見出し画像

工事原価管理システムについて 10

週末が近づく木曜日、少し疲れてきますね!ゴールデンウィーク明けから、よくがんばったごほうびとして、今日はおやつに甘いものでもたべようかな、と思っています。

さて、昨日の記事はコチラ↓です。

優良な取引先と「思っていた」得意先が、実は「利益が出ない工事ばかり発注する得意先」だったと判明した場合、どうしたらよいのでしょうか。

そんな場合に2つの選択肢があります。
1.値引き交渉に応じるという選択
2.値引き交渉に応じないという選択


1.値引き交渉に応じる場合には、「利益の出ない得意先だけれど、取引があるのがメリットだ」という判断をしたことになります。しかし、
2.値引き交渉に応じない場合には、「これ以上利益が出ないならば、受注しても会社にとってメリットがない」という判断をしたことになります。


いずれの選択をしたにしても、その選択には「多角的な要素」、すなわち、工事の利益、会社としての信用などを考慮して、下した決断になります。


エビデンスもなにもなく言われたままに値引き交渉に応じた場合と、あらゆる状況を鑑みて値引き交渉に応じた場合は、結果は同じですが、その過程には天と地ほどの開きがあります。

続く


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?