Uターン日記 2021年3月
1(月)
起床。
昨日消えてしまったデータのことが気になってしょうがない。
ともかく快快のデジタルエンジニア的存在のK藤くんに連絡して電話できる時間を聞く。
掛川市→静岡県→全国で、とりあえずデータ復旧の会社をリストアップ。
朝食。
K藤くんに電話で相談すると、消えた写真ライブラリを見つけることができた!
本当に救われた、神様、今度飯奢ります、でも今の状態がどういうことなのかはよくわからないので、とりあえず全ての写真動画データのバックアップを取る。
そこまでやってお昼すぎ。
七間町ハプニングの台本をプリントアウトして推敲しつつ覚えつつ。
昼食。
昼食後、そもそも写真ライブラリが消えた原因になったストレンジシードの作品のイメージ写真を探す。
福岡自然農園で作った粘土団子の写真を使うことにする。
ゴリラの着ぐるみを来て、世界平和を謳って、説教くさいおじさんになって、粘土団子を皆に配ろうかなというのが今何となく頭にあるイメージ。まあ、どうなるかわかんないけど。
次にタイムマシンでパソコンのバックアップも取る。
姪が帰ってきて、姉が洗濯物を取り込んでくれている間、一緒に遊ぶ。
うちの前庭で四つ葉のクローバー探し。四つ葉クローバーを四つ見つける。近所の子が見たいと来たのでひとつあげる。
姪は六つ葉のクローバーを見つけた、珍しいからそれはプラ板とかレジンで保存しようとなる。
金柑と文旦を彼女に送るため段ボールに入れて、カードにハッピーバースデーと四つ葉のクローバーを貼る。
庭で姪とサッカー。
クロネコヤマトに段ボールを持っていき、百均でレジンを買ってくる。
帰宅してから自転車で郵便局へ行き、文化庁継続支援の書類を送る。郵便局まで行く気は無かったがポストが見つけられず、結局郵便局まで行った。
帰宅して、夕食。
朝、母が干し芋をレンチンしていて焦がした匂いがずっと消えないので、意を決して重曹で焦げ落とし。なかなか落ちないので、次は文旦の皮を剥きつつ、その皮をレンチンして焦げ落としと臭い消し。それもそれほどじゃない。
20時からSPACの朔会。早稲田小劇場のEPADという演劇動画のアーカイブに、ダムタイプとかも集まったらしく、「S/N」があったら見たい。
再びレンジの焦げ落とし。何度も繰り返してけっこう臭いも落ち着いた。
入浴。
最近当たっているなあと思ってチェックしているしいたけ占いをチェック。今週の俺は周りを置いてくくらい「前へ行くぜ!」って感じらしいのでぐんぐん俺が思う方向へ進もうと思う。
七間町ハプニングの台本を推敲して就寝。
2(火)
起床、梅ちゃんの小屋掃除。
朝食。
七間町ハプニングの打ち合わせ準備をして、母に駅に送ってもらい電車で東静岡へ。
東静岡でSPAC制作S本さんにニホンミツバチのミツロウを、S本さんが新たに始めようと試みている舞台芸術公園での養蜂用に託す。うまく許可がおりたらうれしい。
静岡へ行き、タリーズで七間町ハプニングの台本を読んで推敲。
ツアーパフォーマンスのルート決めの為に行ったがあいにくの雨。しょうがないから雨の中歩いてルート決め。
昼食を久しぶりにマックに、行こうか迷ったが、ゴールデンネクターというお店の前でタバコを吸っている二人につられて、せっかく静岡まで来たんだからランチを楽しもうという気持ちになりそのままお店に入る。
大しておいしいというわけでは無かったがコーラを飲んだりして楽しかったのでマックにしなくて良かった。
CCC(静岡市クリエイティブ産業振興センター)へ行き打ち合わせ。パフォーマンスの最後のダンスを練習しているのを観る。初めましてのE藤さんとH原さん。しっかり振り付けられてて練習しているのがわかる。
ダンスってなんだろうと思う。
僕のパフォーマンスから最後のダンスへの繋ぎの打ち合わせ。
そのあと、オープニングでレクチャーパフォーマンスを一緒にやる社会環境学部准教授のK杉山さんと打ち合わせ。大体共通認識ができてほっとする。
そのあと雑談。K杉山さんがヒッピーコミュニティにいたことなど、色々話をして楽しい。お茶してるのが一番好きかもしれない。今後の食糧難とかのことを考えて、地域にある児童公園とかを全て植えるのも自由、収穫も自由という畑にすれば良いと言っていて、ヤマザキパラダイスの話になる。
あと街路樹をみかんにするのはそんなに手間も変わらないから良いアイディアだと思うと言っていて夢が膨らんだ。
16時に雨が止んだので、もう一度ルートを決めて進行台本を完成させるために街歩き。
小道具作りの材料を買うために100均や東急ハンズに行って帰宅。
そのままジャンボエンチョーへ、小道具の材料を買いに行く。静岡の東急ハンズより掛川のジャンボエンチョーの方が欲しいものが揃っていた。
ジャンボエンチョーは森林作りにも協力しているらしい。改めてごひいきにしようと思う。
帰宅して夕食。
紙粘土で小道具の鹿のフンと猪のフン作り。猪のフンが特に素晴らしい出来。
スポンジで地面に足跡をつける用のスポンジ、ゴムで土の地面に足跡をつける用の型を作る。
スポンジで作った足跡スタンプを試してみるとめちゃくちゃ上手くいって、やっぱり人任せにして当日あたふたするより、忙しくてもイメージ通りのものを自分で作ることにして良かった。
高校の同級生でカメラマンのDちゃんから連絡があり、明日掛川に用があって帰ってくるので会えないかとお誘い。ちょっと忙しいけどなかなか会えないから快諾。
CCC展示用にお願いされていた鹿の止め刺し、解体、精肉動画を送る。データが重くてアップロードに4時間かかる。
その間に進行台本を完成させる。今日打ち合わせをしてK杉山さんは、ヒッピーだったし、けっこういじっても許容範囲が広いと思ったので役割を増やす。
台本を書き終えて3時。熟睡できるという音楽をYouTubeで流しながら就寝。
最近はにほんむかしばなしとかじゃなく、これに頼りがちで余裕が無くなってきたんだなあと思う。今日は19時くらいからずっと一人で部屋で作業を進められたが、子供がいたらこうはいかなくなるよなあと思う。
3(水)
起床、昨日作った紙粘土のフンを乾燥させる為に日向に出す。紙粘土を乾かすのには2日は掛かるらしい。遠い昔のことで忘れていたが予想外に長い。今日スプレーで色付けして完成させたかったが諦める。
足跡のスタンプを木材を使って完成させる。
明日からのドキュメンタリー撮影に向けて、年末以来撮りためていた動画の整理。
昼食。
これから超多忙になって時間に追われる前になるべく事前にできる仕事は済ませておこうと思って、使うかもしれない音楽や映像やテキストの許可の為に事前にメールを用意しておく。
友達のDちゃんから連絡があって、駅に着いたとのことだったので、車で迎えに行き、ハンバーグが食べたいということで一緒にさわやかへ。
高校時代の同級生で、大学時代に写真をやりたいと専門学校へ行き、広告や雑誌の写真の仕事をバシバシやっている。先日も北川景子と瑛太のドラマの広告写真を撮ってきたとのこと。このままカメラマンで行くのか作家として写真家になりたいのか聞くと、本当は写真家になりたいが、広告業界と写真家業界では商業演劇と小劇場の様な、大きな隔たりがある様でなかなか難しいらしい。
それでも今年写真集を出したいと、出版社を回ったり、自費出版のために銀行に融資の話をしに行ったりしているらしい。頑張っている。頑張ってほしい。
2時間ほど話をしたが、話し足りなくて、そのまま飲みに行きたいくらいだったが、東京へ日帰りで帰らないと行けない状況だったのでさようなら。
帰宅して、母が市役所に行ってもらってきてくれた親戚の叔父さんの土地家屋名寄帳と公図を照らし合わせて、今僕が使っている山崎山や蜂場などのチェック。40ヶ所くらいに小分けに分かれていて山林、田、畑、原野などあり、コピーをもらった公図では全て網羅されていなかったので明日の午前中に市役所に行こうと思う。
こんなに土地が散らばっていたなんて知らなかったので、全て把握して面白いところがあったら良いなあと思う。夢が広がる。
風呂。
土地の番号の整理。養蜂の待箱を良い置き場所を見つけてもっと散らばらせたらいいなと思う。
就寝。
4(木)
起床。
朝食。
姪とオセロ。ボロ負け。
小道具作りで、紙粘土で作った鹿のフンと猪のフンをスプレーで色付け。
市役所へ行き、土地の地番と公図を合わせて、写真を撮る。
帰宅。
公図の写真をプリントアウトして、すべての土地をリストアップし、大きな地図でそれがどこか印をつけていく。
知らなかった養蜂に良さそうな土地を見つけたので、落ち着いたらそこの確認に行こうと思う。
昼食。
小道具づくり、昼寝。
ドキュメンタリークルーが来て、早速撮影。撮影用に野菜を収穫に行く。白菜、ブロッコリー、カブ、大根、小松菜など菜花系は全てトウがたって花を咲かそうとしている。三浦大根を抜いてみたら、めちゃくちゃ大きくなっていて驚く。収穫した野菜を自転車のカゴにいれて、家の近所、田んぼの周りをママチャリで走る。
軽トラの後ろに乗って撮影をしていたYちゃんが車の揺れに翻弄されていて、久々にこういう意地悪な感じで大笑いした。楽しい。
カフェVillageで打ち合わせ。
帰宅して、夕食。
掛川に帰郷してからの約1年で収穫したものの量を計算して大雑把にリストアップする。
エンドロール用に名前をリストアップ。
就寝。
5(金)
起床。
インタビュー動画の要点を抜き出すために、一人当たり5〜10秒程度にできる様にチェックしてリストアップする。
やはりコジコジのオープニング曲を入れたいと思って、歌詞に合わせた写真のスライドショーとかなら入れれるかもと思って持っている写真で使えそうなものをすべてリストアップする。
母がプールの友達に貰ってきた精米機を回しているが、やはりコイン精米機に比べたら時間が掛かるが、1時間半ほどやったらだいぶ白くなった。
山に行き、市役所で調べた地図と実際の場所を照らし合わせる。
既に他の人がひとまとめにして利用している田んぼや、行ってみたらめちゃくちゃ山の中でどうしようもないところや、公図と実際の土地とアプリのMAPを見てみるも、いまいち場所がはっきりしない場所など、現実は厳しかった。
ただ1箇所は、ここの土地が親戚のものだったらなあと思っていた場所だったので養蜂の待箱を移して設置。
蜂場へ行き今いる一群に越冬用に被せていたワラを外す。無事に越冬できよかった。
帰宅して、帰郷してからの稼いだお金のリストアップをやっていないことを思い出したのでその作業。
思っていたよりずっと稼いでいた。俳優でこんなに稼いだのかと驚いた。
撮影クルーが来たので、上がってきたナレーション用のテキストのチェック。推敲してから全て録音。
終了、打ち合わせをしてさようなら。
やっぱり、オンラインで打ち合わせをしたりするより面と向かうと色々わかる。
夕食を食べて、横になり、そのままリビングで眠ってしまう。
起きて、風呂に入り、ドキュメンタリーの作業をして就寝。
6(土)
起床。
母と一緒に父のお墓参り。
帰宅して撮影のことを考えて、クルーが来て、今日の動きの話。
やはり不可思議/wonderboyの『生きる』がドキュメンタリーのエンディング曲に使えたら良いなと思ったのでクルー二人に相談して、手間を掛けるが使用許可だけ事務所に問い合わせることにする。間に合うか、許可が降りるかわからないが、ともかくトライだけしようと思って問い合わせることでスッキリする。
梅の木の剪定をするのを撮影して、七間町ハプニングの準備の様子を撮影。
実家の側で全身タイツを着るのはめちゃくちゃドキドキした。東京なら知ったこっちゃないという感じだったが、生まれた頃から知られている人に見られるのは、どう思われるかと気にしてしまう。
田んぼへ行き、ラストシーンの撮り直し。
カラオケに行きコジコジのオープニング曲を撮影。久しぶりにカラオケに来た。30分コジコジの歌を歌っただけだが楽しかった。
