病院選びについて

はじめに乳がんの告知を受けるのは入院設備のないクリニックであることが多いと思います。

そこから悩む暇もないくらいのスピードで病院選びから治療まで始まってしまう。

私のように遠回りして転院する手間をかけてしまうと、治療開始も遅れてしまったり、同じ検査を何度も受けることになったりとデメリットもあります。

病院選びはその後の治療を進める上で本当に重要です。実際に闘病中の私が考える病院選びのポイントは以下になります。

①自宅からできるだけ近い
②抗がん剤を受ける場合は腫瘍内科のある病院
③受けたい治療が受けられる設備があるか

①は私自身の反省点です。今の病院は電車を2回乗り換えて1時間ほどかかります。抗がん剤の副作用が辛い中満員電車に乗るのは正直辛いし、急な症状が出たときに通院するのは大変です。

乳がん治療は長期に及ぶ場合が多いので、負担にならない距離の病院がいいと思います。

②これは主にキイトルーダや抗がん剤で副作用やアレルギーが起きた場合に、経験豊富な医師がいるか、他の科と連携して副作用に対応してもらえるか、また代わりの治療法を提示してくれるのかが大事だと思います。そう考えると総合病院であること、腫瘍内科があることは大切だと思います。

③は、転院前の病院ではキイトルーダを使うことができなかったこと、今の病院に頭皮冷却があることが大きいです。やりたい治療を諦めない、後悔しないよう、どこまでできるのかしっかり調べましょう。

以上です。
今回自分がトリプルネガティブだったということも大きいのですが、ガン治療は手術も大事ですが、さらに化学療法がとても重要なんだと言うことが分かりました。病院を選ぶ上でも手術の実績だけを見るのではなく、化学療法の設備が充実した病院を選ぶといいのかなと思います。