硝子体剥離による硝子体混濁-年始。昨年の変化を振り返る(3)
今回は暗い話だから、興味のない人は読まない方が良いかもしれない。
「眉間をぶつけるとあぶないよ。」よくいわれる言葉だ。眉間をぶつけたら死ぬと思っていた。
昨年8月に眉間をぶつけて悶絶した。眉間をぶつけたらどうなるのか。即死する感じもしなかったが、左目が霞んでよく見えなくなった。
食事中に眉間をテーブルに打ち付けて悶絶するくらいで、左目がだめになるとは信じられなかった。東京衛生病院の眼科の診察では異常なしということだったので、脳神経外科を2件はしごしたが原因不明。最後は高校の仲間に大学病院の眼科医でみてもらって診断がついた。自然に治ることはないそうだ。
後部硝子体剥離による硝子体混濁。かんたんに言うとでかい飛蚊症が起きていて、ど真ん中に一つ動かない塊がある。この投稿にアイキャッチの写真を貼ってあるが、まさにこんな見え方だ。
利き目の左目には靄がかかっている。夜道を片目では歩けないくらいだ。さらに右目を使うので疲れが貯まる。このため、右目がどんどんだめになっていく。右目は視力低下の一途。そして疲れ方が異常だ。細かい文字などは全く無理。
脳が興奮状態になり、自律神経が失調。それからくる不眠と脳の疲労で言葉が出にくい。出ても交じる。こんな状態が概ね3ヶ月は続いた。
仕事はずっと続けていける。そういう風に思ってたけど、人生は冷徹だ。なんの前フリもなく今までやれていたことができなくなる。
多少は慣れてきたが、これにより、かなりの業務を減らさねばならなくなり、執筆の仕事など目に負担があることや、毎年お請けしていた新入社員研修の仕事はお断りすることになった。
やりたいことより、やらなくてはいけないことにだけ絞らなければならない。これは、何かを棄てること。悲しさもあるが、手術をすれば多少の可能性はあるので、今年はそれに希望を託すことにする。
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