二人と最後の打ち合わせをちゃらっとする。一応クランクアップ、2人がまた何年後とかにどうなっているかわからないけど素材は撮っておいてと言ってくれて嬉しい。けっこう我を通して仕事を増やしているにも関わらず、そう思ってくれてありがたい。シリーズ化したい。その為にも撮るに足る人になろう。
帰宅。
昼食。
昼寝。
起きて、ふと、友達のピザパーティーとカフェvillageでたまたま会ったるんるんさんのパンの店を調べたら、今日が月に数度の営業日だったので行ってみる。
こじんまり可愛らしい感じでやっていて良かった。パンを買って、山崎山へ。
インタビューをさせてもらったK美さん宅に行って、エンドロール用に名前の漢字を伺う。
帰り道に山パラ仲間のM浦さん宅に、畑と平家という情報で初めて行ってみる。
下の名前と漢字を聞きたかったが、不在だったので帰宅。
収穫したまま置いてあった文旦の皮を剥く。夕食。
助成金をもらっている事務局の方と電話で相談。
ふと彼女が抹茶が好きと思い出して、茶畑のお茶の一部を抹茶用に日除けを被せようと思っていたがまだ間に合うか調べると、四月上旬から五月まで被せるとあったので、間に合うからトライしてみようと思う。
彼女と電話をして、僕の演劇、イベント出演、ドキュメンタリー公開が終わる3月中旬以降に熱海で会うことにする。
この一週間を乗り切って熱海でのんびり過ごすのが楽しみだ。乗り切ろう。
領収書の整理。
エンドロール用に関わってくれた人の整理。ドキュメンタリーってあんまりエンドロールがない気がするけど(テレビで見ることが多いからか?本編に名前とかが出がちだからか?)、今回のコンセプトとして「この世は舞台人は皆役者」だから、ちゃんとキャストとして名前をしっかり出すのが良いかもなと思う。
なかなか寝付けない。何か製作中は頭が冴えていて眠れない。YouTubeでにほんむかしばなし→眠れる音楽→しんしょうの落語でやっと眠れる。
7(日)
起床。だらだら寝てしまって9時起床。
ハムレットの台本と、2/26の記録映像のチェック、宮城さんのnotesを見る。
約10日間、他の作品のことを考えていたのでブランクは否めない。
今日、明日、明後日の3日間のリハーサルでいい感じにして千秋楽に向かおう。
SPACに着いて、楽屋にいたW宮さんとお話し。手作りのフキ味噌と、前に遊ばせてもらって僕が気に入ったW宮さんの望遠鏡を狩猟用に頂いた。めちゃくちゃ嬉しくありがたい。望遠鏡って生活が便利になる道具というよりは、なんか新しい能力を手に入れたって感じで魔法みたいで目から鱗。ありがたく色々使わせて頂きます。
アップをして、トレーニング。
約10日ぶりのトレーニング、軸がぶれぶれ。
その後、止め通し。
久しぶりにセリフを言ったら、嬉しい気持ちになった。最初にセリフを交わすW宮さんとこのオフの間に麦踏み、BBQとやって、目を見るのが怖くなくなったというか関係性ができた気がする。
10日間のブランクは否めない感じだった。
帰りがけ、別の作品の撮影のメイクに来ていたスピリチュアル系のメイクさんお二人に会えて良かった。
2人に当たる日向ぼっこを少しして、余っていたコーヒーをもらいながら少しお話し。
撮影に来ていることは知っていたが、自分が時間を作れず会えなそうだと思っていたが会えて良かった。
電車で七間町ハプニングの台詞を覚えながら帰宅。
駅からの徒歩の帰り道、ドキュメンタリーに出演してくれた人たちにエンドロール用に会社の名前や肩書きを電話で聞く。
皆、快諾してくれてありがたい。
帰宅して夕食。風呂。
最近毎日、帰郷以来記録のために毎日つけてきた日記を毎日1ヶ月分ずつnoteにアップしてSNSに載せているが、反応の無さが凄い。
まあ、読んでほしくて、というよりドキュメンタリー公開に向けて、という感じなのでいいんだが、あまりに反応薄くて、俺のドキュメンタリーはどれくらいの人が見てくれるんだろうと不安になる。
心意気は目指せ1万人、だが厳しいか、、
動画の整理。
就寝。
8(月)
起床、朝食。
コーヒーで一服したら、空になったカップで梅ちゃんが水浴びをしたそうにしていたのでお皿に水を入れて水浴びの用意。
今日は寒いのになあと思ったが、やっぱり寒いようで梅ちゃんは少しだけ水浴びをして小屋に戻っていった。
ドキュメンタリー用に頂きものを写真に納めて、人にあげる蜂蜜を瓶に詰めて、リハーサルの為SPACに向かう。
最近よく当たっているしいたけ占いの週間の更新日が今日なのでチェックしてみたがまだ更新されていない。求めすぎているかも。
上半期版を見てみると、やはり今3月がラッキーで過渡期っぽい。ドキュメンタリーも公開するし、演劇の本番もあるし、初めて静岡での個人としてのパフォーマンスの仕事もある。前へ行くぞ!と口に出す(しいたけ占いでお勧めされていたので)
電車でハムレットの台本を読み直す。
トレーニング。
リハーサル。
通しを始める前に宮城さんの話。
俳優はどうやって舞台にいるのか。
初歩として俳優は感情に依拠しがち。ただ台詞を言っていなくても見るべき価値があるというのはどういうことか。
美術はそこにあれば見るべき価値がある。それは優れた美術品だからではなく、例えばただの椅子でも舞台上に置けば見る価値がある。それは常にそこで関係性を取っているからだと。なるほどおもしろい。
じゃあ俳優はどうしたらそういられるのか。歌舞伎俳優は感情に依拠することは少なく、美術のようにそこにある。
どうしたら「いい形」でそこにいられるのか。いい形というのは、ほぼ腕で決まるらしい。あとは宮城さんの言葉で言うと体の内側に弓を持ち、それがどうしなっているのかというのもあるらしい。
ただ大部分が腕に依るもの。じゃあ腕をどう決めるか、簡単なのは扇子などを持つこと。世界の大体のダンスは何かを持っている。それは物をうまく持てると決まる、そこに在れるから。そのものが長くなったり大きくなったりするほどコントロールが難しくなる。
というのは俺が聞いた宮城さんの話の大体の解釈だが、おもしろい。
こういう話が聞けると、固まっていたものが動き出して、モチベーションになる。
通しはうまくいかないところもあったが、集中はしてできた。明後日、明明後日の「ハムレット」千秋楽に向けて仕上げよう。
小道具の梱包をして、電車で仮眠しながら帰宅。
歩いて帰宅して、夕食。
動画の整理をして、ジュアンへお茶をしに行く。忙しいがだべっての心の休息も大事。
マスターは、気功にはまっているらしい。ゴム底の靴を履くようになって、地球からの磁場を受け取れなくなって病気の人が増えたと言っていて、まあそれもあるかもなと納得した。
とりあえず、マスターが気功マスターになったらコーヒー飲みながら気功施術をしてくださいと言ってさようなら。
SNSに頻繁にアップするようになってか、2人から話がしたいと連絡がくる。
とりあえず今は大忙しなので、また落ち着いたらと返信。雑に扱って申し訳ない。
風呂に入って、こさんの落語を聴きながら寝ようとしていたが、あまり笑えなかった。
そこから、ふと俺のドキュメンタリーも今ユーモアが掛けているんじゃないかと思って、台本をもう一度読み直すと、ただの問題意識の高い正論おじさんになっていると思って、編集をしているYちゃんとH君に連絡してみると、2人も録音したナレーションがのっぺりしていてどうしたものか、考えてるいたとのこと。
とりあえずユーモアや俺が大事にしたいニュアンスを足すために台本を読み返し、再構成したり加筆したりしてみる。
朝の5時まで掛かってしまった。恐ろしいが自分のドキュメンタリー、一番恥をかくのは紛れもなく俺だし、俺のセンス丸出しだからどうにか適当なものにせず、なんとか納得いくものにしたい。
起きてきた母に寝ていたら起こしてくれと伝えて就寝。
9(火)
何とか起きて、H君からのレスを見る。
昨日はネガティブになりすぎていたなあと思う。冷静になって少し台本に目を通してレス。
急いで朝食を済ませて、荷造りをして、姉に駅まで車で送ってもらう。
駅前で一服していると、今あるものは生かしたままドキュメンタリーにユーモアを足すアイデアが思い浮かんで、テキストを書いて送信。いい感じがする。少しほっとする。
眠い!Yちゃん、Hくん、任せた!
東静岡からSPACのバスに乗って、富士宮の劇場へ向かう。
眠ろうと思うが眠れず、七間町ハプニングの確認をしたり、ドキュメンタリーのテキストの確認をしたりする。
劇場に着いて、荷物を入れた後、後ろからNちんが脇の下に手を入れてきて、きゃーって笑って元気になった。バスで俺のいっぱいいっぱいさに気付いてほぐしてくれたのかも、ありがとう。
ドキュメンタリーの方のLINEで朝考えたアイディアを試すため、撮影する。
トレーニング。Nちんのお陰と、寝ていないのでテンションが変な感じで楽しくてしょうがない。
再びドキュメンタリー撮影のテキストが来たので、ランスルー前に楽屋で撮影。
ランスルー。
初めてセリフが真っ白になった。
何とか戻ることができたが、寝不足怖い。
notes。久しぶりに台詞を言いながら首を振らないと書かれていた。
無意識だが、無自覚になっていた。自覚的に演技をしよう。
ぼーっとしてしまい、帰るのも着替えるのもだるいがホテルに帰って食事風呂を済ませないと仕事ができないと思って、ダラダラ帰る。
今日殺陣で右腿を肉離れしたっぽくて、歩くのがしんどい。こんなにしっかり肉離れ感があるのは高校でのサッカー部以来。
途中ファミマに寄って、水、レッドブル、牛丼を買ってホテルにチェックイン。
ロビーに宮城さんがいて電話をしていた。チェックインを済ませると電話が終わっていたので「おつかれさまです」と声を掛けてエレベーターに乗る。何か芸術家の寂しさみたいなものを勝手に感じてしまい、「暇な時にお茶しましょう」と誘えば良かったなあと思う。まあ、本人がインタビューで劇団内の宇宙人でありたいと語っていたので、あまり知ろうとして近づくのは良くないかも知れないけど。
部屋で牛丼を食べる。美味しくない。のに自分の疲れに任せて一番環境負荷が高い牛肉を食べていることへの罪悪感。
風呂に入って、七間町ハプニングの台本を覚える。
思っていたより台詞が入っていた。まあ、自分で書いた物だし、狩猟の際、自分がしていることがベースなので当たり前か。でも3年やってすっかり知識と経験は得たなあと思う。
ドキュメンタリーのクルーに、不安とネガティブ感情に押されて、色んなことをいってしまったがそもそも作った作品が好きでお願いしたんだし、アーティストの2人をしっかり信頼して編集作業は任せようと思ってLINEの文章を考えていたら、気付かずスルーしてしまっていたものがあり、部屋で急遽撮影して送ることに。
ホテルに帰ってきてから撮影したことで結果合う素材にかなって良かった。
1人部屋で30テイクくらいやった。
本当はSPACで俳優として今培っていることとかをしっかりテキストを読み込んで生かしたいが、それは時間の余裕がないので、許せる範囲で諦める。
演劇はライブなので、発表直前でも大規模な変更も可能だけれど、映像作品ではそれは無理ということを痛感した。
しいたけ占いの週間のものが、「3つのうち一つ失敗してもしょうがない、あなたは充分過ぎるほど頑張った」みたいな感じで、今週抱えている「ハムレット」の大千穐楽、七間町ハプニングの「カーニバル」、公開予定のドキュメンタリー「Koji Return」のどれだ?と思って怖かったが、ふと「Koji Return」の公開は来週の月曜なのでこの3つじゃない!と気付く。この3つは全て成功させるぞ。きっと今日ドキュメンタリー用に出したアイデアか素材の一つだなと思ってほっとする。
彼女からのLINEで、友人の写真家に、僕たちの神前式の写真をお願いすることに決める。
湯冷めしたので、もう一度風呂に入って、ホテルの自販機でビールを買って、部屋でタバコを吸いながらビールを飲んで就寝。俺もみんなのおつかれさまです。
10(水)
起床。
ぐっすり寝た。
朝食。
劇場入りして8:00からトレーニング。
