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2024年11月4日~10日

11月4日(月・祝)

三連休最終日、振替休日
九州旅行3日目、嬉野温泉・一休荘で迎える朝
朝風呂に入ってから豪華な朝食を頂く
名物の嬉野温泉豆腐がある以外は特別なメニューがあるわけではないけれど、鮭切身にハムエッグ(生玉子のまま卵かけご飯も選択可)、納豆に味海苔、小鉢、サラダ、漬物、味噌汁、ヨーグルトに乳酸菌飲料、そして御櫃いっぱいのご飯、どれも美味しくて何杯でもおかわりができる
食後にはコーヒーとお茶菓子までの至れり尽くせり、朝からゆったりした気分で動き出せる

先輩はダイエット中で、ここの朝食は食べ過ぎてしまうので敢えて朝食無しプランにしてもらったそうで、代わりにゆっくり朝風呂に浸かっていた
亡くなった先輩の奥様は昨晩飲み過ぎて完全に二日酔いということで、朝食に1/3くらい手をつけたところでギブアップ、宿の女将にお詫びして出発までの残り時間も横になっていた

今日のメインイベントは佐賀競馬場でJBCを観戦、そこまでの道すがらで色々と探訪する
最初は旅館から程近い豊玉姫神社
豊玉姫は海神の娘で、竜宮城の乙姫様としても有名、全国各地に豊玉姫神社がある中で、嬉野温泉のお遣いは「なまず」で「肌の病」にご利益があるそうだ
前の晩に訪れたラーメン屋さんは参道の途中にあり、夜中に観たときは細い道の奥に拝殿がライトアップされて幻想的だったが、明るくなって駐車場側から来てみると境内は広く開放的で全然イメージが変わって見える
帰りに見開きの豪華な御朱印を頂く

次は鹿島市の祐徳稲荷神社
日本三大稲荷の一つにも数えられる、佐賀を代表する神社、駐車場からの長い参道を進むと豪奢な楼門がお出迎え、さらに山の斜面に位置する本殿は地上18メートルの高さにあり、たくさんの風鈴が飾られた階段を昇ると格別の眺めが広がる


祐徳稲荷神社


本殿からさらに300メートルほど山道を進むと山頂に奥の院があり、有明海が一望できる絶景が広がるそうだが、今回は時間と体力に余裕がなくて断念する
もし次回があるならしっかり準備して奥の院まで行ってみたい

運転の休憩を兼ねて道の駅鹿島
かの有名な干潟のスポーツ大会「ガタリンピック」の会場だそうだが、普段は穏やかな海が広がっている
特に買い物もなく、食事処もオープン前のため、隣接する鹿島市干潟交流館 なな海
展望デッキからは有明海の広大な眺望が楽しめ、館内のミニ水族館では有明海特有の生物を観察できて、ムツゴロウも観ることができる
干潟に親しむための施設ということで干潟体験の受付も行っていて、泥だらけの身体を洗うシャワー室まで完備してあるのには驚いた

少し早めの昼ごはんは県道207号線沿いの「多良かき焼海道」の中から、牡蠣焼き 八光
冬季のみの営業で今年は11月1日に始まったばかり、新鮮な魚介類を生け簀から選び、オーシャンビューの焼き台で炭火焼きを楽しむ
牡蠣、サザエ、ハマグリ、ヒオウギ貝を焼いて食べたがどれも新鮮で美味、ヒオウギ貝は道産子にとっては珍しく、どうみてもホタテなので貝殻の虹色が奇異に感じる
先輩から今日も運転しなくていいので酒を飲んでも構わないと言われて、ありがたく生ビールを頂く

もう少し先に珍しい鳥居があるというので向かったのは、大魚神社の海中鳥居
普段は海中にある3基の鳥居は、干潮になると陸が現れて周りを散策することができ、その近くには漁業の荷揚げ用の海中道路が現れるそうだ
浜の白砂だと思っていたのは小さな貝殻で、どれだけ長い年月で堆積したのかと思うと気が遠くなる
のんびりと海を眺めていたかったけれど、(多分)海外からの観光客が写真を撮るために我先にと鳥居の正面の取り合いをしてるのが滑稽で、ちょっと殺気立っていたので早々に退散する

海の中の鳥居


ここから来た道を戻りながらいよいよ佐賀競馬場
JBC2024は午後から開催で、混雑が予想されるので数レース済んでから入場するくらいが丁度いい頃合いかと思って行動していたが、それでも渋滞に巻き込まれてしまう

先輩は競馬をしないので一旦帰宅して、レースが終わる頃にまた迎えに来てくれるとのこと
競馬場の近くまで来たところで車を降りて歩いて向かったので、入場したのは3レース目が始まる頃だった

