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恋するように旅して〜ウズベキスタン編④サマルカンドにてレギスタン広場
グル・アミール廟を後にして、お次はレギスタン広場へ。
パノラマ、奥行、高さ、全てが圧巻。
サマルカンド来たぞー!!ってテンション上がって叫びたくなる空間の広さ。
ここは、見ての通り3つのメドレセからなる広場。
1.ウルグベク・メドレセ(向かって左)
ティムールの孫ウルグベクの時に建てられた神学校。
あみあみの向こうを覗く。
もっと覗く。
三角形と長方形から成る六角形のあみあみデザイン、思わず覗いてみたくなるのでやってみたけど、特に意味なし。
2.シェルドル・メドレセ(向かって右)
おぉっ、これは!
もっとアップ。
うむ。どうみても虎です、ありがとうございました。
でも一応公式にはライオンらしいので、そういうことにしておきましょう。
なお、以前アップした通り、このデザインは紙幣にもなっている。200スム、日本円で6円なり。
なんというか、愛くるしい表情のライオンさんですが、本来偶像崇拝アウトなイスラムで、建築物に動物やら人間を描くのもダメ。
なのでここを作った建築家は最後自殺したという話もあり。
命を懸けて描かれたライオンさんと思うと、いろんな人間がいるんだって、哀愁を感じます。
3.ティラカリ・メドレセ(正面)
中に入ると、こんな感じ。
そして圧巻なのが、礼拝所の天井。
吸い込まれるような、金と青。
でもどこかただのキンキラキンと違う印象を持たせるのは、濃い青色とのコントラストのせいか。
屋外で見た青色とはまた違った青色が、迫るような、奥行があるような、不思議な感覚に陥る。
平衡感覚が麻痺した感じに慣れたところで、外へ。
湿度が少ない心地よい風を受けながら、次の場所へ向かうのでした。