準備をして、オープングの合わせをやって、本番10:30。
殺陣のところでやっぱり肉離れをしていて、全然足が上がらなかった。
notesで単純に息が足りなくなって文末が聞こえないというとても基本的なことを受ける。お恥ずかしい。
オフ明けから、その場を大事にしようと思っていたが、自分的には体の状態を大事にしているつもりだが、なにか感情のようなものに依拠している感じもする、以前と何か違う。
明日は大千穐楽。
ホテルに戻り、仮眠。
起きてメールを確認すると、LHWプロダクションから連絡があり、不可思議/wonderboyの「生きる」という曲を僕のドキュメンタリーのエンディングに無償で使っていいとのこと。すごく嬉しい。
東日本大震災のチャリティ用に作った音源を頂く。明日は3.11から10年で、不可思議/wonderboyさんのお墓は静岡県の島田にあり、今回担当してくれている方も静岡出身で、地元のクリエイティブに参加できることを嬉しく思いますと言ってくれてほんとタイミングが良かった、世界平和への思いの丈だけを書いたメールだったが、本当に良かった。
編集作業をしてくれているH君に連絡をして、音源を送り、現状を電話で少し聞く。
何とかいいものにしたいが、僕のナレーションがのっぺりしていてどうしたものかと悩んでいるそう。
とりあえず、僕は今は待つしかない状況なので、何か後の作業を減らして良い作品にできたらと、無駄になるかもしれないが動画から、良いカットを写真データにする作業をする。7時間ほど掛けて0時に終わる。
ホテルの自販機でカップヌードルを買って、めちゃくちゃふやかして、薄めて、食べる。
明日朝の10:30からの本番のため。
風呂に入って、脳の疲れを取るという音楽をyoutubeで流す。
ふじのくに⇄せかい演劇祭のラインナップが公開され出演する「三文オペラ」の情報も解禁になったのでSNSにあげようと思ったが、僕の名前の漢字が間違っていたのでやめる。
この三文オペラは昔オーディションで落ちてからの、今静岡でSPACに関わっているから宮城さんからお話をもらったが、少し裏口入学のような感もあるので、あの頃の俺とは違うし、しっかり演出家に今回は山崎皓司で良かったと思わせるものにしたい。そして静岡での中高生向けではなく一般公開される演劇。がんばろう。
宮城さんの「サプリメントとしての肉体」というタイトルのフェスティバルメッセージがすごく良かった。世界平和へ向かっている。やはりこの人とはこれからも作品を一緒に作りたいと思った。
興奮して少し目が冴えてしまったが明日の千穐楽ために眠る。
11(木)
起床、チェックアウトの荷造り。
朝食。俳優のT野さんが、ホテルの朝食担当のおばさんと、ご飯が美味しかったですとか色々話しているのが聞こえる。なんかコロナ禍で個別にお皿に盛られてラップされている朝食なんだけど、僕は特にその朝食に面白みとか感じてなかったけれど、出来合いの素材だったりそんなに大した料理じゃないと思ってしまって、それを作ってくれている人のこととか大して考えてなかったけど、素敵。
たしかにお米は、美味しかった。俺が育てたお米より輝いてたし、出来合いのものを出しているだけかもしれないし、どんな気持ちでそれを用意しているか知らないけれど、そこで出来るだけの努力をして美味しく提供してくれているんだろうなと思った。家で子供や旦那にはこういうご飯を出していないけれど、ここでの条件で、折り合いの中で、ベストを尽くしてくれているのかも。
なんて考えすぎかもしれないけれど、T野さんの会話が少し聞こえただけで、そんなことにも思いを馳せられた。素敵。
劇場入り。
トレーニング。右足の肉離れが昨日の公演で更に酷くなっている。
廊下であった宮城さんに昨日読んだ「演劇祭のメッセージ良いですね、世界平和感じました」と言ったら、「あ、そう?」とさらったしてたので「あ、そんな感じ?」と思ったが、素直に思ったことでそれを聞いて喜んでくれたらいいなと思った。
10:30から本番。オープニングのパンデーロの演奏、今までで一番良くできたかも。
千秋楽だからといって特別よくできたわけではなかったし、初めてのミスもしたりしたが、ともかく無事迎えられた。
「妖怪の国の与太郎」で共演したSちゃんが東京から観に来てくれていた。ありがとう。大学の先輩としてSPACの「ハムレット」で尻叩いてるところを見せたかったが、それを通す力が俺には無かった。それは悔いが残るかもしれない。結局そのシーンで別の案をやって一度も中高生の笑い声を聞くことが出来なかった。40近い大人がケツを叩いて俳優として生きていられているという姿を中高生に見せておきたかった。それがいつかその子たちが大人になった時に、八方塞がりって感じて生きて行くのが嫌になった時に何かの助けになるかもしれないと思ったのに、諦めたな、俺。そんなこと起きないか。演劇に夢を見過ぎたかな。でもせっかく観劇してくれたんだから何かしら傷痕をつけたかった。今回の俺はそれができたんだろうか。ほとんどの子が初めての観劇、責任は重大だ、それを忘れずにもし次の機会をもらえたら頑張ろうと思う。
集合写真。宮城さんが何かの手違いでいなかったが、次の本番が迫っていたのでとりあえず抜きで撮影。
ドキュメンタリー用に写真を編集して送る。wifiが無く、iPhoneのデザリングで送っていたら、Tチームの本番が始まってしまった。最後なので見ようと思っていたが、明後日から別の本番もあるし、3日後にはドキュメンタリーをアップしないといけないし、他の作業を進めようと思う。
がやはり見ようと思って、舞台袖から観劇。客席で見るのとは違う。俳優としては、本番を舞台側から見る方がいいんじゃないかなと思った。久しぶりにTチームの本番を見たが、本番だからなのか、何か良かった。
袖に戻ってきた主演のTさんがめちゃくちゃ息が上がっていて、舞台上ではそんなに動いている感じはなかったが、身体の中でめちゃくちゃ何かが動いているんだなあと思う。かっこよかった。
終演後宮城さんを含めて再び集合写真。予定を見間違えたらしい。俺が予定を見てる宮城さんに朝話しかけたからかも、、
宮城さんの隣になり、宮城さんがピースをしていたので、合わせてピースをすると「世界平和だからね」と言っていて、「あ、朝言ったことちゃんと届いていたんだな」と思って、「伝えてよかった」と思った。
小道具、楽器のパッキングをして、バスでSPACへ。
バスの中で俳優のO野さんが、僕の高校時代のサッカー部の顧問と知り合いで、写真を撮ってその先生に送ってくれた。「懐かしいな」とレスがあった。もしかしたらその先生が週末のパフォーマンスを見に来ると言っていた。
できたらパフォーマンスじゃなく、今回の劇場での舞台を観てもらった方が、先生もしっかりしたなあと喜んでくれるんじゃないかと思うが、パフォーマンスは俺が今までずっとやってきたことでもあるので、それはそれで胸を張ってやろうと思う、まあ自分の家族は呼ばないけど。
明日のリハーサルのためにセリフを覚えようと思っていたが、寝落ちして気づけばSPAC前。楽器を運んで電車で帰宅。
夕食。3日間と朝はホテル、昼はガストの弁当、夜はコンビニという生活だったので、家のご飯がどれだけいいか実感。ありがたい。
風呂に入って、明日のリハーサルの為に外でやる予定だったツアーパフォーマンスを全て室内で出来るように組み立て直す。
やはり会場で、担当者とどこをどんなふうに使っていいか確認しないと決められないので、ある程度でやめて、今夜から明朝に送られてくるであろうドキュメンタリーの荒編集を確認するための体力を充電しておこうと思って早めに就寝する。
12(金)起床、梅ちゃんの小屋掃除。
ドキュメンタリーの荒編が届いていなかったので、七間町ハプニングの荷造り。
朝食を済ませる。
外で小道具の探し物をしていると、母が燃えるゴミ袋の余剰スペースに抜いた草を入れていて、強めに「何度も草を入れないでって言ってるじゃん」と強めに言ってしまう。
約一年半生活をして、やっとそれがどれだけエネルギーの無駄なことかを説明してわかってもらえたと思っていたのにまたやっていてショックだったというのと、疲れて睡眠不足だったと言うこともあり、配慮なく強く言ってしまった。
僕が農作業をしている余裕があれば、そういう草は山崎パラダイスに持っていっていたからこういうことは起きなかったのに、ずっとそのまま放置していたから気になってそうしたんだろう。
荷物が多く雨だったので、駅まで母に送ってもらう。
会場であるCCCへ行き、急遽明日の雨予報の為に室内でのツアーパフォーマンスに切り替える準備。4時間ほどぶっ通しで作業をして何とか出来るイメージが作れたので、通しをやってみる。
スタッフさんや他のパフォーマンスの方にお客さんとして参加してもらい、どんな反応をするか試せて良かった。
でも舞台監督さんが調べると、明日はパフォーマンスする時間には雨が止んでいそうとのこと。
だったら今日は外でやるパフォーマンスの練習をすれば良かった、、と後悔するが、ダンサーのE藤さんが妊婦なので、雨が降った後の石でできたタイルの上で踊るのは危ないので、雨が止んでいても室内の可能性もある。
無駄ではなかった。僕は外でやる用に作ったので雨が降っていなければ、外の方が確実に良いパフォーマンスが出来るのでそれが希望だが、それよりも子供一人のいのちを優先するべきだと思う。ほんとうか、俺?とと思うが本当だろう。
妊婦のダンサーさんが鹿役で踊る。そして、僕はその子供の命は作品のクオリティより大事にしたい。でも作品は世界平和に向けてやっている。
僕が仕留めた鹿の内から胎児が出てきたことがあった。ショッキングだったが、俺はそういうことをしているし、その覚悟を持って狩猟をしている。狩猟の許可証を申請して毎年貰うと、「鹿のメスを重点的に獲ってください」というビラが入っている。鹿は一年で性熟し、子供を産むので増えるスピードが早いらしい。人間だけの都合。でも俺は人間なのでE藤さんの赤ちゃんの方が大事だ。
論点がずれてきてるのでこれでやめる。
帰りに、外で最後までやるパターン、僕は外でやるが最後のダンスは室内でやるパターンのコースと内容を考えてから帰路へ。正直ドキュメンタリーの公開が控えているので、なるべくこちらでの負担は軽くしたかったがしょうがない、こちらでもベストパフォーマンスを!
帰りの電車で荒編動画リンクが送られてくる。
家に帰って夕食を急いで食べて、動画の確認。めちゃくちゃ心配していたが、うまく編集してくれていて説教くさくなく、ユーモアもあって、おもしろい。本当に頑張ってくれたなあと感謝。自分のドキュメンタリーを作って、それが面白くないことほど恥をかくことは、アーティストとしてなかなかないと思うから本当にほっとする。
最初に依頼した時の要望通り、少し意地悪にでも茶化すことなく誠実に伝わるように作ってくれた。俺が自分のナレーションに不安になり、自虐を入れようとしたものの、それはなんか違う気がすると言ったH君。伝えたいことを茶化さずかっこよく伝えようしてくれたことが嬉しい。自分が明日明後日やるパフォーマンスとか最近の自分の茶化す感じを見つめ直して、しっかりまっすぐかっこよく表現する方法も模索しようと思った。
膨大に送りつけた写真や動画も全てちゃんとチェックして使ってくれている。
4、5回見直して、気になるところをチェックして、電話で話をして、感謝の気持ちを伝えつつ残りの作業を引き続きお願いする。
この二人に僕の最初のドキュメンタリーをお願いしてよかった。でもやはり元は自分のブログからの引用とはいえ、初見のテキストをナレーションして録音するスケジュールになってしまったことは良くなかったし、ナレーションの質が悪いと手前味噌感が出てしまうので、そこは公開期日を守ってとりあえずアップした上で、再録して直したいなあと思う。
風呂に入って七間町ハプニングの最終台本を作って就寝。
この忙しさからもあと3日で解放される。解放されたい!