佐賀競馬場


場内は予想以上の大混雑、体感的には府中のGⅠ開催と変わらない混みようで、人垣の中からレースを観るのも一苦労する
指定席は瞬殺で売り切れたので買えておらず、自由席も諦めていたので、どうせ座って観戦は出来ないならと、初めて来た佐賀競馬場を端から端まで散策して見て回ることにする
ここまで建て替えされてない競馬場はもうないんじゃないかと思えるほど施設はどれも古く、北海道に住んでいた頃の昔の旭川や岩見沢の競馬場を思い出して懐かしい気持ちになる

佐賀競馬場は食堂や売店が多く、名物グルメがたくさんあると聞いていたが、どの店も大行列なのでどこに並ぶかは悩みどころ
とは言えこの日は13時に入場したが、その時点で既に完売で閉店している店が数件あり、食べ物は無くなって飲み物だけの店も多数、ちょっと準備不足を感じて余りいい気分ではない
店内で飲食させる店は臨時で店頭販売など行わないので、長蛇の列ができてもなかなか動きが無く、どんなスタイルの店なのかを調べてから並ばないと時間だけ無駄に掛かることになる
初めに散策したからモタモタしてしまったので、場内の生ビールが次々に品切れしていき、最後に残った店に並んでいたけれどここも直前で売り切れて買えず、店主の「ハイ、生ビールおしま~い」という小馬鹿にした物言いに軽く殺意を覚える
代わりに缶ビールでも仕方がないと並んだ店では、お金を払った後なのに、冷えてないからと言って冷凍庫に戻されて暫く待たされる始末
とにかく全ての店がこの競馬の祭典の混雑を舐めていたとしか思えない仕入れ仕込みの不甲斐なさにガッカリさせられる

手分けして何とか手に入れたツマミ(フランクフルトと焼きかまぼこ)と缶ビールを持ってフラフラしていると、階段脇のベンチに空席を見つけたのですぐに着席、そのうち隣も空いて、その隣も空いて、とベンチ一台分を確保することに成功する
このベンチからはコースもパドックも見えないけれど、これだけの混雑の中で座席+荷物置場が手に入ったのは本当にラッキーとしか思えず、後半はここを拠点にレース観戦とパドックの往き来を繰り返す

馬券は途中で三連単万馬券を的中、これで懐の心配をせずに安心してJBC3戦や門別を買っていくが残りのレースは全敗
昨年覇者のイグナイターを絡めたJBCスプリント、道営シルトプレを絡めたJBCクラシック、どちらも4着で代わりに3着に来たのはこれまたどちらも兵庫所属の7番人気馬、今回は兵庫勢にやられた感じ
それでも年に一度の競馬の祭典を観戦できたことには本当に大満足、大観衆の熱気をしっかり感じながら、次の予定のため最終レースを前に競馬場を後にする

佐賀競馬場の大観衆


競馬場近くの国道脇で迎えに来てくれた先輩と合流、今夜のホテルと夕食へ向かう
鳥栖市街から少し離れたホテルビアントス
フロントスタッフが皆外国人で、部屋に荷物を置きにいってる間に先輩が訊くと、近くの学校を卒業したネパールからの留学生だったとのこと、流暢な日本語を話すので全然困ることもなさそうだ

ここから更に車で移動して今夜の夕食は
鳥栖ホルモン 和泉屋
雰囲気抜群の焼肉屋さん、カウンターと座敷にテーブル2つ、予約時刻より少し早めにお店に着いたが既に準備万端、椀に入ったホルモンが全メニュー12品並んでいる
ここは先輩が鳥栖に異動してきて初めて訪れた店で、それからは週2ペースで通い続けているという馴染みの店、大将ともすっかり仲良しとのこと
今夜は初めて車で来店、そのまま駐車させてもらって翌朝取りにくることになったので、心置きなく飲めるとのこと

メニュー順に並んだホルモンを順番に焼いていくが、ダルムやタンナンコツといった馴染みのない名前の部位もある
ダルムは「豚の大腸」で久留米周辺の独特の呼び名、一般的にはシロと呼ばれており、札幌時代に通った京城屋のメニューでは普通に「ホルモン」と呼ばれてよく食べていたので懐かしい
一方、タンナンコツは豚舌の根っこの部分についている喉の軟骨で一皿で4頭分という希少部位、これは初めて食べたが淡白でコリコリしてクセになる

どれも美味しいホルモンには生ビールがよく合うので、どんどん飲み干し何杯もおかわり、明るく楽しい大将との会話も弾んでさらに酒が進む
初めは多いかな?と思った全メニューもペロリ完食、今夜の飲み会はここ1軒でおしまい、ということなので二次会気分で骨付カルビとキムチを追加注文、さらに飲み続けていく

