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「劣等感」こそあなたの魅力を引き出す

こんにちは、あやです。

あなたは周りと自分を比較して
「自分には何かが足りない」
「あの人には勝てない」

といった劣等感を感じたことはありませんか?

でも実はネガティブに感じる劣等感こそあなたの魅力を
育ててくれるものでした。

劣等感が育むもの


誰もがこの世に誕生した瞬間や赤ちゃんの頃は
・元気に生まれて来てくれただけで十分!
・笑ってくれるだけで幸せ!
なんて、自分の存在だけに絶対の価値を感じてくれています。

でもその感覚は成長したり、個性が出てきたりするなかで
どんどんと薄れていきます。
さらに求められることも増えていきます。

あなたも
・なんで周りの子は普通にできるのにあなたはできないの?
・努力すればもう少しできるんじゃないの?

と周りの人に言われて育ってきた経験も少なからずあるのではないでしょうか?


特に子ども時代は、兄弟やクラスメイトと比較されることが多く、
何かと劣等感を抱きやすい時期です。

実は私も幼少期から兄に大きな劣等感を感じて育ちました。

兄は進学校でもトップの成績を取り続けるほど勉強ができて、
スポーツも万能な上に、性格も温和で生徒会長や部長などを次々に任されるほど人望も厚く、親からの評価も常に高い存在でした。

一方の私は、そんな兄にはどうしても敵わないという思い込んでいて
常に自分に自信を持つことができませんでした。

その結果、親に反抗してしまうことも多くて怒られっぱなしです。
きっと親にとってはすごく手のかかる子という扱いだったと思います。


劣等感を抱えていると、つい
「自分は何であの人みたいにできないのだろう?」
「苦手なことを人並みにできるようにしないといけない」

という気持ちが膨らんでいきます。

私もその一人でした。
兄に少しでも追いつきたくて、勉強もスポーツも一生懸命努力しました。
しかし、どれだけ頑張っても兄のようにはなれませんでした。
頑張っても追いつけない自分の自己評価はさらに下がり、自分の存在がどんどん小さく感じられていきました。

そんな私も成長して兄と離れて暮らすようになり、
ある時ふと気づいたのです。
「兄ができて自分ができないことに目を向け続けても苦しいだけだ」と。


努力しても、人並みにしかできないことを無理に克服しようとする必要はないのではないか?
自分には兄にはない強みがあるのではないか?
そう思うようになりました。

それからは、私は自分の「好き」や「得意」に目を向けることにしました。兄や周りの人と比較せず、
自分はどんなことが楽しいのか?
どんな時に自然と能力を発揮できているのか?

に焦点を当てるようにしたのです。

自分の強みを見つけ、磨く

私が気づいたのは「人との関わることが好き」ということでした。

特に
・人の話を深く聞く
・自分の知識を分かりやすく伝える
ことをとても楽しんでいる自分に気づいたのです。

会社員時代はFP(ファイナンシャルプランナー)をしていました。
お客様からは、一人では解決できないという保険相談をお受けしたり
お金の悩み、家族の事情などもお話しいただくことがたくさんありました。

必死に寄り添いたい、何か役に立ちたいと心の底から思っていました。
それが毎日楽しいと感じていました。

その結果、お客様から
「あなたに相談して良かった」
「この先も担当してほしい」
と感謝の声をいただくことも多く、実績も自然と増えて
役に立てている自信も感じられるようになっていました。

これこそが私の強みではないかと感じたのです。

人は劣等感を持った時、自分に足りない部分ばかりに目を向けがちです。
でも実は、劣等感とは
他の人とは違う「自分ならではの強み」に気づくきっかけ
になるのです。


私の場合、兄が優秀であるがゆえに、逆に兄にはない部分で自分の魅力が磨かれて見いだすことができました。

兄は確かに勉強もスポーツも私よりとてもいい成績を収めていました。
優秀であるが故に勉強を教えてもらうとき、
私の頭ではよく理解できないことも多くありました。
(一生けん命教えてくれた兄には言えませんがw)

私は自分ができない分、つまずく部分や分からないという気持ちも共感できます。
かみ砕いて説明する力には兄に勝る自信があります。
そして劣等感を感じ続けていた分だけ人の心に寄り添い、共感する力も鍛えられてきました。
これが今、私がカウンセラーやコーチとして活躍できる理由の一つだと思います。

今まで出会った多くの方が
「話しやすい」「話すと前向きになれる」
と言ってくださいました。
それは、私がかつて抱えた劣等感や苦手意識が痛みに共感する力を鍛えてくれたからだと感じています。

苦手を克服するよりも、得意を伸ばす

人間は、共同生活の中で生きていきます。
だからこそみんな同じことを、同じようにできてしまったら
誰かと生きる必要がなくなってしまいます。
人間生活の面白みを感じられなくなってしまいます。

だからこそ人生を楽しむには、人は、苦手なことを無理に克服しようとする必要はありません。
もちろん、最低限のスキルや知識を身につけることは大切ですが、それ以上に大切なのは、自分の「好き」や「得意」を徹底的に磨くことです

私自身、兄に勝とうと苦手なことに一生懸命取り組んだ時期がありました。

しかし自分が得意で好きなことに集中するようになってから、心が軽くなり、自分らしさを感じられるようになりました。

その結果、自信もついて周りからも評価していただけるようになったのです。
そして今では、好きや得意を使って、起業できるまでになりました。

たとえ劣等感を抱いても、それを無理に打ち消すのではなく感情を認めつつ、自分の持っている強みを見つけにいくことが大切です。

誰かと比較して劣っている部分に目を向けるのではなく、自分がどんなところで自然と輝けるのかを思い出してみてください。

劣等感を力と感謝に変える

全てを完璧に、人並みにする必要はありません。

苦手な部分もあなたの魅力です。
自分でムリしても好きになれないことは誰かに頼ってみましょう。

頼ることで新たな人間関係も広がり
【人と生きる=人生】を楽しむことができるようになっていきます。

自分は自分の良さを磨き、誰かの役に立つ。
苦手な部分は人を頼って感謝する。

これこそいろんな人と良好に関わりながら人生を楽しむコツなのではないでしょうか。

おまけ

大人になって兄に話を聞いていたら、兄は兄で大きなプレッシャーと戦いながら日々努力していたことを知りました。
頑張っている努力を人には知られないように兄なりの悩みもあったようです。

完璧に見える人も、きっとそれぞれ苦手や悩みを抱えています。
そしてあなたの得意がそんな誰かを助けるかもしれません。

自分の得意や理想の働き方が分からずにモヤモヤしているという方は直接、相談してみませんか?


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お話しできるのを楽しみにしております。


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