いんよう!第18回【雑談②】
2018年12月18日公開 31分48秒
これはポッドキャスト番組「いんよう!」を、個人が勝手にまとめているものです。非公式です。
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★第18回の概要欄
ここからは地引網の収穫です。会話部分以外は、意訳や発言順の入れ替えもあります。ご了承ください。
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「ある職業のヒントは3つ『役者、アイドル、技術職』」
1. 先週に引き続きアニメきっかけで話します
最初~4分53秒
● 「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」はSF要素がある。タイトルもフィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」のもじりだし。その構造が「化物語」に近いと思った。(よう)
● キャラクターでは「斧乃木余接(おののきよつぎ)」が一番好き。元は人形なので服装は派手だが、無表情でフラットな喋り方で毒づく。
おれ、そういうキャラクターほんと好きなんだなあと思う。声優は早見沙織さん。喋り方がフラットなのに内容がちゃんと入ってくるのがすごい。神谷浩史さんもラジオで同じようなことを言っていた(よう)
2. 技術職としての声優、ブランドとしての個人
4分54秒~11分16秒
● 最近、声優さんは裏方ではなくてアイドルに近い存在でもある。声優さんはオーディションを受けて仕事が決まることが多いので、自分で仕事量のコントロールをするのが難しい。自分のブランド力を高めて、曲を出してライブができたら仕事の確保になる。戦略の一環なんだと思う。(よう)
● 考えたことなかった。「ほぼ日」に糸井重里と宮沢りえの対談が載っていて、宮沢りえが「舞台の世界は今もオーディションが中心で、今も受けている」と言っていて驚いた。声優もそういう世界か(いん)
● 声優という職業はもともと裏方だし技術職のようなもので、顔を出さないから、俳優や女優のように広く知られることはなかった。今は、表に出てきてタレント的な活動をする声優と、ずっと裏でキャラクターに声を当ててキャラクターを作り上げる声優がいる。自分は声を当てるタイプの方にフォーカスして見ていると思う。(よう)
3. 好みの声質+好みで話すな=沼
11分17秒~17分00秒
● 前回話したような、「この声優さんはいつからどんな役をやっていたんだろう」とか追いかけることもやりたくなるけど、それとは別に声フェチというのがあって(よう)
● 椎名林檎が好きなんだけど、音楽性もだけど声が好きなんだと思う。曲によって高音や低音などの声が変わる。女性の中では低めな声が好き。日笠陽子さんとか喜多村英梨さんとか。(よう)
4. 文化としてのアニメは幅も広けりゃ奥も深い
17分01秒~最後
● ツイッターで声優さんに出会う。アカウントをきちんと運用している人は多い。自分のフォロワーの中にも何人かビッグネームがいる。そのうちの二人は園崎未恵さんと宍戸留美さん。僕程度の人間を見つけるという、ネットへの親和性の深さがすごいと思う。(いん)
● タレントというより、役者さんとしての声優、技術職としての声優にフォーカスして見ている。そんなに派手な声質じゃなくても生き残っていかれるといいなあと思う。たとえば大地葉さんは、メインキャラクターもやればコンビニのおばさん役とかもやる。歌もうまいし。そういう人が生き残れないってことは技術力じゃないってことになる。(よう)
● 声優がやってるポッドキャストはないのか(いん)
● ポッドキャストはないけど、文化放送がやってる「超!A&G」(注1)という専用局がある。(よう)
● ブロッコリーの縦切りのように、声優さんがストーリーを話してくれる番組があったら絶対聴く(いん)
● 下の年代に超強い人がいっぱいいる。ワンクールに何本もメインができるような人。そうするとその人たちで椅子が埋まっていく。人数も多いので椅子が回ってこない。そこで勝ち残ってくる人が何人かいる。競争が大変で心が痛い部分もある。(よう)
● アイドル的な活動をしている声優さんが、役者としての声優にどこでなるのかとかタレントとしての声優にどうなるのかというのはすごい難しいのかなって思うけどうまく言ってる人はうまくいってる。
超!A&Gラジオでは「洲崎西」(注2)っていうのが単純におもしろい。(よう)
● これだけの文化があるところで、ぼくがまだ全く触れてない話が出てくるのがすごい。(いん)
注1:超!A&G
文化放送が運営しているアニラジ専門のインターネットラジオとのこと。なんかすごい。A&Gは「アニメ&ゲーム」のようです。
詳しくはウィキペディアをどうぞ。
(注2)洲崎西
洲崎綾さんと西明日香さんによるアイデア生産型バラエティ番組、とのこと。2013年から始まっていて10周年イベントも行われたそうです。お二人ともかわいい!
********* 感想 *********
● アニメのわからない自分は声優さん事情もよくわかりませんが、好きな声がある、というのはとてもよくわかります。
● 声は音であり、リズムであり、人格であり、まあ音楽ですよね。
● 今回はヤンデル先生のリアクション芸がいろいろおもしろいです。
「んなー!」
「ほおん。ほう。なるほど?」
「ええええ」
「ふうううん?」
「えっあっそれで?あ、うおおお」
「そうかああああなるほどなああへえええええ」
今回もありがとうございました。