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ダリ 私の50の秘伝

お久しぶりです。

SNSに疲れつつもnoteはやっぱり自分に合っている気がして、またやってみようと思います。


ダリ 私の50の秘伝を改めて読んで気になること

この本は奇書として知られているそうです。
確かに話が飛んだり、やたらガラ(奥様)のことを書いたり、ちょっと狂気めいています。でもそれがまた読みたい気持ちをそそってよかったりします。

そんな本を、油絵を描き始めたときに買いました。そしておよそ1年経った今読んでみますと使う絵の具やそのタイミングについては、他の専門書と同じだったり、チェンニーノ・チェンニーニに言及していたりしてダリの研究熱心さ、本書に結構本気なことを記述していたことが伺えます。

支持体 気になるなあ👀👀

最近自分がこだわっている支持体。(これについてもまた別にnote書こうと思います。)
ダリは本の中で、石膏地を使っていると言及。それも水を弾くようにしてから使うとのこと。

石膏地は吸収の良い下地なので、ふつう水ははじきません。これは狂言なのか、本当なのか。

現代版白亜地でやってみたい

真相は自分で確かめたほうがいいなと思っています。
苦労して石膏地を作っていたダリ先生には申し訳ないけど、現代はアブソルバンというものを買えば簡単に白亜地(石膏地の親戚みたいなやつ)が作れます。
これを水研ぎするとか、リンシードオイルで吸収止めるとかで水を弾くかやってみようと思います。

色々なやり方のある油絵🎨

唐突に支持体の話をしましたが、油絵は使う画材で色んな作品が作れます。今回話に出た吸収の良い下地は、絵が明るくなります。
反対に吸収の悪い油性の下地は、暗くて渋い感じに仕上がります。
暗い絵柄のほうがクラシカルっぽいですが、元々油絵は吸収の良い下地に描いていたので、明るい方がクラシカル。
色々なやり方があるので、歴史を知れば知るほど様々な手法を知れるので楽しい。
自分に合う方法がきちんと見つかる懐の深い画材だと思います😁

それではまた🗻


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