心置きなくがっちり飲み食いして今夜は御開き、自宅まで歩いて帰る先輩とは店前でお別れ、タクシーでホテルまで帰還する


11月5日(火)

九州旅行4日目、鳥栖のホテルで迎える朝
今日は有給休暇を取得済、帰宅してもテレワークしなくていいのでまだまだ休日気分
ホテルの朝食バイキング、会場は日本料理店ながら、和食洋食中華とバラエティ豊かな取り合わせ
ただ、体調の悪さがピークに達していたため、配膳の最中に手を滑らせて料理をトレイごとひっくり返してしまってホテルに迷惑をかけてしまう

帰りは先輩が福岡空港まで車を出してくれたが、そのために福岡の商談をセッティングして、あくまでも仕事に行くついでに送ってくれたとのこと、最後まで至れり尽くせりで本当にありがたい

チェックインやお土産の買い物を済ませたところで、ここまで騙し騙しで乗りきってきた喉の痛みのために調剤薬局へ、今の症状を伝えてお薬手帳を見せたところ、喉と痰に効く漢方薬を処方される

漢方薬は食前に飲むものということで、少し早かったけど昼ごはん、福岡空港のラーメン滑走路
折角の福岡なので本格とんこつラーメンを食べていきたかったが、喉の調子が気になったので少し変化球
豚そば月や 福岡空港店
豚そば、シウマイ
クリア豚骨という透明感のあるスープ、こってり感も特有の臭みも無いのでこれが豚骨ラーメンかと言われると難しいところ
決して美味しくないわけじゃないけれど、旅行で福岡に来て食べる豚骨ラーメンとしては印象が薄かった

お昼過ぎには無事に帰宅
夜はいつも通りにヱビス参へ顔出すつもりでいたが、風邪の影響なのか耳抜きがうまく行かず、右耳が全く聴こえない状態が続いていたので外出は断念、回復まで家でゆっくり過ごすことにする



11月6日(水)

風邪の症状に変化あり
昨日から聞こえなかった右耳は朝起きると完治していたが、喉の痛みが治まるにつれて鼻詰まりが酷くなり、完全な鼻声になってしまう

午前中はテレワーク(という体で)で体力温存、午後からは出社したが、声が変わると明らかに風邪であることがバレやすくなるので、マスクをしたまま出来るだけ黙ったままで過ごす

対話集会の3回目
前回の不備(準備不足のまま来ている人がいる、思いつきで発言する人がいる)の対策として、事前告知で再度強めに方針を明確に伝えておくことで、もう少し有意義な会議になるようなテコ入れが行われたので、前回よりかなりまともな話し合いが行われる
ただ、こちらが風邪で体調不良のため、議事サポートの業務に迷惑を掛ける申し訳ない事態になってしまう

お昼ごはんを食べなかったから夕方にはお腹がすいていたので、夜のお出かけの前に晩ごはん
よもだそば 有楽町店
よもだカレーと半たぬきそばセット
毎回迷ってビタっと決まる組み合わせを注文できずにいたが、今回のセットが自分の中では正解なんじゃないかと思えた

夜は蓮根の酒道庵、立ち飲み角打ちの会
お酒を飲めるくらいには体調も戻っていたので、予定通りに顔を出す
いつもの面子が10人とお久し振りの古参が再登場
コロナ禍以来の再会で昔話に花が咲く

くくみ酒(燗酒)、味満る、やんばえ(燗酒)
自分も九州旅行のお土産を差し入れたが、今回は常連さんからの差入れがいくつもあって大渋滞、お菓子やら珍味やら数種類が並んで、豪勢な飲み会になる
この頃には体調は回復に向かっていたが、鼻声なので風邪ぎみなのはバレてしまう



愛媛県宇和島の岩松川河口付近で見つかったジンベイザメが死んでしまったが、大阪の水族館「海遊館」で10月まで展示されていた「海(かい)くん」だったことがわかる
海遊館には昨年8月に旅行で訪れているので、その時に観たジンベイザメだったのかと思うと残念な気持ちになるが、定期的に入れ替わって放流されていたという経緯には少々驚くことになる
そもそも定置網などに引っ掛かってしまった個体を飼育して、とは言えそのまま大きくなりすぎるのも厄介で、定期的に網に掛かる個体と入れ換え、追跡調査ができる器機を取り付けて放流していた、ということが世に知られることとなった
可哀想だという意見も見受けられたが、今のところはこれがベターな選択なんじゃないかと思う


11月7日(木)

終日テレワーク
風邪の症状に変化あり、喉の痛みはすっかり治まったが鼻詰まりが悪化、普通に生活しているだけでも少し辛くなる

外出して昼ごはんを食べに行く意欲も湧かず、仕事をしていても気力が続かないので、ついソファーで横になってサボってしまう
そのうちついついソファーでうたた寝、これはよろしくない状況ということで、今日は早めの退勤にして、晩ごはんの惣菜を買っておいてから、夕方には寝ることにする
途中、何度か目が覚めたが体調が戻ってなさそうなので再度就寝、翌朝までこれが続く