なかなか寝付けず、ドキュメンタリーのインタビューした人用のキャプションを考える。
短時間睡眠のyoutubeを流しながら就寝。
13(土)
起床。
雨の止み間に、パフォーマンスで、鹿の足跡を地面にスタンプする用の、泥を畑で採取する。
朝食を済ませて、本番の準備をして駅まで車で送ってもらう。
台本の台詞を覚える。
電車に乗っている間に、プロデューサーのY木さんから連絡があって、最後のダンスは室内で行うことにしましょうとのこと。
昨日準備したことが無駄にならずに済んで少し報われる。そして、ルートが3通りから2通りに限定されたことで少し考えることが減ってほっとする。
外で行う用に作ったツアーパフォーマンスなのでやはり外でやりたい。と思ってルートを考える。
が、会場に着くと、今日は全て会場内でやりましょうということだったので、切り替えて会場内用に考え直す。
スタッフさんに手伝ってほしいことの段取りを説明したり、トークをするK山先生にトーク以外のこともお願いする。
少しK山先生を不審者に仕立てようとしていたから、受けてくれるか不安だったが快諾してくれた。通じるとは思っていたが、ちゃんとわかってくれて良かった。
自然環境を守っていこうという仲間、通じる。
解体パフォーマンスをしてもらう猟師のS野さんともリハーサル。兎にも角にも本気で後頭部を殴って気絶させるつもりで強く打ってくれと頼む。
14時から本番。
お客さんは定員いっぱい来てくれた。客層がおばさまが多くて不思議な感じだったがノリが良く良かった。
最初トークをして、去年は俺がやりたいことは講演会とかトークなんじゃないかと思っていたが、持っていきたい流れに自然に持っていくのが難しかった。結果自然には持っていけなかった。
感染症対策で室内ということもあり、思っていたより通路で長い列になってしまい対応しきれなかったが、まあ何とか進める。
SPAC俳優のO野さんが来てくれていた、が僕がみんなに聞いて!と言って伝えようとしているところで、後ろの方で大きな声で他のお客さんと話し込んでいて、同じ俳優なのに何なんだよと少しムッとしてしまう、が、まあ場を掌握できなかった自分の力不足だ、くやしい。
途中頭が真っ白になってしまう。
鹿の僕を殴って気絶させてもらうところで、澤野さんが周りが引くくらいスポチャン刀で打ってくれて良かった。さすが猟師です。その前のお客さんさんの殴打もだんだん強くなってきて、ちょっとクラッと来たけど。
もっと出来たとも思うが何とか無事に終わる。SPAC制作のN野さんが観に来てくれていたが、挨拶だけで特に感想が無かったので好きじゃなかったかなと思う。O野さんも同じく。
投げ銭が二万円以上あって、話には聞いていたけれど、長く大道芸など色んな企画に慣れているということもあり定着しているんだなあと思う。
お客さんに静岡新聞の方がいたので、名刺を交換してガシガシ自分のドキュメンタリーのことを宣伝して新聞に掲載してほしい旨を伝えて、完成して送ってくれたら演劇部の方に伝えるとのこと。載せてくれたら嬉しいけどどうなんだろう。
やはり静岡なら地元メディアにアクセスしやすいから良い。
片付けをして、帰りがけに、ホワイトデー用に姪っ子のリアルコーヒー屋さんごっこ用のコーヒー豆を買う。
明日は荷物が多くなるから今日のうちにホワイトデーのお返しを買って電車で帰宅。
頭がずっと興奮状態なのがわかる。
夕食。
エンドロールで抜けている人とかがいないか確認して、まだ名前を載せていいか聞けてなかった人たちに連絡をする。
ドキュメンタリー公開が明後日に迫って、公開までのスケジュールを3人で確認。
ドキュメンタリーのホームになるように、noteの場所を作る。
パソコンを使った作業が苦手だから、YouTubeへのアップとか色々不安すぎる。のでミスらないようになるべく下調べや準備をしておく。
ドキドキする。
そして明日は七間町ハプニングの本番、千秋楽。
明日は晴れで、ルートが変わるのでまたしっかりリハーサルをしなければいけない。
でもここを乗り切るぞ、もう変なハイになってきている。
風呂に入って就寝。
3/14(日)
起床、分蜂の時期がそろそろきそうなので、早起きして山へ。
既に設置して野ざらしにしていた巣箱にミツバチ誘引剤の待箱ルアーを取り付ける。
今いる一群の巣箱の内検をすると、事前にネットで得ていた情報通り、オスバチが生まれた合図として巣蓋が沢山落ちていた。
雄の巣蓋の確認ができてから、10〜20日程で第一分蜂が起こるらしい。最近内検できていなかったのでいつ巣蓋が落ちたがわからないが、自分の予定が空いている3月のうちに第一分蜂は起こりそうだ。
帰宅して朝食。
ふとドキュメンタリーに福岡正信さん要素を入れたいと思って、粘土団子の写真を使ってもらえるように探してHくんに送る。
朝食後、ホワイトデーで姪と姉にお返しをする。合わせて姪のコーヒー屋さんを再開してもらう。
やっぱり豆から挽いて入れたコーヒーは美味しい。姉が僕と2人分の20円払っておいてくれた。
蜂蜜を詰めて、バレンタインに手作りのガトーショコラをくれたお隣さんに届ける。逆にお菓子をたくさんもらってしまった。
準備して駅へ。
お隣さんからLINEがきて、
「今 蜂蜜 食べました すごいね~
あなたはオールマイティー 頭が下がるわ 博司さんのDNA しっかり受け継いでるわね
それ以上ですかね 有り難う 美味しいです」とのこと。
百姓を目指している身としてオールマイティーと言われて嬉しい。そしてやはり父のDNAを引き継いでいるって思われるんだなと思う。恥じないようにがんばろう。
電車で静岡へ。SNSを見ていると昨日のパフォーマンスが静岡新聞の朝刊に写真付きで載って地元のメディアとのアクセスの近さに驚く。
静岡に着き、外の会場の下見。
泥水の足跡スタンプを試してみたら意外と上手くいったのでほっとする。そして、街中に鹿の足跡を付けている自分が、ハッピーテロリストって感じで楽しくなってくる。
CCCへ帰ると、SPAC俳優のM島ちゃんが、映像の上映とパフォーマンスをしていたので観る。
本人は大真面目みたいだけど、ちょっとメンヘラ感があって面白い。今生きていることが辛い人がみたら何か感じるのかもしれないけど、俺は今何も迷いがなく自分がやるべきことをやるって感じなので特に何も感じなかった。
罠を仕掛ける場所に事前に穴を掘っておくのを忘れていたので掘りに行く。
パフォーマンス開始。
天気も良く、昨日より多くのひと。
トーク、ツアーパフォーマンス、昨日より外ということもあり大声を出せるし、良い感じだったが、白線からはみ出さないとかやっていたらかなり長い列になってしまい、後ろの方まで場を共有することができず悔しい。
ともかく終わって良かった。ベストは尽くした。
1人のお客さんが、自分もわな猟をしたいということで、帰り道に後ろから追いかけて来てくれた。
一度俺のわな猟についていきたいとのことだったが、今年の猟はもう終えていたので、また今度ゆっくり話しましょうと連絡先を交換。バブリーな感じのファッションなのにわな猟をしたいとかいうので、「お仕事は?」と聞くと、3年前にサラリーマンをやめて、今は株とか投資をしているとのこと。「マネーゲーム、ぼく、嫌いなんですよ、お金は稼げば稼ぐほど、どこかからの搾取は増えると思ってて、実態のないお金でお金を増やすとか」と伝えたが、「日本人はお金に関して学んでいないから」と言っていたので、また今度それが本当なのか、お金はマネーゲームで増やしていいのか、ということをゆっくり話したいと思う。
17時から打ち上げということで、本当はドキュメンタリー作業のために帰りたかったが、せっかくなので乾杯まではと思って、夜に体力を残すために1時間ほど仮眠。興奮していて、息も浅いし、全然眠れない。
スノドカフェに着くと、さっき僕に話しかけてきたお客さんがパフォーマンスのおまけとして僕が獲ってS野さんが料理した鹿シチューを食べに来てて、「これまで食べた鹿料理で一番おいしかったです。」と言って帰っていった。良かった!
SPACで観に来てくれた方々が挨拶しても感想を言ってくれる人がいなかったので、あんまり好みじゃなかったのかなあ、今回は俳優ではなく明らかにパフォーマーとしてやってたからかなあとか気になっていたが、今回は自分が納得できる形で提示できたと思うし、俺は静岡のパフォーミングアーツ界に爪痕というか消えない傷というかを付けたぞ!と勝手に思っている。
そしてSPACで久しぶりに「俳優」ということに向き合ったから、今回が「パフォーマー」なんだとはっきり違いがわかった。
今回の自分の目標はお客さんのなかから1人でも猟師になる人が出てくることだった。
17時には人が集まらず、社会環境学部のK山先生や、スタジオジビエのS野さんと歓談。今回2人が関わってくれたことで、作品の幅も深みも増した。
皆が集まり、乾杯が済み、すぐに帰る。初めて静岡でやった自分の作品と言えるものだったので、これから静岡でアーティスト活動を続ける身としては皆とゆっくり話をしたかったが、「僕のドキュメンタリーが明日公開なので、自己紹介の代わりに見てください!」と言って帰る。まだ完成していないけど、ほんと作っておいて良かった。
クソみたいに大きな荷物を背負って駅まで向かう。その姿がショーウィンドウに写っているのを見て、今の自分の生き様を感じる。疲れ過ぎてて見た目とか気にしてられない。
駅構内で、「私はコロナではなく、寿命と闘っています」という看板を持って、立って、お金をもらおうとしている人がいた。今日のお客さんでマネーゲームをしている人と話している時、「世界平和を願う俺ならマネーゲームしても良いのかも」とか、投げ銭を割り勘にして出演料以外にもらった一万円を「ボランティアスタッフにあげた方が気持ちいいかな?でもこれから結婚とかでお金掛かるし」と自分を納得させてそのまま持ち帰ったこととか、「何でここに立つに至ったのか、今この人の話を聞いてあげるべきなのか」と目があって迷った挙げ句そのまま通り過ぎて、「けっこう歳とってるし寿命なら死ねばいい」と狩猟で動物を殺している俺、みないな冷めた感じで結局流した。そのことで、「俺もお金をたくさん持ったら、自分の幸せばかりにお金を使うようになって、お金があるからこそできる世界平和への貢献とか寄付とかを全然しない人なのかもなあ」とそのままスタスタ通り過ぎる。
電車で帰宅。ハムレットで共演していたH代さんからメッセージを頂き、激励の言葉を頂きうれしい。
入浴、夕食。
夕方には送ってくれると言っていたドキュメンタリーの最終チェック用の動画が送られてこないので、電話で話す。
とにかくいい感じにまとまって、俺のことを知ってる人も知らない人も観れる、そして泣くかも、良いやつできたよ、とテンションが上がっている感じを聞いて、すごく楽しみ。一番問題だと思っていた、拙いナレーションもなんか合ってる感じっぽいので一安心。2人にお願いして良かった。最後までアーティストとして諦めず頑張ってくれた。信頼して良かった。
編集作業を待つ間に、溜まりに溜まっていた机の上の書類チェック。
要らないものは全て梅ちゃんの飾り羽根用に。普通のコピー用紙より、葉書やフライヤーの方が好んで千切るので喜びそうなやつがたくさんある。
クリアファイルが5冊からになるほど整理ができていなかった。机の上が片付いてすっきり。
今のドキュメンタリーの助成金担当であり、今日のパフォーマンスのスタッフとして入ってくれていたY山さんに、今日のお礼の電話と実績報告書の質問と、ドキュメンタリーが超いい感じっぽいと伝える。掛川市の文化政策部とか学校の授業とかにアクセスしてもいいかもしれないとアドバイスを受けてワクワクする。
僕は一人でイベントに出るとけっこう問題を起こしてその後縁が切れる感じがあるけど、今回はY山さんや付いて来てくれていたボランティアスタッフがパフォーマンス中に怪しむ警察に話をしたり、観客の動線を制御してくれたことで、問題にならずに済んだ。というか静岡のここら辺の人たちがパフォーミングアーツに触れる機会が多く関わり方を知っていて許容範囲が広いのかもしれない。文化になっているのかもしれないなあと思う。
今週はSPAC「ハムレット」の千穐楽、七間町ハプニング「the carnival -獣害リサーチプロジェクト-」、明日のドキュメンタリー「k oji Return」公開と本当に怒涛だった。やっと明日で解放される。そして「Koji Return」が超いい感じとのこと。
最近はまっているしいたけ占いの今週の占いが「3つのうち1つ失敗してもしょうがない、あなたは頑張った、おつかれさま」みたいな感じで、まさに3つだし、残された「Koji Return」が怖かったが、公開は明日で、来週だ!失敗はしない!大成功だ!と信じて寝ることにする。
公開したら春の農作業が待っている。まずはじゃがいもの植え付けから。
3/15(月)
起床。
確認用の動画リンクが送られてきていなかったので、書き出し待ちで寝落ちしちゃったかなと思って電話。まだ時間が掛かりそうとのことなので、エンドロールの最終確認。出ている人や協力してくれた人で抜けていた人に連絡を入れて許可をもらう。
4Kで書き込みしていて、エラーが起きて一から書き出しということになったので、最終確認を俺がしてから確認だと間に合わないかもと思って、もう二人のことを信頼してエンドロールとインタビューした人のキャプションだけしっかり間違いのないようにして、そこだけ確認したら書き出しをしてもらうことにする。
やっぱりデジタルが絡むと不測なことが起きやすいから、時間には余裕を持たないといけないと教訓になる。
あまり寝ていないので寝ようとするが、全然頭が興奮してしまって眠れない。
ナショナルジオグラフィックの動物の動画を流し出したら余計興奮して眠れない。
60kgの猪でもあんなに怖いのに、何百キロというハイイログマとか、地球にはすごい生き物がいるんだなあと思う。生き残ってほしい。
ずっと寝付けず、布団の中でSNSを見たりして過ごす。
ふと最近めちゃくちゃ当たってるしいたけ占いが更新されているかもと思ってチェックすると、「『バカヤロー』と言って前に進みましょう」と書いてあって、「Koji Return」の最後のセリフがまさにそれで、前に進む感じだから驚く。
先週も「たとえば荒地を耕し、そこに小屋を建て、あなたはここ一年本当に頑張ってきました、よくやった、おつかれさまです」とか書いてあって、例えじゃなく実際そうで、ほんと当たるわ。
昼の11時を過ぎてもまだ音素材だけの書き出しで半分しか進んでないとの連絡。
H君のパソコン、がんばれ!
