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長野旅行記(7)古代の英雄?を追う
前回のやり残し2つ目です。ここは安曇野の観光スポット、大王わさび農場。きれいな水で、名水百選にも選ばれる場所。
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大王と名前がついているのには、歴史的な背景がある。
魏石鬼八面大王(ぎしきはちめんだいおう)という古代の英雄がいて、攻め込んできた征夷大将軍の坂上田村麻呂に討伐されてしまったのだそうな。(田村守宮と坂上田村麻呂が混同された説もあり)
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強すぎた八面大王は体をバラバラにされて、ここには胴体だけが埋まっているそうな。平将門みたい。胴体を祀るのが農場の中央にある大王神社。
前回、ここに来たかったのだけれど、足がなく断念したので、今回は松本でカーシェア借りて、大王わさび農場へ。商談までにどこまで見られるかのタイムアタックだ。
まず、大王神社に入ると、見慣れないものがある。わらじだ。巨漢だったとされる大王のわらじなのか、大わらじが拝殿の両脇にある。
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手前には傘の張り出した少し特徴的な灯籠があった。
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拝殿の奥には、例のごとく立入禁止の本殿がある。おそらくここに胴体を埋めて、御神体としているのだろう。
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さて、本殿から階段をくだった先を見ると、洞窟が見える。これは、八面大王がいたとされる岩屋のレプリカだそうだ。
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本物は、「有明山」にあるという。
ということで、Google検索をすると、まだまだ時間に余裕があるので、別件を済ませて有明山には行けそうだ。
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この岩窟は、ドルメン式古墳といい、日本では比較的珍しいものだそうだ。
ただ、山かつ雪の時期なので入口の有明山神社からいくことにした。猿もいるような場所だ。
先に結果を書いておくと、タイムアップで目的地には行けなかったので、以下は神社部分の話のみとなる。
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ここはホームページがない。また、雪のために御由緒などが見つからずなかなかヒントになるものがない。
ただ、文化財指定されているものがいくつかあるようだ。
1つが、東照宮の陽明門を模した門。もう1つが手水舎ということだ。
門は、彫刻や意匠が素晴らしく、すごいと思ったら文化財だった。
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中は雪で、かろうじて主要な通路が通れるくらいで、社務所などもやっていなかった。
面白いものが2つ。
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拝殿は、上部にこんな絵があった。天孫降臨の場面で、猿田彦と天鈿女命の出会いの場面。このあたりに多い道祖神のスタートと考えるとエモい写真。
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というところで、スマホを見るとタイムアップ。
今回は魏石鬼岩窟は断念することになりましたとさ。
3月8日に書いたものです。一度アプリで熱を入れて書いたものが消えたので書き直ししたため、熱量低めです。
後日、再訪したので以下を書きました。