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25年ぶりの京都大原 宝泉院を訪ねて

2022年12月7日に京都烏丸御池の4つ星ホテルが3700円で宿泊できたので、1泊して、大原と源光庵を訪ねてきました。

パークホテルと大原の三千院の記事はこちらをご覧ください。

三千院を後にして、道なりに参道を進んでいきます。

紅葉が綺麗
木の模様がすごい

落ち紅葉が美しい風景を眺めていると、
参道の奥の突き当たりに勝林院(大原寺)本堂がみえてきます。

この本堂は天台宗の仏教が栄えた大原の中心的道場。

勝林院

その先に宝泉院の門があります。
宝泉院は天台宗の僧坊として800年前からあったお寺です。

山門より入ると、目の前に、お寺のシンボルである樹齢700年の五葉の松が表れます。

奥に進んでいきます

このお寺には、夢のように美しい「額縁の庭園」があり、水琴窟の音に耳を傾け、お抹茶とオリジナルのお菓子(若狭屋手作りの和菓子)を味わいながら、緩やかな時間の中で癒しの空間を楽しむことができます。

宝泉院のみどころを7つご紹介。

1.額縁庭園
客殿の西方、柱と柱の空間を額に見たてて観賞。
竹林の間より大原の里の風情を満喫できます。
庭の名前は盤桓園(ばんかん、立ち去りがたい意)と称します。

2.鶴亀庭園
江戸中期作。部屋から格子ごし に観賞。
池の形が鶴、築山が亀、山茶花の 古木を蓬莱山とみる名園です。
樹齢300年の沙羅双樹がたたずんでいます。

3.五葉の松
近江富士を型どる樹齢700年の五葉松で、京都市指定の天然記念物。
京都市内にある3つの著名な松の一つでもあります。

4.血天井
慶長五年関ヶ原合戦前、徳川の忠臣・鳥居元忠以下数百名が豊臣の大軍と戦い伏見城中で自刃。
その武将達の霊をなぐさめ、自刃した床板を天井にして祀り、供養としています。

5.水琴窟
理智不二(りちふに)と命名された珍しい二連式の水琴窟。
現在、癒しの音として多くの来院者に親しまれています。

6.囲炉裏の部屋
周りに珍しい陶板をあしらった炉のある部屋。
静かな語らいの場として親しまれています。
自然の山を活かした庭を背景に、滝の流れる水音に癒される空間です。

7.宝楽園
平成17年3月に宝泉院境内南側の低地に新しく誕生した庭。
心の内なる広大な仏、神の世界を岩組、樹花、白砂等をもって表わしています。
美しく宝の如く、そのままそこにある楽園の境を創作したものです。

宝泉院ホームページより引用

拝観時間は9時から17時まで。(受付終了は16時半)
お抹茶付きで拝観料は800円

春から新緑は、桜、石楠花、ミヤマヨメナ(大原小菊)、沙羅の花等々。

秋は桔梗、曼殊沙華(彼岸花)、しゅうかいどう、また色鮮やかな紅葉。

冬は雪景色の中で、自然のかもし出す静謐な空間を。

宝泉院ホームページより引用
宝泉院ホームページより引用

四季折々、晴雨、時刻によって異なる額縁の庭園。

拝観時間の制限はないので、畳に座して静かに自分の心をじっくり見つめることもできます。

春や秋のライトアップやイベントも素敵そうですね。

前回は沢山の人がいて、写真をとるのも一苦労でしたが、今回はオフシーズンだったため、美しい眺めを独り占め。

お抹茶をいただき、水琴窟の癒しの音を聴きながら、ゆったりした時を過ごしてきました。

平成17年3月に宝泉院境内南側の低地に新しく誕生した宝楽園を知らなかったので見逃しました。
次回はぜひ見てみたいです。

大原は自然に恵まれていて、京野菜がたくさん収穫されます。

無農薬の畑がたくさんあります

 寂光院の近くを歩いていて、見たことがある光景が!

思い出したのですが、薬膳を勉強中、大阪の友達に車を出してもらい、京都のベジ料理の先生の紹介で大原と宇治の無農薬の野菜の畑を見学したなと。

大原は、名古屋から来た女性か一人て美しい野菜をいっぱい作られていて、大きなナスのようなオクラをお土産にいただきました。

懐かしい😊

この辺りで待ち合わせしました
今も畑が沢山

大原はしば漬けなどの名産もあり、これらをふんだんに使った京野菜ランチを古民家でいただくことができます。

寂光院の隣に足湯カフェもあるみたいですね。

大原観光保勝会ホームページより引用
大原観光保勝会ホームページより引用

次に来る時は、大原温泉に一泊して、4つの散策コースを満喫するのも楽しそう!

ゆったりした時間が流れる大原の里

そして大原からバスに乗り八瀬の瑠璃光院へ向かいます。
つづく


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