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留学生活食事編「6元(日本円で90円程です。)の韮の水餃子20個1皿の店に行く。」     71番

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何やら電気製品を売っている店の2人の会話を聞いていると、喧嘩しているような強い会話が流れ、宮木さんが、日本語で、もう帰ると言ったと思うのですが、なぜなら、踵を返すように其の店を出て行こうとしたのです。

すると、其の店の女主人は、中国語で、「明白了ミンバイラ」日本語で解りましたと言い、宮木さんの言う値段で売ることにしたようでした。

店を出て宮木さんが言うのには、宮木さんが買おうとしていたトースターが見た感じ新品に見えなくて、新品では無いから負けろと言い続けたので、相手の中国人の女主人が新品だけどあなたの言う金額で売ると言ったそうなのです。しかし、これはあくまでも宮木さんの話ですけど、でも安い金額だから満更でもないかも知れません。

と言う事で2人の買い物は無事に終わり、帰りは歩き疲れたので宮木さんがタクシー乗ろうと言い出し西安路~大学寮まで乗車しました。

支払いは、宮木さんが太っ腹で10元(日本円で150円位)支払ってくれました。

13時40分に私は、買い物から寮へ帰り、どうも西安路(中国語で西安路
シーアンルーと言います。)の町を歩き疲れたのか体の調子がだるいやら頭が重いやらで、これは風邪気味だから、今日夜から始まる家庭教師学習(中国語で辅导学习フーダオシュエシーと言います。)に備えて体調よくしなければと思い、直ぐに良く行く水餃子の店へ歩いて行き、2階へ上がりまず掃除は思いついたらしているのではないかと思われる、いつもの重いガラスの引き戸を思い切り左へ引いて、ギシリギシリと音を出しながら開いているのを確認して中へ入り、私は、入って直ぐ前の一歩も歩かなくても座れる場所にある椅子に座り、前の人がまず食べたのが確実の汚れをそのままにしてあるテーブルで、いつもの韮の水餃子20個入りを注文しようと待っていると手が空いたらしく愛想のいい30歳代の小柄な中国人の太った小学生の男の子がいる奥さんがにっこりして注文を聞きに来ました。

私は、いつものようにテーブルの上に張られている2枚のB-5の大きさの紙に沢山中国語で書かれた自分からみて左側のメニューの右下の方に8種類ぐらい書いてある水餃子の所の上から3番目の6元(日本円で90円程です。)の韮の水餃子を指差すと奥さんは優しく微笑んで何時もの水餃子だねと言わんばかりの顔で私の方を見て振り返り調理場へ行かれました。

水餃子が出てくるまで私は、物凄く小さな15インチ位のテレビが何かの中国映画を映し出していたので、じっと自分の位置から3メートルぐらい離れたやや斜め上の方向にあるテレビに首を合わせて、中国語が解らないのに周りにいる中国人のお客さんには気づかれないように、解って見ている振りをして見ていて少し時間が過ぎると、いつもの白い大皿に20個の水餃子が来ました。私は、これで風邪は良くなるぞと思いながら念じながら食べていました。

午後5時30分に来られる郭先生(中国語で郭老师グオラオシーと言います。)のために、私は近くのスーパー(中国語で超市チャオシーと言います。)へ買い物に行き、プラスチックで作られている高さ50センチ位の日本の家庭風呂で使う時の椅子より3倍ぐらいの大きさの白色の簡単な椅子1個15元(日本円で220円位)と、ふわふわの黄色い厚みのある30センチ四方の座布団1枚15元を購入しました。

私は、遼寧師範大学5号楼宿舎の寮の501号室へ戻り、まだ時間があったので、授業の教科書の宿題の箇所をやりながら、腕時計をみながら、5時25分になったので、部屋を出てエレベーターで1階のロビーへ行きました。

すると、もう郭先生は、私が立っているエレベーター降りた其の位置から真っ直ぐ線を10メートル位引いた先のロビーの窓際に置いてある一番右端の長椅子にハンドバックを置いて何やら身形を気にして見えましたが、私が近づいて行き声を掛けると気がつかれにっこりとしてちょっとお手洗いへ行ってきますと言われたので、私は、エレベーターの前で郭先生を待っていました。

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