今日は天気が良く分蜂してるかチェックに行きたいなあと思うが、2時間くらいしか寝てないから危ないし、今電波がないところに行くのはリスキーなのでやめておく。
ともかく待って待って待ち続けた。
最終的に、昨日2人が言っていた編集した最高のものはパソコンのエラーでアップが出来ず、急遽H君が手作業で編集作業をやり直してYouTubeにアップすることに。めちゃくちゃ悔しい。
2時間ほどアップロードに時間がかかり、22:30に公開。20:00公開予定だったが、まあ何とか助成金期限の3/15には間に合った。
SNSに情報をあげる。出演者、協力者に公開したことを連絡。
そして連絡が落ち着いて最終チェックができないままをアップすることになってしまった動画をチェック。良かった。人の反応も良い。俺がやりたいことやって、言いたいこと言って、膨大なデータを渡し、それをよくここまでまとめてくれたなあと思う。
2人と話す。
俺が悔しいと言っていると、慰めるように映像ではこういうことは大小少なからず起きるとのこと。H君は先輩なんだなと感じた。
ともかく2人にお願いして本当に良かった。最初にお願いした通りに、ユーモアと真面目さのバランスが絶妙。
ただ2人が最高だと思ったものは見れず、最終チェックも出来ておらず間違いもあり、4K版を作りました!って感じで直しをしたりしようとなる。
これを持って学校に行って上映+トークみたいなことやりたいと思っている。
色んな方にメールを送って、SNSをやりながら就寝。
16(火)
起床。
姉と母と姪に「Koji Return」を見てもらう。姪が俺の音痴を笑っていた、「そしてこーじばかり映ってずるいと言われる」
昨日の夜かは100回程度の再生数。厳しさを痛感、MOTIの2人のおかげで良いものが出来たので見てもらえないのは悔しい。
朝食を済ませて、SNS。知らない人にどう届けたらいいんだろう。
友人が出勤前に家にきてくれて、良か
封筒やDVDを買いに行き、
コンビニでお金をおろす。コンビニATMの限度額50万。側から見たら、俺の風体は振込め詐欺関係に見えるかもと思った。
MOTIの2人に現金書留で謝礼を送る。助成金の実績報告書も送付。
帰宅して、家にパソコンがなかったり、スマホじゃない出演者用にDVDを焼く作業。上手くいかず途中でやめ、11〜13時に起こりやすいという分蜂のチェックへいく。
分蜂は無し。
帰宅して山パラへ。
一気に草が茂ってきている。お隣のS木さんがいた痕跡、水を撒いたあとがある。
じゃがいもの植え付け。
草刈りをしながら野菜のチェック。
去年種を蒔いたニンジンが葉は小さいのに知らぬ間に大きくなり少し収穫。
アスパラガスも沢山。これまで長くなりすぎていたやつは放置していたが、あまりに沢山なので試しに収穫してみる。
車庫に放置していた七間町ハプニングに使ったものたちの片付け。
帰宅してDVDを焼く作業をもう一度チャレンジして、焼けたが家のDVDプレイヤーで認識せず、諦める
色んな人のメールに返信したりSNS。
夕食。30分ほど寝る。
髪をバリカンで刈り、風呂。
SNS。
フライヤーの仕様、枚数を決めるため、SPACの演劇祭に折り込めるか確認する。
コンビニへ行き、サッポロのロング缶。
20:45からポテトタイム。ビールを飲みながら。
「Koji Return」を見て、直したいところをチェック。
YouTubeのコンテンツの整理。
風呂に入って就寝。
17(水)
起床、電車で掛川から熱海へ。
彼女と結納の段取りを進めるためと、温泉での保養のため、熱海駅待ち合わせで会う。
約2か月ぶりに会う。
とりあえず、温泉へ行く。
久しぶりに湯船にゆっくり浸かって、ほっとする。
洋食屋でカツカレー。
MOA美術館へ。MOAは掛川で農法の講演会でたまたま知って、世界救世教という宗教ではあるが、宗教ということでアレルギーは起こさず、まあ農法的には良いことをやってると思うので興味はあった。
エントランスからの山の頂上にある美術館本館までの長いエスカレーターに圧倒される。熱海駅前のビルもMOAだし、ところどころ熱海におけるMOA力がすごい。
創始者である岡田茂吉の書も飾られていたが「楽園」と書かれている物を見つけて、「やはりそうか!」と繋がっている感を感じる。楽園を作ろうとしていたんだなあと思う。僕も人に考えを広めようとしたり、自然と関わって農を営もうとすると、宗教感が出てくるのは否めなかった。
途中企画展の絵巻物に飽きたのと、温泉に浸かって疲れがどっと出たことで、ベンチで30分ほど眠ってしまう。
彼女と駅前でつけ麺を食べて、駅前の成城石井で、おれの打ち上げ兼彼女の誕生日を兼ねてお酒やおつまみなどを買ってホテルへ。
乾杯をしてから、結納の細かい段取りなどの話になってすっかり打ち上げ気分では無くなってしまったが、彼女がしっかり決めなきゃいけないことを箇条書きで進めてくれたのでありがたい、が、ずっと忙しかった3つの作品が終わったところだったので、ただただ酔っぱらいたかった。
結納まであと1か月だからこれが現実。
彼女が風呂に行っている間に、はじめてのクラブハウスで危口さん4回忌に参加。少し聞いて真面目な感じだったので、退室して、お酒を飲む。
すっごい下痢。就寝。
18(木)
起床。
寝起きにまた結納の話になって、タバコを吸いに行きたかったから不機嫌になってしまう。
今後の生活のことなどを話して、朝食へ。
チェックアウトして海へ向かうが、道すがら彼女の写真作家としての姿勢がよく分からずきつめに言ってまたけんか。
お互いに言いたいことを言って、気分を変えて海へ。
海は良かった。熱海の海はエメラルドグリーンで本当に綺麗だなあと思う。
昼食を駅前で食べて、温泉に入って、お土産を買って、お別れ。
帰宅してから、友人のKちゃんとジュアンでお茶。
ドキュメンタリーを見てくれて、人に勧めてくれたこと、おれのご近所さんにも勧めてくれて、思っていたより俺がしっかりした人だと思ったという感想を聞いた。
昔はアスレチックだった、子供の森という山にあった遊具が全て撤去されて寂しいことになっているので、次はそれの復活のための活動をしたいと思った。「大地の再生」のメンツに絡んでもらえば、いい感じで地域の人たちの簡単なメンテナンスで維持できる子供の森がまた作れる気がする。やりたい!が、これは市が絡むことなので、なかなか進めるのは難しいとは思うが、今の俺ならできる気がする。
帰宅。
この日記を書く。そして明日飲む方と連絡。待ち合わせ場所が友人の歯医者の近くなので、明日定期検診を受けれないか連絡。
夕食、風呂。
FacebookづてにO畑さんが、Koji Returnの英語字幕の作業をかってでてくれたので連絡。
基本僕の好きな作品の英訳は無償とのこと、本当にありがたい、お礼は何かでしよう。
これまで色んな作品の作業をやってきたのかとても詳しい案内をくれる。全くそこら辺には無知なので編集をしてくれるH君、Yちゃんに相談することにする。
歯医者のA朗が、Koji Returnを見たと連絡をくれた。楽しんでくれたようで良かった。「もっと広げればいいのに」と言われるが、知名度のない俳優のおれがSNSで広げるには限界があるので、とりあえずお前がシェアしてくれ、と頼む。
cinraの記事の効果に期待。
就寝。
19(金)
起床、朝食。
山パラへ行き、野菜の現場の確認。
ご近所迷惑にならないように9時になるのを待って、刈り払い機で山パラの草刈り。
春本番という感じでかなり茂りだしている。特に自分である撒いたラジノクローバーの勢いがすごく、俺がここを放置したらいつかクローバーに覆い尽くされるかもな、と怖くもあり、その地域に無い種を撒くということの責任を感じる。
思えば海外ツアーに行った時に適当にサラミとか生ハムとかを日本に持ち込んでたけど、こういったその時のことしか考えない行動が豚コレラを蔓延させただろうし、もう少し未来のことを考えて行動をしないといけないと思う。
帰宅して、母を連れて蜜蜂の箱の継箱のため、山へ。
思ったより巣箱内がパンパンで、少し継箱に戸惑ってしまう。
僕のイメージが乏しかったせいで、めちゃくちゃ蜂を興奮させてしまって、すごくたかられてたくさん刺される。僕の読みが甘かったことで手伝いに来てくれた母も1箇所さされてしまう。
なんとか継箱の作業を、蜂の犠牲をいとわず終わらせる。無駄に命を使わせてしまった。反省。
帰りにホームセンターでじゃがいもの種芋が売ってないか見るが流石にシーズンが終わったらしく、次の里芋やショウガの種がたくさん並んでいた。
帰宅して昼食を済ます。
少しだけ昼寝をして、結納や神前式の衣装の問い合わせ。
まだ全然大丈夫そうで安心する。
衣装に関しては明日お店に直接行く予約をする。
シャワーを浴びてから、隣町の友人が飲みたいと誘ってくれていたので、電車で隣町へ。
友人の歯医者へ行き、次回の予約。
駅前のバス停でAさんと会う。
菊川駅前の白木屋へ。
僕たち以外にお客さんはいない。
ともかく飲んで、Aさんの身の上話を聞いて、飲んで、の繰り返し。
やはりAさんはファーストインプレッションで信用できる感じがしたが話が合う。
他県からきて、色々あって全てを失って本当に大変そうだが、僕を唯一の友人として頼ってくれて嬉しい。
できる限りのことはしたい。
結局5時間ほど語り合う。
ドキュメンタリーを見て元気が出たとのことで良かった。大袈裟かも知れないけど、一人でも命を救えたら、それだけで十分作品を作った甲斐があった。不可思議/wonderboyにも感謝。
ろくなものを食べていないということなので野菜と肉と蜂蜜を渡すから明日うちに来てもらう約束をしてお別れ。
相当酔っ払いながら電車で帰宅。
風呂に入って、そのまま眠りそうになるが、なんとか起きて布団で就寝。
20(土)
起床、家族で、父、父方の祖父母、母方の祖父母のお墓参り。
帰宅して、ホームページの更新の仕方をK藤君にオンラインで教えてもらう。小さな子供の子守りをしながら対応してもらって申し訳ない。
まだドキュメンタリーを見てくれていないかも知れない人に個別に連絡。
応募できそうなドキュメンタリー映画祭のリストアップ。
昼食。
昼寝をしようとしていたら、姪家族がきた。三姉妹の一番上の子が、昨日で小学校を卒業。スマホを持っていて、時代を感じる。
「Koji Return」をスマホで見出したので、パソコンで見せる。
俺的には何を語っているか見て欲しかったが、ほとんど絵だけを見て、注意力散漫な状態で話しながらなので残念。
義理のお兄さんには、落ち着いて1人で見てほしいなあと思う。それは母や2人の姉に関しても一緒、しっかり1人で見て俺が何を考えて生活をしているのかわかってほしい。
Aさんにあげる野菜を収穫するため山パラへ。蜂蜜と肉も用意。
貸衣装のカレンへ行き、神前式に掛かる料金などなど色々話をして聞く。気さくな方が担当で良かった。
もう一件の候補の、グランドホテルの貸衣装に予約メールをして、帰宅。
もう一度山パラへ行き、Aさんにあげる野菜を再び収穫。
夕食。
Aさんが来たのでダンボールに野菜と蜂蜜と肉をあげる。「この詰め合わせ、自然農の野菜と蜂蜜と肉で5000円くらいじゃない!」と言われる。Aさんは自然農の野菜の販売をしていたから、そのくらいなんだなあと思う。まあ、自分は今のところその為にやっているわけじゃ無いからいいけど。
