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機動戦士ガンダムの天才アニメーター安彦良和をご存知でしょうか?
はい、どーも、りゅうパパです。
このブログは、子供が寝静まったあとにパパが本音を話すブログとなっております。
アニメ界のリビングレジェンド!
皆さんはご存じでしょうか、安彦良和先生を。
私が漫画家ゆでたまご先生の次に尊敬する偉大なクリエイターです(笑い)
皆さん、知らないはずはありません!
だって、普通に生きていれば、機動戦士ガンダムのアムロ・レイとシャアぐらいは聞いたことがあるでしょう。
安彦先生は、そのガンダムの作画監督でありながら、アムロやシャアなどのガンダムのキャラクターをデザインした大大先生です。
軽く安彦先生のご説明をさせていただく
安彦先生は、手塚治虫先生のアニメスタジオ・虫プロからキャリアをスタートさせ、様々な現場でキャリアを重ね、『無敵超人ザンボット3』のキャラクターデザインなどで注目を集めました。
1979年に放送された初代ガンダムは、立ち上げから関わり、上でも述べたとおり、キャラクターデザインから作画監督も担当。
ガンダムの全43話中の残り10話のときに、病気にて5か月間の入院をし、残り10話に参加できなかったものの、総集編にて映画化されたときには、そのほとんどを描き直しています。
ガンダムでさらなる注目を集めた安彦先生は、アニメ雑誌の好きなアニメーターベスト3に選ばれるような人気アニメーターに上り詰めます。
人気を得てからの安彦先生は、1983年に映画『クラッシャージョウ』で初監督、1984年にTVアニメ『巨神ゴーグ』の原作と監督を担当。
『アリオン』にて漫画家デビューもしながら、1986年、自らアリオンの映画監督も務めました。
そのあとの『ヴイナス戦記(1989年)』も素晴らしい出来でしたが、商業的には失敗作とされており、安彦先生の本「マイ・バック・ページズ」のインタビューでは、この頃、風の谷のナウシカの宮崎駿、映画うる星やつら2の押井守を見て、自分のアニメーターとしての限界を感じたと述べています。
安彦先生はこのヴイナス戦記を最後にアニメ界を去り、その後は、夢だった漫画家一本で生きていくことになります。
さらに、このヴイナス戦記は、ビデオ化などもされず、安彦先生の意向で最近まで封印されていました。
ちなみに、ヴイナス戦記は失敗作とされていますが、当時映画館で観た自分はとても興奮したし、最近も観直したら、手書きの生々しさ、躍動感のあるアクションシーンと、今観ても色褪せない素晴らしい作品でした。
個人的には、安彦先生はこんな天才でありながら、本人はアニメーターとしての限界を感じていたことに非常に驚きです。
アニメ界を去った安彦先生は漫画家として活躍していましたが、2001年にガンダムの漫画化にて再びガンダムに関わり、見事大ヒット、『ガンダムORIGIN』の映像化では監督も務め、令和の今、人気アニメーターに返り咲いています。
2022年には、映画『機動戦士ガンダム ククルスドアンの島』の監督も務め、執筆時点で75歳の現在も現役でご活躍中です。
そんな天才安彦先生の画集が
私の家には3冊あるので、紹介します。
1冊目は、2009年のKADOKAWA社から発売された『機動戦士ガンダム オリジン画集/安彦良和』です。
![](https://assets.st-note.com/img/1690503450559-hdsF1Sdqgf.jpg?width=1200)
画集名のとおり、雑誌ガンダムエースの表紙のために描かれたガンダムORIGINのイラスト集となり、掲載されているイラストの点数も文句なしです。
ちなみに、気になるお値段も、2,900円と非常にお手頃価格です。
2冊目の画集は、2022年、同じくKADOKAWA社から発売された『安彦良和 機動戦士ガンダム THE ORIGIN展』です。
![](https://assets.st-note.com/img/1690503525033-N6vWrQ1ThF.jpg?width=1200)
こちらも同じくガンダムORIGINのイラスト集なので、2009年の画集と同じイラストもありながら、イラストの点数も多く、そして紙質が良く、イラストの色がとても鮮やかなので、1冊目をお持ちの方もきっと満足できる画集だと思います。お値段は、3,850円です。1冊目に比べ、ぺージ数も多く、紙質も良いので、1冊目のプラス1,000円って感じです。
そして3冊目は、最近購入した安彦先生の画集『安彦良和 全仕事集』になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1690503602827-O93sYkQSTc.jpg?width=1200)
購入したのは最近ですが、2001年にメディアファクトリー社から発売されたものなので、私が所有する安彦先生の画集の中で、最も古いものとなります。
タイトルが全仕事と言うぐらいなので、初代ガンダムの懐かしのイラストから、Zガンダム、F91、ザンボット3、巨神ゴーグ、アリオン、ヴイナス戦記、その他にも漫画家時代のイラストまで、ORIGIN前の安彦先生のイラストが堪能できます。
ガンダムの劇場版三部作のポスターイラストやサントラレコードのイラスト、アリオンやヴイナス戦記のポスターイラストは勿論、その他のレアイラストも堪能でき、鼻血ものです。
ちなみに、お値段は、定価2,800円と安いですが、2001年のものなので正規な出版では入手が難しく、泣く泣く古本で5,000円にてGETしました。
てなわけで、本日は、安彦良和先生の簡単な経歴説明と画集を紹介されていただきました。ああ、死ぬまでに安彦先生のサインほしいわ。
1冊目は動画でも紹介しています。
ではまた。
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![りゅうパパ(カトウFコウジ)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/138890720/profile_9de118ca3efb0d4e73ed50a2119ea417.png?width=600&crop=1:1,smart)