11月8日(金)

風邪の症状は好転
鼻詰まりもかなり解消されてきて息苦しさは無くなってきたが大事をとって終日テレワークに

午前中は仕事の合間に洗濯と掃除、昼ごはんには昨日買っておいた惣菜とレトルトカレーを食べる
軽く昼寝をしてから午後の仕事を再開、この時点で鼻詰まりは無くなったが、大事をとって今日も早めの退勤にする

夕方には惣菜を買ってきて、あとはテレビを観ながらゆったり過ごす



11月9日(土)

かなり体調も回復したので週末は外出
東京メトロの「街めぐりスタンプラリー」の2024年度第4期、 8順目として白金高輪駅へ
チェックポイントは亀塚公園(亀山碑)覚林寺TENEMENT

白金高輪は街めぐり初選出だと思うが、駅自体には月に一度くらいで行くことがあって、それはどうしても座って帰りたいときに1日乗車券を持っていたら逆向きに進んで折り返すため
ついでに駅直結のクイーンズ伊勢丹で買い物をしていくことがたまにあるけど、近所のダイエーとは異なる高級スーパーに圧倒されて結局何故だかパンとジャムを買って帰ることが多い

この時期は絶好の外歩きシーズンで、前回の住吉駅はしっかり散策を満喫できたので、今回も選ばれている3ヶ所をしっかり楽しんできたい

その前に昼ごはんだが、事前に調べてみたけれど白金高輪ではピンとくるランチが見当たらず、
地元の蕎麦屋、喜十郎
かつて虎ノ門で大ブームとなった冷たい肉そばの流れを組む店のようだが、見た目以外には繋がりはないようなので、どちらかと言えば後発の、なぜ蕎麦にラー油を・・・の方に近いのかも
とは言え注文したのは見つけると頼まずにいられないカレーつけめん、美味しく頂く



食事を済ませたのでいよいよ街めぐりスタート
白金高輪駅は三田線の駅でもあるので、東京メトロのスタンプラリーなのにまた都営一日券だけで行くことにする

1つ目のチェックポイントは駅から近かった覚林寺
加藤清正の位牌や像が祀られていることから清正公(せいしょうこう)と呼ばれ、勝負祈願の寺として信仰を集めている
土曜の午後ながら参拝する人もほとんどおらず、ゆったりと観て回ることができる
帰りに御朱印を頂く


覚林寺 清正公堂


2つ目のチェックポイントは亀塚公園
園内にある円墳状の盛り土が名前の由来だが、発掘調査では副葬品も含めて何も見つかっておらず、古墳かどうかは未だ不明
円墳には階段があって昇ることができ、頂部には亀山碑という石碑があった


亀山碑


3つ目のチェックポイントはtenement(テネメント)
古民家を改装したチーズケーキ専門店、2階席は天窓があって開放的、ランチタイムにはチキン南蛮やハヤシライスなど食事もできて、ドリンクには生ビールやワインも並ぶ

チーズケーキは売り切れもあったけど、残った中から基本のプレーン味を注文、きめ細やかでしっとりした味わいに専門店の旨さが存分に楽しめる
いつもの街歩きでは完走後に打ち上げ飲みをすることが多いが、今回は病み上がりなのと予想以上に歩く距離が長かったので、この店で生ビールを頂いて打ち上げの代わりをする
駅までの帰り道を歩く余力もなかったので、都営バスで戻ることにしたが、都営一日券を買ってあったのが功を成す


11月10日(日)

予定を色々と立ててみたがどれもしっくりせず
連日の風邪の症状で体力が奪われていたからなのか、身体がダルくてやる気も湧いてこないので、午前中は二度寝することに

数時間寝たことで身体も楽になり活動開始
午後からグリーンチャンネルで競馬観戦
頭は冴えず数レース購入して全敗、後半は買うのを控えて観るだけにする

昼からPokémon GOのイベント
マンキーのコミュニティデイ
毎月恒例のイベントで一人でもクリア可能な種類なので、近所のダイエーの中庭へ
予定通りに無事に達成することができる

帰宅して改めて競馬観戦
GⅠエリザベス女王杯はずっと追いかけてきたシンリョクカから馬券を組み立てたが、残念ながら4着

その後もグリーチャンネルの地方競馬中継、
盛岡のM2絆カップや高知の黒潮マイルチャンピオンシップなど4レース購入するも全敗
さらに佐賀リベンジャーズと高知ファイナルまで購入するもハズレ、結局は昨日今日と買った馬券はひとつも当たらず、恐ろしい惨状を嘆く


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