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石川旅行記(1)小松は歌舞伎のまちだった

これじゃないという声があるのは承知の上で、忘れないうちに書いておく。某所から期待されているコーチングやら奈良の話は後回し。

北陸新幹線かがやきに乗り、金沢で乗り換えて新幹線つるぎに乗って小松まで行ってきた。今回は出張ではなく、先に目的地が決まり、たまたまご縁でその側の仕事が決まり、出張を追加したという形だ。目的地は白山と金沢だった。

ただ、せっかくなので小松も見て回った。

小松は、商社に勤めていた24歳のときに、出張で福井に行く機会があり、小松空港から福井に向けて車を走らせたことがあるが、小松そのものに行ったことはなかった。

小松に降りると、目立つのは重機・建機の会社であるKOMATSUの「こまつの杜」だ。


これが多分こまつの杜
土産店にもKOMATSUグッズがすごい

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全く知識がなかったが、小松は日本海に比較的近く、観光案内所で収集した情報によると、歌舞伎「勧進帳」で有名な安宅(あたか)の関がある。

小さな頃に読んだ源義経らの逃避行において、危うく正体がバレそうになった先に、弁慶が錫杖で義経を打ち据える。それを見た関守の富樫泰家が心を打たれ関所を通すという話は多くの人が聞いたことがあるだろう。まさにこの話の舞台が安宅の関である。

その印象から山の話かと思っていたがまさかの日本海沿いであった。

弁慶、義経、富樫揃い踏み

この安宅の関の脇には安宅住吉神社がある。


ここでは日本唯一の「難関突破」の神徳があるらしく、難関突破のお守りを売っている。参拝中に、空自の小松基地の爆音が鳴り響くのもまたご一興。

さて、そもそも難関とは何だ。難しい関所のことではないか。となると、難関という言葉の発祥はここなのではないかとか考えてしまった。(実際には関所ではあるが、ここではないらしい。)

トップ画像は日本海の謎のモニュメント。真ん中に2人が入ると安宅になるらしい。

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さて、このように歌舞伎の舞台になっていることもあり、小松は歌舞伎の町である。

駅前には、小松市團十郎芸術劇場うららもある。

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その他、小松で車を走らせている中で、琴線に触れたものは、ハニベ巌窟院、北陸先端科学技術大学院大学、木曽街道あたりだろうか。ハニベ巌窟院は色々と事件で有名でもある。リンク先は必見。

この滞在中に小松市の企業で仕事をして、私用にかこつけた趣味活を達成すべく、一路白山に向かった。

次回はこちら


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