見出し画像

【研修の仕事に使ってみた】夢の効率化ガジェットPLAUD Note Pin

前回は、開封の儀について書いた。

今回は実際に使った感想を書きたい。年始に書いたものなので少し情報は古いかもしれない。

まず、前提として、僕はカレイドソリューションズという会社の代表を勤めている。

その仕事での活用を考えて購入したという前提で読んでほしい。

用途1:録画の文字起こし

お客さまから、自分が登壇している様子の録画を求められ、撮影されることが多い。そして、それを共有いただく。

8時間に及ぶ登壇の様子はなかなかデータ量が多く、なかなか見返すことはない。ただ、僕はスライドに書いていないことを話したがる質だ。

今後、人にそうした仕事を譲っていくのであれば、そうした見えないノウハウも記録しておかねばならないが、自分の話を記録するのは難しい。そうした中で、多くの知恵が忘却されている。

だから、まず取り組んだのは動画の文字起こしである。録画データをパソコンのスピーカーから再生し、果たして文字起こしできるのか。

まずは、短い動画(といっても、10分で2Gもある)を再生してみた。それを録音し、文字起こしを試みる。

結果は、かなり正確に読み取れた。もちろん誤脱や専門用語を記録しきれないところはある。ただ、人間でもそうした場面はあるわけだから、全てを根気よく書き起こすだけでかなりありがたい。マインドワンダリングせずに記録するのは訓練されていない人間にはできないことのように思う。

さすがにグループワークの発言などは音量的に拾えていなかったが、話者分析ができるのは発見だった。

用途2:会議の議事録

会議を録音し、その後、会議のテンプレを選び、議事録を依頼した。一部、語彙が不足する感覚があるが、概ね問題なく文字起こしされた。

ただ、全文文字起こしは言葉癖を除外する機能がほしい。

用途3:研修内容のリアルタイム保存

研修の日に持参し、録音した。一部、録音のスタートを失念したが、完璧に録音され、文字起こしされた。

どうも、5時間が上限のようで、8時間の仕事にはやや足らないが、ランチタイムは録音を切るわけだからこれで十分だ。

次の担当をする講師に引き継ぐなどがしやすくなった。この18年やり続けた講師仕事がアーカイブされていないことへの後悔とともに、全てアーカイブされる未来を思う。

難点として、たまに誤動作で録音されてしまい、転送に時間が取られること。誰もいない時間に動いていて怖いと感じた。

また、chatGPTは自分で契約しているから二重課金している感覚があるのと、自分の契約しているスペックのchatGPTを使わせてほしい。

そのくらいで、僕の仕事には最適なガジェットだった。楽になる。


いいなと思ったら応援しよう!