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今週の営業と、この読後感
夫もブックフェアから戻り、今週の新駒書店は通常営業予定です。よろしくお願いします。
水、木、金 11:30 - 16:30
土 10:00 - 16:30
バレンタインデーや婚約指輪や結婚式などというものに一切興味が持てない(ひとの結婚式などはちゃんと楽しめます!)という非恋愛体質のせいか、はたまた単にそういう年頃を過ぎたからか。恋愛小説、と銘打たれるとちょっと…と思ってしまうところかあります。
でも、これはなんだか読みたかった。
しかも偶然にも直木賞受賞を語った少々古い文芸誌を読み返していたところで…
白石一文『ほかならぬ人へ』
そして最新刊
白石一文『かさなりあう人へ』
『ほかならぬ人』に収録されている『かけがえのない人へ』を含めて3篇、思いがけず、じんわりと優しい読後感に包まれて驚きました。
「それでも」「なぜ」が繰り返される人生、そしてそれでも生きていくということ。
関係を男女に限らず、他者(全人類ではなく。最小であれば、たったひとり、そうでなくても多くない数の誰か)を真に信頼できることのできる人の優しさ。
偉そうに書いてすみません。
読めてよかった、が増えるのはいつだって幸せです。(J)