夢日記（2021-01-20）

ハッとする夢を見た。
僕はここ数年風邪を引くとその延長上で「咳喘息」を患っていた。
咳喘息は風邪による気管炎や冷たい空気に気管が曝されると、身体が呼吸器に異物が入ってきたと反応して、外に追い出す（咳をする）反応だ。
そして、時折発作を起こす。長いとゲホゲホが数十分続くのだ。ここまでが前置き。

そしてここからが夢の話。咳喘息が酷くなって、多分救急診療にかかったのでしょう。ただ診察の結果単なる咳喘息と診断され、落ち着くまで救急外来脇のICUで休んでということでストレッチャーで横になっていたんだと思います。
そんな中再び咳の発作。ゲホゲホし始めます。もちろんマスクを着けています。
ただ、その時、隣のストレッチャーで寝ていたおじさん患者が私のことをこう罵りました。
「コロナの奴を隣に置くなー！」

私たちは、咳をしている人、それも咳エチケットを守った上でされている人がいます。でも心の中でふと嫌悪感だけを抱いてませんか？実は自分でもそんな風に感じていたことは否定できません。しかし中には持病（ってほどでないものも多いですが）やきちんと診断された上でそれだけの措置を取った上の人もいたりします。
もちろん区別が容易につかないので難しいところですが、中にはそんな人もいるわけですし、新型コロナウイルスに感染された方もうつりたくてうつった人なんてほぼいないわけですから、偏見を持つことをやめなさい、（心の中ではしていないつもりです）という戒めの夢日記だったのかもしれません。
そんな配慮ができるように心がけたいです。