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西野亮廣さん「革命のファンファーレ」は書籍ではない。(俺も本あげてみるよ)
昨日発売の西野亮廣さん「革命のファンファーレ」早速読みました。
西野さんがこれまで実施してきた企画の発想の根源などが書かれているとてもいい本なのですが、それ以上に流通の仕方にとても興味がわきました。
結論からいいますと、「革命のファンファーレ」は通貨として機能しています。
信用をためる通貨として。
渋谷の駅前で100冊を無料で配るYouTuberが登場
発売日に本屋で100冊購入し、アカウントのフォローとツイートを引き換えに無料贈呈というゲリラ活動を実施。
1人獲得が1500円なので、PR効果はかなりいいキャンペーンとしてはとても面白い企画です。
結果的に、著者の西野さんもきて盛り上がり、100冊がすぐに配布完了になったとのこと。
この企画以外にも、たいこもちさんという方が「【本】『革命のファンファーレ』無料で差し上げます(先着100名)(応募要項的な...)」ということを実施してこちらも速攻で応募が埋まったとのこと。
なぜ彼らはこんなことをするのだろうか?
著作などで西野さんも下記のように記述している。
お金は、自分の為ではなく、「他人の為に使うもの」になってくると僕は考えている。自分の為に使っても信用は稼げないが、他人の為に使えば信用を稼げるからだ。
(中略)
出版の話に戻るんだけれど、昨日、「『本』はこれから、自分の為に買うのではなくて、大切な人に贈る為に使われる機会が増えるんじゃないっすかね? 」という話をしてみた。
(link:西野さんのブログ)
書籍をプレゼントしている方は、その結果、SNSフォロワー数、ブログのアクセスといった認知を獲得している。もちろん単純に信用になるわけではない。
西野さんが記載していた、クオリティの高い独演会を圧倒的安くやることで結果としてクラウドファンディングを圧倒的に成功させたのと同じ手法である。
革命のファンファーレとあなたのオススメ本を交換しませんか?
せっかくなので先着10冊限定でやってみようと思います。
後楽園駅そばで運営しているシェアスペース東京ENGAWAに本棚コーナーがあります。
友人の選書という形で、はあちゅうや田中里奈ちゃんのおすすめ本をおいています。
単に差し上げるより、本と本の交換などをやってみたいと思います。
革命のファンファーレが欲しいと思う方のオススメ本ってどんなのだろう。
【交換の内容】
・東京ENGAWAに訪問して「革命のファンファーレ」を手渡し。
・自分が他人に読ませたい本と交換。交換頂いた本は、東京ENGAWAの本棚に並べさせて頂きます。
・1Fにオープンした 麹ドリンクカフェ まの茶 で1杯ご馳走させて頂きます。
DMで交換したい本のタイトルを含めて連絡をください。https://twitter.com/kojiyamada