独身で、晴海フラッグに住んでみた
東京五輪の選手村跡地を大規模開発して、建てられた晴海フラッグですが、相場より格安で販売したことにより、高倍率の抽選や高額転売などが話題に。またその安さだけではなく、最寄り駅から遠い点や大規模開発を揶揄し、陸の孤島、令和に団地に住むのか?など賛否両論が多く上がっています。
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私は分譲を購入し、2月末に引っ越して約1ヶ月住んでいるので、家族が住みやすいことは間違いないが、独身目線でもどんなものか実際の現在の住み心地を簡単に記載してみようと思います。
マンション選びの「8キーワード」分析
住心地を評価する上で、「職・住・遊、医・学・食、快・安」の8つの軸で語りたいとおもいます。
このキーワードはマンションなどを選ぶ際のに、評価する切り口です。
「職・住・遊」:職場へのアクセス、住心地、プライベートでの過ごしやすさ商業施設など
「医・学・食」:医療環境、学校環境、地域の文化度
「快・安」:エリアの快適性、安全性
本記事では、「職・住・遊」の部分に重きをおいて記載させていただきます。
1.職・住・遊
晴海フラッグのアクセス面ではどうか?
意外に便利な東京BRT
晴海フラッグは最寄り駅が大江戸線「勝どき」駅で、徒歩20分と言われており、陸の孤島で車でしか生活できないのでは?と言われていましたが。東京BRTが新橋まで10分かからずにつくので便利。混雑するラッシュ時でも基本止まらないで新橋につくので、そこまでストレスにはなりません。
ただ、本数が少ないので20分に1本と終バスが22時台なので、夜は新橋などからタクシーになりがちです。
徒歩ルートも改善
勝どきまで15分以上といわれていた、徒歩ルートについても3月末に黎明橋の横に、黎明小橋ができました。
黎明小橋:勝どき四丁目と晴海三丁目を結ぶ新たな歩行者専用橋(自転車禁止)実際は、パークタワー勝どきミッドとベイシティ晴海スカイリンクタワーを繋いでいます。
この橋のお陰で、勝どき駅から晴海フラッグまでの徒歩は改善されて、10-15分ほどになりました。
・実際に歩かれた方の投稿
*パークタワー勝どきミッドが駅直結A5出口なので、改札までだと、もう少し時間かかります。
ドコモシェアサイクルが大量にある
ドコモシェアサイクルのポートがが晴海フラッグに多数設置されており、自転車で、勝どき、築地、銀座くらいまでだったらすぐいけます。
日中みるとポートの空きが 0台のときも多いので皆さん利用されているようです。居住者用にシェアサイクルとは別に無料レンタル自転車も棟に数台あります。
銀座まで自転車で15分はありがたい。
2040年までには晴海駅を開業させるという話もあるので、アクセス面では長期では改善する想定
現在の入居率は30%程度か?
晴海フラッグは4,145室が分譲され、うち建設中のタワー棟が1455室、引渡済は2690室(一部キャンセル住戸再抽選あり)
中央区の人口データを分析された方の情報によると、30%程度の入居率ではないかと推測されます。夜の明かりの付き具合の感覚値としても同じくらいです。
*晴海5丁目は賃貸棟も含むので分譲エリアとわけることはできない
豊富な共用スペース、混雑なく、現状は快適
賃貸募集や転売の動きで多くの物件がでているので、現在は入居率が低い状態。そのため、共有施設やそもそものエリア全体に人がすくなく快適な空間になっております。
複数パーティールームやコワーキングスペース、シュミレーションゴルフ、キッチンスタジオ、ブックライブラリー、カフェなどが存在。
このStudy LABはとってもよい。テレワークしやすい。
【2024/10加筆】
ワークスペースの個室は朝から荷物おいて占有されているのも見かけるので、そのうち予約などのルール化されそう。
タワー棟ができると、高層階からのラウンジなどもオープンするので楽しみです。
*パーティールームの抽選は結構はずれますので意外にみんな活用されている模様。
日常の買い物はエリア内で完結可能
3月に開業した「ららテラスHARUMI FLAG」には、都内最大級のサミットや、マツモトキヨシ、ダイソー、有隣堂などが揃うので、日常生活における買い物には困らない。サミットの惣菜おいしい。
徒歩圏で日常の買い物は完結可能です。
部屋としての住心地は?できれば南側を
私は北向きの部屋を購入して入居したところ、2月末3月頭は、部屋自体が凍えるほど寒かったので、できれば南向きの部屋をおすすめする。自由に選べるなら、SEAビレッジがよさそう。
4月はもう大丈夫だが。家にあまりいない私は問題ないが、常に暖房などを掛ける必要がある家は電気代がかなりかかるかもしれない。
個人的にはエリア全体で、空が広く、散歩していて気分がいいのが一番気に入ってます。植栽もおおく、よい空気を感じられることが坪単価では表現されてない価値かなと思います。
2.医・学・食
充実の医療施設
医療面では、商業施設ららテラスHARUMI FLAG内に、小児科、内科、眼科、耳鼻咽喉科など多くの医療施設がはいる。マツモトキヨシとは別に日本調剤 晴海薬局もテナントとして入っている。
小中学校も新設
晴海5丁目に、中央区最大級の晴海西小学校・中学校が新設開講。
また、晴海四丁目には、渋谷教育学園 晴海西こども園が4月1日から開業した。こちらは定員50名に対して150名の応募があったとか。
HARUMI FLAGの居住者のみを対象とする園ではないが、中学受験時に一定の配慮があるとされておりそちらも話題に。
外食は力不足
エリアには、飲食店としては、晴海ビール醸造所 / 柴田屋酒店(食べログ)とららテラスHARUMI FLAG内にロイヤルホスト、カフェ、ラーメン屋などがある程度。美味しいベーカリーなどあれば人気になりそうなエリアですが。
とはいえ、銀座、新橋がすぐ、豊洲ららぽーともあるので徒歩圏をあきらめれば、外食には困りません。
余談 圧倒的知名度のマンション
オリンピック跡地ということやその後の格安販売騒動などにより、都内マンションの中で、は「晴海フラッグ」は認知を上げた。
友人たちも「え、あのマンション気になってた」と多く遊びにきてくれている点はエンタメ性としては加点です。
建設不動産関連の経営にも関わっているので、業者さんとかに当選して住んでますというとよいアイスブレイクになります。
1億6000万かけたというTOKYOオブジェ。いま一番TOKYO感じられる場所かも笑
結論 意外にいいよ晴海フラッグ
広い空間を今の時点では豊かに使えており、快適な生活が過ごせている。全世帯入居した密度高まったあとの快適性は正直不明だが、2024年いっぱいはある程度の快適さが維持されてるのではないかと予測してます。
バスなど交通インフラも現状そこまで混雑はしていない。スーパーなどの生活インフラも整い、中央区として銀座などへもすぐいける。
意外に住みやすい晴海フラッグ。
転売価格で買うかどうかはおいておいて、住みやすさはかなりあるので、職場近いことや子育て世代には間違いなく押せるエリアです。
もっと詳しく知りたい方はご連絡ください。(DM)
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