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リーダーの挑戦と変化


前職でも現職でも思っていたことですが、世界を代表する成長企業であるSalesforce.comの現場メンバー と自社の現場メンバーの能力に大きな差はなく、会社の時価総額に差があるとしたら、僕とMarc Benioff氏の力量の差なわけです。

だとすると、僕が一番にやるべきことは、自分自身が先頭に立って挑戦し、時に挫折し、失敗から学び、誰よりも成長することです。自分は安全地帯にいて、偉そうにふんぞり返って現場メンバーの仕事にコメントするだけのリーダーになってしまったら、終わり。

同じように、一緒にマネジメントをしていくリーダーたちに求めたいことは、過去の実績ではなく、未来への変化。経営チームが過去の経験だけに頼って逃げ切ろうとしていたら黄色信号。だって、みんなゼロから時価総額数兆円の会社作ったことないんだから。

ナレッジワークはまだアーリーステージのスタートアップですが、僕も含めて30代後半、40代のメンバーが多いです。

20代や30代前半でバリバリ働いて、一定の実績を残しているメンバーたちなので、これまで培った能力や築いた立場をベースに、さほど挑戦しなかったとしても収入を確保することもできるでしょう。

でも、ナレッジワークで世の中を変えていく道を選んだのなら、今の自分の立場を守ろうとか、体裁を繕おうとか、そんな気持ちは捨ててしまった方がいい。どれだけ格好悪くて、どれだけみっともない姿を見せたとしても、僕およびリーダーシップチームに求められるのは、挑戦し、学習し、成長する後ろ姿を見せることだと思っています。

僕、起業する時に散々聞かれたんです。

「40代で一部上場企業の役員辞めて起業するの、怖くなかったんですか?」

正直言うと、何も怖くなかったです。

僕にとって、怖かったのは成功しないことではなく、挑戦しないことでした。

挑戦しなければ失敗もしないし、そっちの道は楽かもしれない。

でも、そっちの道は僕の感性においては、そんなに楽しくなさそうだな、と感じるんです。

ナレッジワークでは、共に成長できるリーダーシップチームをみんなで作っていきたい。そして共に成長できるリーダーを探しています。

そんなことをふと思って、ポエムを書いてしまった週末でした。


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