くなくて気持ちいいよ」と伝えます。
『子どもの心のコーチング』は妊娠お祝い品として配ってほしいレベル
『子どもの心のコーチング』という本は私がまだ長男妊娠中だった時、ばくぜんとした育児の不安から手に取りました。
そこには私自身、親から受けてきた育児とは全く逆のことが書かれていました。
「そうだよね、そうだよね、納得、納得」と本にマーカーを引きまくっていた思い出があります。
もちろん私の両親も家事・育児・仕事に奮闘して、子どもの幸せを一番に考えてくれていたんだと思います。
でも育児の方向が私には合っていなかった。
わかっていても、子どもの気持ちに寄り添う余裕を、生み出せていなかったのかもしれません。
それは時間的余裕、心理的余裕、子どもの成長を見守る余裕。
この記事を読んで気づいたあなたは、子どもにどう接しますか?
あなたは自身は、どんな環境でいるべきでしょうか?
『子どもの心のコーチング』は妊娠お祝い品として是非配ってほしいです。
親が変われば子どもは変わります。
親が生活の余裕を整えれば、子どもの心は満たされます。