見出し画像

留学生活買い物編「国際プリペードカードを購入して、中国の携帯から、日本へ電話する。(1枚100元)」 74番

画像1

午後、私は、中国で購入した携帯電話に国際電話ができるカードを挿入すると30分も国際電話が話せるカードを購入しようと、5号楼宿舎の下の大学の門から歩いて5分程の大きなバスが走る道路に出る10メートル位手前の進行方法に向かい左側にある平屋のコンクリート造りのうなぎの寝床みたいな形の建物の中へ入る前に、留学をする時に日本から大連日本人留学生会の世話役の稲木さんへメールをしていたことを思い出しその携帯電話の国際カードの売っている店の向かい側で電話を掛けました。

暫らく待つと、稲木さんの声がしたので私は、これから購入する携帯電話の国際カードについて尋ねました。

そして、親切にいろいろと教えていただき前知識を入れて少々安心してから、稲木さんにお礼を言って、其の店の確りと閉まらない引き戸のドアーを真剣に開けて3畳程の広さの狭い店の中へ入ると、小柄な30歳出たばかり位の中国人の男の店主と、大きな四角い草きり包丁みたいな包丁を持って、昼食の準備にまな板の上で何か野菜を切っている若い奥さんらしき中国人女性の2人と、お客様らしき40歳代の白いロングコートを身につけた中国人女性1人が、コピーをしに来たらしくコピー機のコピーが終わるのを待って見えました。

私は、中へ入るなり、中国語で「我要国际卡ウオヤオグオジーカー」と、(日本語で国際カードが欲しい事)何回か発音したのですが、通じなくてどうしょうと困っていたら、直ぐ傍にいたコピーをしに来て見える中国人女性が優しく私に声を掛けてくれたのです。

「あなた日本人ですか?」とそれは確かに聞き覚えのある日本語で、私は、直ぐにその方の方を向きハイと答えていました。

すると今度は、流暢な日本語で「どうしたのですか?」と聞かれたので私は、直ぐに実は、この携帯電話に国際カードを入れて国際電話がしたいのですと答えました。

そして、其の中国人女性が店主に中国語で説明してくれて私は20元を支払い1枚の国際カードを手にする事ができまた、携帯電話の使い方の説明も聞いて本当に助けられたので有り難う御座いましたと、其の中国人の女性の方にお礼を言うと、其の40歳代位の背の高い眼鏡を掛けた気品のある優しそうな白いロングコートを身に纏った中国人女性の方が、実は、2年半東京の八王子に住んでいた事があるのですと言われたのです。

私は、驚き、だから、日本語が上手いはずだと納得しました。

また、子どもが今小学5年生でこの遼寧師範大学の東隣にある小学校に通っている事も話してくれました。私は、深々と其の中国人女性に頭を下げお礼を言って、その女性の方より先に其の店を後にしました。

いいなと思ったら応援しよう!