早朝出社をお勧めする5個の理由
このnoteで伝えたいこと
新型コロナウィルスで時差出社の為に普段より早くに出社する人が多いと思いますが、この様な緊急事態に関係無く、実は朝早くに出社する事には沢山のメリットがあります。日頃から意識して実践できると仕事のアウトプット向上にも直結しますので、今回は仕事に関するメリットに限定して解説を致します。
こんな人に伝えたい
オフィスに出社して働く可能性のある人全般に読んで頂きたいです。最近は在宅勤務や、カフェなどのサードプレイスで働く人も多いと思いますが、たまに発生するオフィスへの出社の際には、このnoteに書かれている事を思い出して頂き、効果的に働いて頂ければと思います。
一般的な早朝出社のメリット
一般的には、通常よりも早くに家を出る事で、比較的電車が空いているというメリットがあります。また、夏は比較的気温が低い時に移動を済ませられるので、外を歩くのが楽というメリットもあります。それ以外の、意外と知られていないメリットについてご紹介します。
意外と知られていない早朝出社の7つのメリット
早朝、特に始発などを利用して出社するメリットをご紹介します。
その1 個人作業に集中できる
想像が付きやすいかもしれませんが、朝早い時間帯は電話が掛かってくることはありません。また、メールやチャットが来ることも稀です。この為、資料作成や調べ事など、個人で集中して行いたい作業にはうってつけの時間になります。仮に始発出社をして会社に到着するのが6時だとして、就業開始時間が9時だとすると、1日で3時間も個人作業に費やせることになります。3時間もあれば、大抵の仕事は片付けられますよね。
その2 役職者との会話が増える
役職者など立場が上な人程、会社には早く来る傾向があります。只でさえ人が少ないオフィスで、普段あまり接する事の無い偉い人とでも自然とコミュニケーションが増えます。朝早いということは夜も早くなりますので「朝早く出社するだけで素晴らしいのに、仕事の切り上げも早くて優秀だ」と錯覚させることもできます。普通に残業している人と労働時間は変わらないのですが(苦笑)
その3 グレーな話がしやすい
人が少ないので、普段できない様な会話ができます。きちんとした職場であれば、仕事の課題は正攻法で解決するのが一般的ですが、筋を通したやり方では解決できない課題もありますよね。そんな課題を解決する為に、手っ取り早く特権的な裏技を使うのも選択肢の一つですが、その手の相談をするには、早朝で人も少なく、役職者も気が緩んでいる早朝が狙い目です。
その4 良い仕事が入りやすい
その1とその2から繋がる話ですが、権限を持っている人と通常よりも多く関わることができるので、仕事に纏わる沢山の情報を得られます。中には大事な仕事を誰に任せるか、と言う課題に悩まされている役職者もいますので、そこで「やらせてください」と直接言える環境はとても有利です。繰り返しになりますが、朝早い時間は役職者も少々油断していますので、勢いで仕事を任せて頂けるケースは少なくありません。
その5 始業時間以降はメンバーのフォローに集中できる
自分の作業を始業時間前に済ませてしまったら、始業時間以降は仲間のフォローに徹する事ができます。仲間のフォローは片手間で済ませるより、集中した方が遥かに効果は大きいです。こういった効果を得られるのも、早朝出社のメリットとなります。
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如何でしたでしょうか。今回は早朝出社がもたらす仕事へのメリットについて、ご紹介させて頂きましたが、実はプライベートに関しても多くのメリットがあります。それに関しては次回のnoteにてご紹介いたしますので、お待ちください。
ちなみに早朝出社に切り替えると、始業時間に合わせて働くのと比べて残業代が発生しなくなって割に合わないと言う意見をたまに聞きます。仮に就業時間が9:00−17:30だとして、17:30-20:30まで3時間分を夜に働くのと、6:00−9:00に3時間分を朝に働くのは、労務管理上は基本的に同じと見なされるのが一般的です。就業時間後だけが残業と認められるのでは無く、就業時間前も”早出残業”と言う名目で余計に働いたと見なすのが健全な会社です。この考え方が許されない会社だったとしたら、何かと労務管理上問題がありそうなので、色々と考え直した方が良いかと思います。