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建設業のIT化について2

こんにちは!BHです。お盆休みも終わり、休日お出かけでお疲れの皆様、休養がとれて元気いっぱいの皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今回、IT化をしたい経営層の皆様に向けて建設業のIT化について書いていきます。建設業界ではない方も、もしかしたら同じような状況であればお役にたつかもしれません。ここでは、IT化を阻むのはいったい何なのかを解き明かし、IT化をすべき理由とメリットを解説します。

今回は 「2. 建設業IT化の現状について」です。

前回の記事はコチラ↓

目次

1.こんなことを言っていませんか?

2.建設業IT化の現状

3.建設業界がIT化すべき理由

4.建設業界がIT化するメリット

5.建設業界が工事原価管理システムを導入するメリット

6.補足・マッキンゼーのレポート


2.建設業IT化の現状

IT化(ICT化)とは?

・IT化とはICT化とも呼ばれており、正しくは「Information andCommunication Technology」と言います。
・IT技術を活用して業務効率化を図ることで、スマートフォンやタブレット端末を使用した図面作成や確認、工事原価管理システムを活用した情報共有、遠隔システムを利用した業務指示などが挙げられます。
・例えば、IT化以前であれば、見積書を確認する方法は、会社に戻って自分で確認するか、社内にいる同僚にメールで確認するしかありませんでした。しかし、見積書をクラウド上に保存できるITシステムを導入すれば、現場からでも見積書の確認ができるようになり、無駄を省くことができます。
・IT化を進めることによって、業務効率化が図れるのはもちろんのこと、人手不足の解消などの効果も期待できます。

建設業界におけるIT化の現状

クラウドサービス図1

企業の中ではクラウドサービスを利用しているケースが多く、総務省の令和2年通信利用動向調査によると、企業全体でその割合は66.7%となっています。

産業別1

建設業となると71.7%の企業がクラウドサービスを導入していることがわかります(令和元年の調査結果)。
ちなみに、平成30年の結果は65.1%でした。

新型コロナウイルスをきっかけとする影響については、下図のような回答が挙げられています。

コロナの影響1

これらの影響によって発生している支障については、下図のような回答が挙げられています。

コロナの支障1

このような支障に対して、今後解決していくためにどうするか、という質問に対しては、下図のような回答が見られました。

今後の対策1

IT化の重要性

・これらの結果からは、新型コロナウイルス感染拡大によって、建設業がさまざまな影響を受けていることが分かります。
・そして、それによって発生した支障を解決するための手段の1つとしてIT化が掲げられていることが伺えます。

次回は「3.建設業界がIT化すべき理由について」です。

週末まであと少しですね!引き続きがんばりましょう!

BH

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