動画をアップしてから、その宣伝のためにSNSを使っていて、皆の反応が気になりいちいちチェックしてしまう。
明日のSPAC「子ども大会」のチューター役として、諸々チェックする。
僕の担当する子どもは2人でパプリカの英語バージョンを歌って踊るらしい。こどもたちが初めてであろう大きな舞台。ともかくやりたいと思った気持ちを大事にして、良い初舞台にできるように協力したい。
風呂に入ってナショナルジオグラフィックを見ながら就寝。
21(日)
起床、朝食。
ドキュメンタリーの打ち合わせのため、冷静にもう一度見てみる。
AさんをSさんに紹介するためにSさんに電話で連絡。
大雨なので、買い物に行くという姉についでに駅まで送ってもらう。
劇場入り。スパック子ども大会の説明会を受けて、受付を済ませた子供と一緒になり、行動を共にする。
リハーサルより本番が良くて、袖で見ながら泣きそうになった。
ともかく、SPAC俳優の、SPACのこの企画への愛を感じて、とても素晴らしいと思った。
解散した後、M島さん、T彦さんと食事。雨と風がすごく、お店までの道のりで止めて帰ろうかと心を折られそうになったが一区切りでお二人と話をしたかったので頑張ってお店まで歩く。
大好きな2人と久しぶりに話ができて良かった。
T彦さんが、芸術に政治は持ち込みたく無い、神の言葉を伝えるという話を聞けて良かった。
帰りの電車のホームで電車を待っている間、T彦さんと話をしていて、子供が生まれるまでは、外で子供がそこら辺を舐めてたり、色んなところを触っていても毒を取り入れて免疫を獲得するって感じで、そこまで衛生に気をつけたりする気は無かったが、いざ子供が生まれてからは、根本の考えは変わっていないが気になってそうさせることは難しくなっているのが現状だと言っていて、そうなんだ、、と思った。
でもまず子供の前に僕は結婚なので、いない子供のことを考えるより、相手のことを大事に尊重していきたいと思う。
帰宅して風呂に入って就寝。
22(月)
起床。
姉が携帯のキャリアを変えたものの、うまく以降ができないとのことで、チェックする。
SIMロックの解除が出来ていないんじゃないかと確認してもらうと、したつもりが出来ていなかったとわかり良かった。
ついでに自分も新たなキャリアからSIMが届いていたのでキャリア変更の作業をして、無事開通する。
これからは電話が無料になるのでよかった。地元に帰ってきてから、お店への問い合わせなどLINEで対応できないものが増えて、料金がかさんでいたので良かった。
「Koji Return」のリンクをSPAC全体メーリスに流してもらい、見てくれるかどうかはわからないが、SPACの皆さんに一応自己紹介ができて良かった。
書類の整理などをして昼食。
分蜂チェックに山へ。分蜂は、雨が降った後の気温が高く風がない3日間くらいに、起きやすいらしい。今日は風が強いので分蜂はなさそう。
郵便局で郵便を出して、種苗店に寄って、スーパーでじゃがいもを買う。向かいに叔母がいて驚く。
少し話をして帰宅。
じゃがいもの種芋が売っていないので、代わりにスーパーで買ったじゃがいもを半分に切って、腐らないように干す。
昼寝。
16時にKちゃんがきて、母の保険の見直しをしてもらう。
大分、被っていたり、無駄が多かった。1時間半掛けて整理が終わる。
本当にありがたい。
A美さんから相談があるということで、電話をすると恋の悩みでほっとした。最近重めな相談を受けていたので、あんまり重いのはこれ以上抱えたくないなと思っていた。40分ほど話をして切る。
夕食。
夕食後、福岡正信自然農園のH樹さんに電話。SMSでKoji Returnのリンクを送ったもののレスが無かったので、おこがましくも電話したので気が重かったが、快く話をしてくれた。そして、忘れてたのでこれから見ますとのこと。そして、世界平和のため、僕の動画の強度を増す為と福岡正信自然農園のPRの為に協力欄に名前を入れたいと聞く。
世界平和とか言っても、そのまま受け止めてくれるH樹さんのことがやはり好きだ。
ついでに5月のストレンジシードで、期限切れの種をめちゃくちゃに配ろうかと思っていたので、段ボールで山積みにしてあった種がまだあるか聞いたが、もう消費しきったとのこと。そして人にあげる分にはいいけど、それが農家とかに回っちゃうと種苗協会とか的に問題になるという話を聞き、そこまで考えが及んでいなかったので、大変だがやはり粘土団子にして配ろうと思った。
彼女の結納や神前式について電話で話す。H樹さんと話していたテンションで電話に出たので、「もしもし」が元気良すぎてこわいと笑ってくれて良かった。
Kちゃんが、家の保険についてのプランを早速考えてくれて電話をくれる。
SMSでH樹さんから早速見て、ブランディングしている会社に聞いてみてくれるとのこと。そして、「とりあえずエンディング曲いいね」との言葉。
がっつり農家の方からすると僕の動画は、農家として全然なので甘いなあと思われると思う。それは猟師としても養蜂家としても、環境問題に関しても同じで、俺が全て初心者なのに、こういったことを発信できるのは、俳優としての芯というかバックボーンがあるからだと思う。
でもH樹さんのもっと詳しい感想が知りたい。
風呂に入って、ナショナルジオグラフィックを見ながら就寝。
23(火)
起床、梅ちゃんの小屋掃除。
姉が楽天モバイルに変えて、昨日の夜までうまく使えていたが、急に使えなくなったとのことで、色々試して直そうとするが、結局SIMが壊れているか確認のため、僕のiPhoneに入れたら反応したので、もう一度姉のiPhoneにSIMを戻したら使えるようになった。どんな不具合だったのかわからないが使えるようになって良かった。
でも、これだからデジタルは嫌だなあとまた思う。まあ、デジタルの恩恵受けまくりなんだけど。
サツマイモのツル取りのため、ひさしぶりにコンポストに生ゴミを入れて温度をあげようと試す。
母が安納芋を天ぷらにしてくれて、めちゃくちゃ甘くて美味しかった。
彼女が結納の時に僕の家族を福島ツアーに案内するように送ってくれた福島の旅行ガイドを郵便局で送り返す。
病院へ行き、血液検査。
帰宅して遅めの朝食。
11〜13時の分蜂ゴールデンタイムを山で過ごすために、本などを持って山へ。
巣箱の前に軽トラを停めて、分蜂が起こらないか待ちながら、神里雄大の本を読む。
途中眠くなり、軽トラの中で眠っていたら、台詞が出てこないという夢を見て起きる。
結局13時まで待つものの分蜂は起こらず、Koji ReturnでインタビューをさせてもらったK美さん宅に寄って公開したことを報告して、帰り道に、彼女と電話。
結婚式にこれから掛川で生活をする際にお世話になる親戚のおじさんかおばさんの1人ずつを呼んでもいいか聞く。
明らかに機嫌が悪くなったので、俺も嫌な気分になる。ただ普通の相談のつもりだったのに、そんな話も普通の態度でできないってどうなんだよ!っとめんどくさくなる。まあでも、それが素直な気持ちなんだということで、この話は無かったことにしてくれと伝えるが、後の祭り感。なんかよくわかんねーよ、普通に誤解なく話をしたかっただけなのに、何でこんなことになっちゃうんだろう、うっわ小さくねえか。
16:00から、Aさんを紹介するためにSさん宅へ。
外にテーブルを用意してくれていて、Sさんご夫婦とAさん4人でお茶。
僕が着いた時に既にAさんは着いていて、一通りSさんに身の上話を済ませたところだった。
ともかく外でめちゃくちゃ気持ちいい。
寒くなってきたので、室内に移動して、長いこと色んな話を聞く。
3時間ほどいて、僕的にはAさんは畑をやる土地さえ在れば、真面目に働くし、地域の人も認めてくれて関係を作れると思ったから、どこか空いている場所があればというくらいのつもりで行ったが、結果、Sさんご夫婦からすると何がしたいのかわからない、夢がないということで、その場はお開きに。
まあ、指摘されれば、Aさんははっきりしないかもなあと思ったが、全て失ったばかりで鬱気味なひとはこんなもんなんじゃないかなあと思う。
変な空気になった時とあったけど、基本前向きな話になったので良かった。
僕には夢がはっきりある、世界平和。
帰りに、猟師のA一さん宅へ。
奥さんを亡くして約2ヶ月が立って、通夜以来なので、しょんぼりしていないか心配だった。
玄関を開けて、挨拶しても返事がなく、勝手に入ると、酔っ払って地面に寝ていて、声を掛けても全然起きない。
そのまま帰ろうかと思ったが、ストーブもテレビも付けっぱなしで心配になったので、大きめの声を出して起こす。
起きたら、「おお、まあ上がれや」とのことで、「酒飲んでくか」と言われたが、夜に打ち合わせもあるので、お断りして、お茶を頂き話す。
Sさん宅へ行っていたと伝えると、「自然農法は銭にならん」という話から、ずっと農法とお金の話になった。
ドキュメンタリーを見せたいと思ってきたが、自然農法と仕事の両立は無理だと言われて、「嫁子供ができたら銭にしないと」と言われてなかなかこの状況でドキュメンタリーを見せるのはハードルが高いなあと見せられず。
「今のは、コケコッコーと鶏が鳴いて起きれば一万円掛かる時代、自給自足的な生活に戻ることはできないから、もっと進めるしかない、若いんだから戻ろうとせず、進め」と言われる。
でも俺はそうやって進めた先に世界平和は無いと思うから、うんとは言えない。
A一さんが子供の頃は、みんな弁当は日の丸弁当で、恵まれてない子は空弁当で、早く食べたふりをしていたらしい。
日の丸弁当も、麦が多いご飯だったり、梅干しの酢で真ん中に穴が空くような状態。
食べれるものがあれば、放課後に山に取りに行く。ランドセルを開いて置いて、あけび、やまもも、塩を持っていって、イタドリなども食べる感じだったらしい。
家には電球一つ、朝4時頃から働いて、日が暮れてからは、ムシロを編んだり、ともかくずっと働いていたらしい。そして家族総出で農作業を手伝うのが当たり前。
退職後に趣味でやるなら良いけど、今は時代じゃない。
さんざん、俺がこれから進もうとしている道が如何に無理なことかを言われたが、もうこれは伝わらなくてもドキュメンタリーを見せようと思って、パソコンで30分見てもらう。
僕がやっていることを実際に見てもらって、どの程度伝わったかわからないけれど、認めてくれた気がする。
ボクシングをやってたから体力があるのか、とか、最初山に勢子として着いて来た時正直あれだけ俺についてくるとは思ってなかったし、わな猟で毎年これだけとってるのは大したもんだと褒めてもらった。
僕が人力で代掻きしたり、稲刈りしたり、脱穀したり、開墾したりしたのを見てくれて、農家として認めてくれたっぽい。
「お前みたいなやつは100人に1人だ、だから時代を戻せるとは思わない」と言いつつ、自分が持っている茶畑5反(5000㎡)の土地はいい土だから、仲間を見つけてその茶の木をこいで好きにしてもいいぞと言ってくれた。
嬉しい、僕の考えていることがどこまで伝わったかはわからない、が人として信用してもらえた気がする。A一さんは、ものの道理がわかっている人で大好きだ。
