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この場所でしか成立しないシーンを創る「歌舞伎町ブックセンター」
先日、オープンした歌舞伎町ブックセンターのオープニングに行ってきました。
歌舞伎町ブックセンターとは
「歌舞伎町ブックセンター」は、歌舞伎町でホストクラブを運営するスマッパグループのオーナーの手塚マキ氏、読書好きで、文学カフェ「BUNDAN COFFEE & BEER」などを展開する東京ピストルの草彅洋平氏、選書を担当し、書店「かもめブックス」を運営する柳下恭平氏が立上げました。
歌舞伎町の土地柄にぴったりの「LOVE」をテーマにした本のみ400冊がならび、“ホスト書店員”が、お客さま一人一人に本をお勧めしたり、本についてトークを繰り広げたりするコンセプト。
本とのコミュニケーションは読む前から始まる
歌舞伎町ブックセンターでは、各書籍は内容に応じて、書籍に3色の帯がかかっている。
闇などを連想させる「黒」、純愛などをイメージした「赤」、エロティックやファンタジーの要素を含む「ピンク」。
オープニングイベントでも、どんな本をオススメですか?というトークから気分のヒアリングやこの本はこういう色わけしているけどどう?といった会話がそこかしこで盛り上がっていた。
歌舞伎町ブックセンターでは、本を売ることの前に、本について話すシーンを提供しようとしている。
ここにある理由が必要になってくる時代
東京ENGAWAというシェアスペースを運営している視点からみる、とても学びが大きいイベントでした。
LOVEの本だけを扱うというアイディアは歌舞伎町でしか成立しない。
モノ消費からコト消費へと盛大に叫ばれるが、コトの旗をたてる場所が重要になってきていると実感する1つの試みでした。
プロデューサーの草彅さんと。
「歌舞伎町ブックセンター」
住所:新宿区歌舞伎町2-28-14
営業時間:11:30-17:30
https://www.facebook.com/KabukichoBookCenter/