初期設定の愛 26.宇宙存在
36歳のころ、寝室に宇宙存在が現れた。今から20年程前だ。
半透明のずんくりむっくりの体型。身長は、たぶん1mくらいかな。あのロボコン(注1)を彷彿とさせるシルエット。ロボコンよりもややスリムだった。知性の高さを感じる。愛に溢れる愛の存在だ。クールさを感じるのは表情の変化がほぼないからか。
恐怖心はわかない。
愛の波動を感じた。無条件にゆだねられる感覚だ。
6次元くらいの存在かな。他人のような感じはしない。なんとも不思議な親近感。
夜中、たぶん2時から3時くらいだと思う。
床に敷いてある布団、私の頭の後ろあたりに立っていた。
金縛り状態で目覚めた。目覚めたてでははあるが、いわゆる半覚醒の夢心地状態でなく、完全な覚醒状態であったといえる。布団の上に横たわったまま、眼球だけ上に動かす。その彼はベットの妻と娘を見ていた。
私は当時、ダブルベットの脇、寝室のドアの前に布団を毎日敷いて寝ていた。いびき問題のため、一人離れて寝ていたのだ。
彼は寝室の扉のドアの前にたっている、私の頭から30cmくらい離れた位置だ。半透明の生命体。生命体と言い切れる理由は、彼のバイブレーション、息を殺しているような意識が伝わった。私の家族の睡眠妨害をしないように、かなり気づかってもらってる。
妻と娘を起こさないように配慮している気配だ。
ターゲットは明らかに私ひとり。私だけ起こしたんだろう。
テレパシーか何かで私を覚醒させたと思われる。
彼の後ろのドアの木目がはっきり見える。彼は視線をずらし、私を見下ろす。その時、一瞬だけ目が合う。急激な眠気が襲う。『耐えろ、耐えろ』寝たらだめだ、おしまい。まちにまった接近遭遇、潜在一隅のチャンスなのだ。
リサロイヤル(注2)も著書で記している。接近遭遇では眠くなる。寝たらダメ。寝なければ次の展開へすすむ。寝れば不合格。周波数の乖離により眠くなるようだ。接近遭遇に耐えるレベルまで周波数を上げておく必要がある。
詳細は覚えていないが、当時、彼女の本を何冊が読んで、理解したことは、このようなことだ。
リサの著書を読み、自分も宇宙人に会いたい。自分でも呼べそうだ、そう思った。会える予感がした。そう願っていた。
そのころ、夜寝る前に宇宙人へメッセージを伝えていた。『迎えにきてくれ。もういい、もう十分だ。よくやったよ。そうでしょう。』『早めに頼む』。半年ほどかかったのだが、願いが実現した格好だ。
願いは叶う。100%信じ切ることがコツだ。簡単だ
直観では、この彼は自分の未来生といったところか。リサもそう書いている。自分の未来生がきてくれるのだ。もしくは宇宙の親戚縁者といったところか、はっきりしないが、まあいい線だろう。
薄れゆく意識のなか、彼が短い歩幅で私の右横まで移動し、私の胸のあたりへ温かい何かを注ぎ込んでいる。アー、気持ちいい~~。
次の瞬間、朝だった。寝てしまった。寝なければ、宇宙へ帰えれたかもしれない。せっかく迎えにきてくれたのに、でも後悔はない。
まだまだ準備がたりないんだというインスピレーションを得た。
此の事以降、しばらく頭の中で『ぶつぶつ』誰かがしゃべってる。宇宙語?よく聞き取れない。宇宙からの情報のダウンロードだろうか。まあいい、そんなこともある、それほど気にならない。
このはなし、もちろんノンフィクションです。
信じるか信じないかはあなた次第です。
ちなみに、このころは借金整理(注3)の真っただ中、出口は見えない、そんな状況下。毎晩床にはいるとき、朝がこないことを祈っていた。
この宇宙存在の訪問以降、なぜか前向きな気持ちになり、目の前の課題に集中できるようになったような気がする。
この彼とはその後あっていない。
そろそろ、また会いたい。
準備OKだ。
注1:1974年10月4日から1977年3月25日まで、NETテレビ(現・テレビ朝日)系列で毎週金曜19時30分から20時(JST)に全118話[注釈 1]が放送された、東映制作・石森章太郎原作の子供向け特撮テレビドラマ。『がんばれ!! ロボコン』の主人公である、赤いボディのG級ロボット。
(ウィキペディアより引用)
注2:【リサ・ロイヤル・ホルト】
1985年より世界各国に渡って活動を続けている、世界的に活躍するチャネラー。
著書に『アセンションの道しるべ』 『プリズム・オブ・リラ』 『宇宙人遭遇への扉』 (ネオデルフィ刊)『[宇宙人]内なる訪問者』(徳間書店刊)『ギャラクティク・ルーツ・カード』(ヴォイス)『黄金のしずく』(ヴォイス)など。
(VOICE GROUP ホームページより引用)