長居してしまったが打ち合わせもあるので、奥さんにお線香をあげてお暇する。
帰宅して、ドキュメンタリーの打ち合わせ。
直しの作業締切、フライヤーの納期、映画祭にエントリーすることなどの確認。
風呂に入って、ナショナルジオグラフィックを見ながら就寝。
24(水)
起床、山パラへ。
じゃがいもの植え付け、小松菜の種まき。
人参と枝豆を蒔きたくなったので、車で大石種苗へ。
F1しかなくてホームセンターへ。
人参、枝豆、ズッキーニ、ゴボウの種を買う。
山パラへ行き、少し時期が早いが温暖化のこともあるので人参と枝豆とゴボウの種をを蒔く。
家の前の畑に、ゴボウと、余った種芋の植え付け。
昼食。
昼食後、山へ分蜂確認へ。していないので、帰りに理容室の殿に寄って予約。
帰宅して、踏み込み温床の枠用に木材の切り出し。
足りない木材を買いにジャンボエンチョーへ。
帰宅して、組み立て。
殿へ行き、カットパーマ。
図書館へ行き、ドキュメンタリーに使うように麦踏みの資料探し。
そのまま保険の見積もりを聞きにジュアンへ行き、Kちゃんとお茶。
帰宅して夕食、風呂。
種の整理。
就寝。
25(木)
起床、朝食。
山パラへ行き、草刈り。
帰宅して、踏み込み温床の蓋を完成させ、家の前の畑に持っていき、踏み込み温床を設置。
中に入れる、刈り草やワラを山パラから畑に運ぶ。
山パラで作業をしていたら、P野さんが車で現れる。13時頃と言っていたが、11時にきた。
最近、埼玉から名古屋へ引っ越したのは知っていたが、それは愛知芸大作曲科の准教授になるかららしい。
久しぶりに会えて嬉しい。
「猪、ぶっ殺してるんでしょ」とか言うのが笑えて、清々しくて、いいなあと思う。すっかり俺はそんなことは言えずに「命頂きます」みたいになってるけど、人間なんで「ぶっ殺す」って言う方が似合う存在だ。
色々話をしてから、P野さんがYouTube用に撮影を始める。
畑を案内するところから、山パラでスパーリング(というか軽くマスボクシング)。
P野さんが総合格闘技を始めて半年ほどが経ち、まさかP野さんとこんなことをするとは出会った頃は思ってもみなかった。
楽しかった。
試合をしないならトレーニングに何の意味があるんだろうと思っていたが、スパーリングをやるだけで面白いかもと思った。ジムに通う気はないけど通ってもいいかも。
着替えて2人で昼食へさわやかへ。
平日の13時なのに30分待ちということで、やめてお別れ。
コロナの影響ですごく久しぶりに人と握手をした。
近くの台湾料理屋で昼食を1人で食べ、山へ分蜂確認へ。
蜂球が見当たらない。もしかしたらもう分蜂したのかもしれない。
帰りに踏み込み温床用に米糠をもらって帰る。
藁、刈り草、米糠で踏み込み温床を完成させる。
夕食。
夕食後、確定申告に手をつける。
静岡に帰ってきて本当に収入が増えたなあと思う。
0時頃に終わって、e-taxで送ろうとするがエラーで送れない。30分ほど色々試してやっと送信できる。
風呂に入って、ナショナルジオグラフィック見ながら就寝。
26(金)
起床。
掛川市の個人事業主の助成を受けるため、書類づくり。
9:30に友人のタイヤ屋へ行き、軽トラのオイル交換。
交換待ちの30分ほど、Aちゃんが話に付き合ってくれる。「Koji Return」を見てくれたか聞いたら途中まで見たらしい。
30分で知り合いでもそんなものなんだなあと思う。難しい。
帰宅して書類作成の続き。
実作業の流れで、ドキュメンタリーの実績報告書の直し。
昼食。
昼食後、蜂場へ行く。
蜂球は見当たらず。お隣の竹林の農道をユンボで作っていた。いつもこの作業の後に、道に土の固まりや木の根などが転がり車で通る際に危ないので、それの片付けだけはお願いする。
作業をしている人が養蜂のことで話しかけてくる。蜂球のことを知っているあたり、さすが山の側で暮らしている人だけあり、昔は蜂蜜を自然にとるとか蜂を捕まえるとか当たり前のことだったんだなあと思う。
帰りに魚金に寄る。
魚金前の畑でWさんが作業していて、Koji Returnを見て笑っちゃったと言っていた。世界平和を願う仲間なのでどう思ったのかまた詳しく感想が聞きたい。
魚金へ入って結婚式の後の会食の予約。
従兄弟で店主のHくんが「Koji Return」を見て面白かったから、自慢したくて地域の先輩後輩20人くらいにリンクを送ってくれたらしい。そしてみんな興味深く色々考えさせられたと言っているらしい。
その地域の若者の仲間が欲しかったのでありがたい。こういう風に新たに仲間を作って活動を広げるためにドキュメンタリーを作ったので、狙い通り。
そして、掛川らしいものをご所望のお客さんの予約が入っているからお茶の葉があったら天麩羅にするから欲しいと言われたが、まだ新芽が出ていないので難しそうと伝える。店主のH君がこういう物々交換してこうよ!って言ってくれて、ドキュメンタリーをちゃんと見てくれたんだなあと嬉しくなる。でもkids returnは見たことないらしいから、それを見るとよりおもしろいよと伝える。
叔父さんは、百姓ってそういう意味だったんだなと言っていて、ちゃんと見てくれたんだなと嬉しくなる。
龍尾神社に寄り、神前式の正式予約と時間などの打ち合わせ。
帰宅して実績報告書の郵便物が届いているはずだったが、本日2回目の不在者通知。2回とも家に人が居たのにおかしいなあと思う。
郵便屋さん、もう少し根性出して欲しい。届いていたら、事務作業を全て終わらせる予定だったので、予定が狂い嫌な気分。
踏み込み温床はちゃんと発酵熱で温度が上がってきたので成功っぽい。
書類は揃っていないがわかる範囲で直す。
山パラへ行き、種まきした人参に水やり。
帰宅。
仮眠。
郵便屋さんが来て起きる。やっと受け取れた。
夕食。
閉店19時に間に合いそうだったので、急いで郵便局へ行き、不備のあった領収書を東京に送る。
帰宅して、実績報告書を直し、プリントアウトして、不備のあった領収書が返送されてくるのを待つだけ。
事務仕事をすべて終えた!
あとは三文オペラの予習と農作業、分蜂に専念できる!って書いて全然専念って感じじゃないなと思う。まあ現代の百姓ってこういうものだろう。
風呂。
リマインダーリストの数が減り、とうとう三文オペラの記録動画を見る。
かなりテンポが良く、僕がやる役はハイテンションで動き回っていて、ハードルが高いなあと少し恐れる。
出演者が皆、ポテンシャルが高いなあと感じる。もともと僕が勤める役をやっていたIさんと同じことを求められたらしんどいかもなあと思う。
少し現実逃避がしたくなってナショナルジオグラフィックを見ながら就寝。
28(土)
起床。
なんとなく、やる気が起きなかったが、奮い立たせて、とりあえず山パラへ行く。
人参に水あげをしたり、草刈りをしたり、豆の蔓の誘引をしたり。
母に姪の子守りを頼まれたので、一緒にスナップエンドウの初収穫をする。
母が戻ってきたので、姪の子守りを終えて、家の前の畑の踏み込み温床の温度をチェック。
発酵が始まっていて、土中の温度が30度ほど。いい感じなので、押し入れに発泡スチロールに籾殻と一緒に入れてしまっていた去年収穫したサツマイモの種芋の芽出しをしようと開けてみたら、カビて腐っていた。生姜も同じく腐っていた。
ショック。
魚金から連絡があり、明日急に忙しくなったので、手伝いに来れるかとのこと。
ちょっと余裕はないが、お世話になっているし、明日は雨予報なので外仕事はできないから受ける。
食用に、家の廊下に籾殻と一緒に段ボールに入れていたものはまだ少し残っていたので、そこからシルクスイート、安納芋、紫芋を取り出して踏み込み温床に埋める。
ベニアズマとベニハルカは既に食べて消費してしまっていたので、スーパーにベニハルカを買いに行く。
千葉県産のものが一本二百円と高めなので5本買って、掛川産の品種がわからないが一本百円のものを2本買って、帰宅して踏み込み温床に伏せ込み。
ふと明日演劇を観に行く予定だったのを思い出し、手伝いを昼までにしてもらい、SPACのFさんの一人芝居を予約。
昼食を済ませて、SPAC俳優のM島ちゃんと弟さんと掛川市役所勤務で演劇をしているHさんが山パラ見学に来たので案内。
ついでに養蜂の場所と山崎山も案内する。山崎山に行くと通路が、切り株、長めの木、子供用の傘で塞がれていて、はじめての光景で焦るが、子供が見つけて塞いだっぽい。
遠くからでも何かあることがわかるように連続旗を付けた結果だなあと思う。
ただゴミをそのまま捨てていったり、色々物を動かされて嫌な気持ちになったから、何かしらしないとなあと思う。
が、看板で注意書きとかも煩わしいから、本当は面と向かって話ができたらいいけど、開いた場所を作るとこういうことが起きるんだなあと新たな発見。
皆とお別れして、帰宅。
夕食。
少し人疲れして、仮眠。
起きると少し頭痛がする。調子がいまいちだが、とりあえず結納の為の親族書、家族書を書いてみて彼女と共有する。
意思疎通が取れたので、お互いに同じ考え方で完成させて、メールで旅館へ送る。
姉が楽天モバイルに変えてから一週間ほどiPhoneとsimの相性が悪く苦戦しており、Appleと電話をしていて、姪が20時を過ぎても起きていたので相手をする。
折り紙をただ半分に折って開いて、ノートパソコンとか言ってて、その発想がめちゃくちゃ好きで驚く。シンプルイズベスト。しかもそれを縦に持って本とか、最高。
姉の電話が終わったので風呂に入って、少しテレビを見て、再び眠る。
28(日)
起床、魚金へ。
葬儀用の仕出し弁当の仕込みを4時間弱やる。
初めましてのお手伝いさんが、俺のドキュメンタリーを既に見てくれていたので話が早くて助かった。ほんと作っておいて良かった。
帰り際、その方と話す。
元相撲取りで、飲食業をしていたがコロナで閉店。今は新たな場所を探し中とのこと。
そしてドキュメンタリーを見た感想として、子供を巻き込んでるのがいいですねと言ってくれた。
話が早いので、今暇してるなら、少しだけでも畑やってみたらどうですかと進める。
帰宅して、昼食。
静岡で演劇を見るため、駅へ。
駅に来たついでに来月から始まるリハーサル用に定期券と自転車の駐輪場の予約。
電車で静岡に行きつつ、福岡正信自然農園のHさんに連絡して、協力欄に名前を載せていいか伺う。
研修先としてならOKとのこと。とりあえず、白黒はっきりついてすっきりする。
劇場に行く道すがら、コーヒー豆屋さんで、姪のコーヒー屋さん用に豆を600g買う。
今月のお買い得商品として、キリマンジャロAAというのが、100g200円以下。安いからそれにしたけれど、ここまで安いのは搾取の結果かもしれない、単純に客寄せパンダ効果として赤字での販売か、期限切れが近いからかもしれないが、お金にだいぶ余裕がある生活になっても安いものを選ぶ俺。搾取とわかりながらUNIQLOに行きそうになるのと同じこと。
観劇へ。
劇場前でSPAC芸術総監督のMさんに会う。記念撮影にツーショットをお願いされていた。
階段を一緒に登りながら、蜂蜜を毎日少しずつ食べていることと、独特な味で美味しいと言ってくれて嬉しい。
観劇。
110分の一人芝居「祖母の退化論」。
何度か眠りそうになったが、観客が25人で寝たら周りに迷惑が掛かると思って起きていたが、俺を110分一人で起こしていたってすごいなあと変に感心する。
