行動にはマイナス行動とプラス行動の2種類ある
あなたのその行動、不安を打ち消す為じゃないですか?
行動には不安だからしなければならないマイナス行動と、やりたいからするプラス行動があります。
あなたが今、やっている事、やろうとしている事はどちらでしょう?
不安を打ち消すためのマイナス行動は、あせる気持ちを無理に行動に結び付けているようなものです。
心からやりたいという信念を持ったプラス行動からしか、喜びや充実感は得られません。
あなたにとってプラス行動とは何なのか、今一度考えてみましょう。
不安を打ち消すマイナス行動
本当は興味ないけれど、成績が下がるとまずいから数学を勉強する。
本当は楽しくないけどかっこ悪いから長距離走の練習をする。
本当はそこまで魅力を感じない会社だけれど、就職しないと不安だから会社員になる。
私たちは子どもの頃から、学校教育の中で、このような行動をしいられてきました。
大人になるまでに、やりたくないけれどやっておいた方がいい事ってたくさんありました。
「そうしないとダメですよ。」
「社会に適応する人間にはなれませんよ。」
「一般的なルートからは外れてしまいますよ。」
って、それを信じる親からも言われ続けたら、それが正解だって思いますよね。
でも社会に出てみたら、案外そうでもなかった。
そう気づいてはいても、周りと同じように行動していれば安心。
周りより劣らないように行動しないと不安。
そんな思いが私たちの身にしみついて、プラス行動を大切にすることが抜け落ちてしまったのではないでしょうか。
子どもを観察していると、
「やりたいから今やる!」
「気分が乗らないから、後はどうなってもやりたくない。」
で行動しています。
あなたも子どもの頃はそうだったはず。
子どもの頃、無邪気に選んでいたプラス行動は、苦になりません。
楽しみながらやる行動は自然と成果もでるのです。
でもちょっと考えてみて下さい。
今では無意識にマイナス行動を選んでいませんか?
あなたの理想は本心からの理想ですか?
それは本当にやりたいと思ったことですか?
やりたい理由の中に焦りや自己防衛の気持ちは入っていませんか?
大人になった今は自分の気持ちをよく観察して、プラス行動を大切に生きればいいのです。
マイナス行動からプラス行動、変化もするし交わりもする
私は育児休業中、保育士試験をとりました。
保育士に猛烈になりたかったわけでもないのですが、万が一退職しても働ける資格がないと不安というマイナス行動でした。
マイナス行動からのスタートでしたが、子どもの発達や心理学などがおもしろくて、信念を持ったプラス行動に変わっていきました。
マイナス行動からプラス行動に変わる場合もあるし、プラス行動とマイナス行動がからみ合う場合もあるでしょう。
同じ行動が時期が違えばプラスがマイナスに、また逆にも変化するかもしれません。
とはいえまずは、今の自分の本心にプラス行動であるか問いかけてみるのが重要です。
あなたがやりたいと思い込んでいる行動は、「やらないと不安」からきているものではないですか?
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