演劇が生活に無いとだめなお客さんがいるように、俳優もそうだと去年のふじのくにせかい演劇祭のメッセージにあったと思うが、Fさんが演じている姿をみて、この人はそういう切実さがあるなあと感じた。
終演後に少しFさんとお話をする。僕は自然を側に感じてそれを言葉にする人で、Fさんは逆に言葉があって自然を感じられる人というようなことを言っていてなるほどなあと思った。人それぞれだと思っていたけど、具体的にこういう話をすると、当たり前だが具体的になる。
彼女から観劇中に連絡が来ていて、衣装合わせの日の相談と家探しについてだった。
電話をしてもなんか意思疎通がうまくできず、大雨だし何も考えられなくなり、とりあえずLINEに目を通すのをやめて帰ることに。
このままの気持ちで家に帰っても結局何も仕事に手がつかないなあと思って、途中ネパール料理屋の前に立ち止まり一杯飲もうかなと考えていると、店主が出てきて誘われたので入ることに。
とりあえずビールとおつまみを頼んで、LINEの確認をしていると彼女から電話。
飲みながら話して解決する。
ビールを2杯飲んで、駅へ。ビールは考え込んでしまった時にリフレッシュに良いた聞いていたがそうかもと実感する。
電車で帰りつつ、家を一度紹介してくれたが断った方にもう一度相談する。
帰宅して風呂。
今日はリラックス、リフレッシュの日にしようと、風呂に入ってから、お菓子を食べながらナショナルジオグラフィック。
奴隷について。今科学技術の発展で人手が逆に余るというか、AIロボットで職を失う人が増えるとか、そういうノリだけど、一昔前は労働力を奴隷でどうにかしていたこともあると思うと、科学技術否定派の俺だけど一長一短だなと思う。
やはりこの世は複雑だ。
酔っ払いながら就寝。
29(月)
起床。
ポケットに、忍ばせて体温で芽出しをしていた種をチェックすると、根が出てきたやつがあったので、ポットに埋める。
とりあえずはキュウリだけ。トマト系も出できたが、まだ少しだけなので明日以降にしようと思う。
山パラの雨水貯水システムがめちゃくちゃうまくいっていて、昨日1日の雨で溢れるほど溜まっていた。
姪と梅ちゃんの放鳥をしながら、三文オペラの動画と台本のチェック。
Iさんは結構出ずっぱり。後3日間でセリフとなんとなくの動きを入れないと。
菊川で俺に会いたいと言っていたAさんに、菊川の歯医者に行く用がったのでついでに顔を出そうと思って連絡。繋がらない。
後々連絡がきたが忙しいそう。
娘さんもSPACのスタッフとして何年か前まで働いていたらしい。今度紹介しますよと言われたが、別に紹介してほしく無いなあと思う。なんとなく電話した感じが合わなかったので、向こうから何か連絡があるまで連絡を取るのをやめようと思う。
友人の歯医者へ。
定期検診、特に問題はなく、綺麗に掃除してもらう。
kojireturnを見てくれた歯医者のA朗が、「家庭菜園レベルでやってると思ってたけどめちゃくちゃやってるね」と感想をくれて、監督のH君が言ってたように、確かに畑やってるっていうと家庭菜園レベルとかそう思われるんだなあと思った。
分蜂チェックに山へ。しそうな感じはあるが、今日じゃないかもと思って帰宅。
仮眠。
起きて台詞覚え。
姪が部屋に来て郵便を届けてくれた。野口種苗から。品物が届いてからの振り込み。送料も70円程度。良心的だし生善的。
ステラトマトとスーヨーキュウリとモチッとコーン。固定種。
水を含ませて小さなジップロックに入れて、ポケットで芽出し。
夕食。
台本を読む。
ちらっと、借家のチェックをすると、4万円位で意外とある。少し安心。
風呂、就寝。
30(火)
起床。
スマホをチェックすると、たくさんのLINE。
彼女から衣装合わせの日取りの希望と、タイに住む友人N藤さんからウェブデザイナーを探しているとの連絡。返信。
地元の幼なじみY君に、ウェブ関係をやってる幼なじみS藤の連絡先を聞く。
梅ちゃんの小屋掃除。
あまり食欲が無いっぽいのと、昼間でも眠そうにしてるし、水便だし、調子悪いのかも。
ポケット芽出ししていた種から茄子をポットに植え付け。
N藤さんから連絡がありA野くんを紹介してほしいと言われる。既に地元のS藤に連絡をしてしまっていたので最初からそう言えや!と伝える。結局A野君と連絡が取れないとのことなので、代わりに電話して聞くと、忙しくてレス忘れてたとのこと。それをN藤さんに伝える。
俺も忙しいからこういうのは自分でどうにかして欲しいなあ、とイラっとするがまあ人と人との繋がりを!とかドキュメンタリーで言ってたし対応する。
貸し衣装屋に電話して、衣装合わせの日を変更。日曜希望だったが空いていてよかった。これで結婚関係の仕事はひと段落、ほっとする。
長姉と姪3人がうちに来る。少し結婚式の後の会食に関して話す。
姉二人は着物を着たい!と盛り上がっていた。楽しんで欲しい。
台本を読んでセリフを覚える。
母に頼まれ、姪3人と山パラへ行き、人参の収穫。バケツ一杯。ついでにスナップエンドウ、絹鞘、サニーレタス、アスパラの収穫。
畑仕事一つでも姪三人それぞれの個性がわかる、頑張り屋、面倒見屋、わがまま。
もう一人の姪が来るが、虫が嫌そうで皆で帰宅。
台本を覚える。
早めの昼食を一人済ませて、山へ。
今日は分蜂しそうな気がするので12〜14時、巣箱の側に収穫ボックスを置いて、そこに座って台詞覚え。なかなか外で台本を読むことが無いので環境に対応するのに時間が掛かるが、なれると外はいいものだ。
台本に虫がやミツバチの糞が落ちる、百姓の仕事のひとつとしての俳優だなあと思う。
結局分蜂は起こらず、帰りがけに山崎山で子供が遊んでるかもしれないからと思ってチェックしに行くと、従姉妹の子供が自転車で山崎山の方へ向かっているのを見つける。
山崎山の入り口で待っていると、目的地は山崎山だったようで、最近ここで遊んでるか聞くとそうだった。知らない子じゃなかったのと、ちゃんと会って話ができてほっとする。
とりあえず、ゴミは持ち帰ること、怪我に気をつけること、ものを動かさないことを伝えて、離れる。看板とか立てずに済んでよかった、そしてこの地域の子の遊び場になっていて良かった。
帰りにコイン精米機で米糠をもらう。
ジュアンへ寄って、三文オペラの台本を一通り読む。
朝連絡を入れたS藤から連絡があり、webデザイナーではなく、webプログラマーとのこと。N藤さんに連絡。
帰宅して、衣替え。
時間は掛かったが、大分気分がすっきりする。
夕食。
夕食後、映像を見ながら台本を読む。
風呂。
姉に頼まれて、使っていないMacをアップデートして、iPhoneの復元用にする。
再び、映像と台本の確認。同線や歌も含めると莫大な情報量。
リハーサルが始まってから一つずつ確認していこうと思い、ともかくセリフを動きながらでも言えるように明後日までにしようと思う。
22:00〜0:30まで、快快会議。
久しぶりで、みんな飲みながら。
楽しい。新作をどうするかという話。
自分たちはレパートリーを作って、作品を回すという形を取らず、とにかくその時に作りたいものを思いっきり作るということに。
お茶畑での遅すぎるリモート演劇、女殺油地獄をきのぽんとコラボしてやる、過去作品をもう一度いまの解釈で作り直す、などの案が出る。快快は忘れられてちゃいけないと思う、そのためには2年に一度は公演をしなければ。
動画の再生数が少し動いてるなあと思ってTwitterをチェックしたら、cinraがkojireturnの情報を上げてくれていた。取材に来てくれたものでは無いがともかくあやかりたい。
なかなか興奮して眠れない。
kojireturnのプレスリリースの写真にゴリラを着たところも含めておけば良かったなあと思う。
就寝。
31(水)
起床、3時間睡眠で眠い。
姉に昨日MacでのiPhone復元からの楽天モバイルの開通がうまくいったか聞くが、ダメだったらしい。もう二週間近くこれに囚われていて可哀想。
1時間ほど眠る。
起きて台詞覚え、朝食、姪の入れてくれたコーヒーを飲み、少し農作業で片付けをして、先週の採血の結果を聞きに病院へ。
尿酸値が高い、生活習慣で思い当たる節は無いけど、痛風は勘弁。他の数値は大丈夫、腫瘍マーカーもオッケー。結婚するから何も無くてよかった。
山にキャンプの椅子持参で、分蜂待ちへ行く。山の空気を、いっぱいに吸い込みながらセリフを覚えよう。
と思って準備万端で、台詞を覚え出したら、すぐに蜂が巣箱から続々出てきて分蜂が始まり嵐のようになる。
この後の流れが分からず見ていたら、割とすぐ高い木に蜂球を作り出す。
長いタモは用意していたものの、こんなに取り込み辛いところに作られるとは思っていなかった。
最近ずっと隣の竹林に道を作っている地元の二人のおじさんにノコギリを借りて、とりあえず、タモの取り回しの邪魔にならないようにと、道を作るために、笹を切り倒す。
どこからどう取り込むか迷ったが真下から取り込むことにする。
2/3ほどを取り込んで、すぐに巣箱に移動させたが、しばらくして暴れ出したので、女王蜂を取り込めてなかったかも知らないと思って、元の木を確認すると、そこにまだ蜂球を作っていた。
この間に、目と小指を刺された。
ネットの情報をチェックしながら、養蜂の先輩と情報交換しながら、もう一度トライしようと網に残っている蜂ごともう一度、木の蜂球を取り込む。がやはり高すぎてうまくタモが操作できず、女王蜂は取り込めていないっぽい。
意を決して木に登って、手で払い落とすことにする。
なんとか登って、網の中にほとんどの蜂を取り込む。
女王が入ったかどうかのチェック方法として、そのまま網を蜂球があった場所の側に置いておいて、取りこぼした蜂が網に集まってきたら、網の中に女王蜂がいるサインらしいので、しばらく放っておくことにする。
ここまでで、色々悩んだり調べたりで3時間ほど。
一旦落ち着いて台本を読んで台詞を覚えることにする。
色々ネットで調べると、取り込んだ蜂たちの体温が下がり、網の中で落ち着き、探索バチの持っている分蜂先の記憶が消えるように夕方まで待った方が良いというのを見つけて、日暮れまで台詞を覚えることにする。
しばらくすると網に蜂が集まって静かになってきたので、女王蜂を取り込めたっぽいと思って一安心。だけど、外をまだ飛び回っている蜂たちが、元の巣に戻って落ち着いてくれるのを待つ。
夕暮れ時になり、だいぶ外にいた鉢の姿も消えたので巣箱に取り込んだ蜂を移動して誘導する。
なかなか移動してくれなかったが、女王蜂が巣箱内に移動すると皆すぐに移動した。
初めて女王蜂、そして分蜂を見れてよかった。が、初めてで色々焦ったり経験不足でかなり強引になってしまい、強制捕獲は何より優しさが大事と先輩に聞いていたので、きっと明日には退却してしまうだろうなあと思い少し後悔する。けど、次はもっと優しくできるはず!
帰宅してシャワー、夕食。
姪のコーヒー屋さん用に買ったコーヒードリップポッドが届いていたので、危険チェックも兼ねてコーヒーを淹れる。
腰を据えて三文オペラの台詞と動きと歌のチェック。
分蜂を舐めていて、だいぶ今日やる予定だった作業が遅れてしまい少し焦るが、やるまでやる気は起きない!ということでとにかくやる。
寝落ち。