ブログ企画【繋】第81回「変化」
毎月１日に全国各地のメンバーがひとつのテーマで文章を書くブログ企画【繋】。
この企画、私は長らく毎月１日の０時ジャスト更新を意識してやってきたのですが、それが今回ですね、ちょっといろいろとありまして更新が遅くなってしまいました。
4月26日(金)から一足お先にGWとなった私は、母の実家である伊豆諸島の神津島へ帰省しました。
しかしその神津島、なんと4月22日から回線障害が発生。
NHKニュースより
※最新情報が必要な方は神津島観光協会のTwitterやNTT東日本のサイトをご確認ください。
というわけで、今回はテーマを26日にいただいたこと、神津島ではnoteを開けなかったこと、さらには悪天候で帰りの予定も崩れたこと、東京に戻ってからは各方面への連絡対応諸々に追われていたことなどで、１日更新のルールを破ってしまいました。メンバーのみなさま、毎月読んでくださっている読者の方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ごめんなさい。
長々と言い訳を連ねましたが、月初めに更新できないとこんなにも取り残された感に襲われるのね。
しかも今月は新時代「令和」のスタートということで、ちょっとまだ世間の令和ムードに乗り切れていないのですが、気を取り直していつも通り書いていきたいと思います。お付き合いいただける方々、どうかよろしくお願いいたします。
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さて、改元を迎える今回は、鈴木NGさんよりこちらのテーマをいただきました。
第81回のテーマは、、
新元号に変わる節目。令和になって一発目！ということで、いつも以上にテーマ考えるのに手間取りました。我々世代は、学生時代のタイミングで、昭和→平成…という元号の変わる瞬間をその昔経験しましたが、、今回の平成→令和。一生のうち、元号のわかる瞬間に立ちあえるなんて、そうそう何度もあるものではないから、そういった意味でも特別な節目。これを機に、始めることのある方もいらっしゃるでしょうし、逆にスッパリと辞めたり断捨離することのある方もいらっしゃると思います。意識せずとも訪れる周囲の変化もあるかと思います。いつまでも同じでいるものの方が少ないからこそ！今回のテーマは「変化」。この国に、この世界に、自然環境に、友達に恋人に、家族に、自分のあり方に、、変わってほしいことや変わらずにいてほしいことなど。テーマはズバリ！平成から令和になって、変わってほしいこと、変わらずにいてほしいこと。つまりは「変化」でお願いします。
テーマ発案者：鈴木NGさんより
極めて私的な「変化」なのですが、昨日5月1日に弟が入籍しました。話題の「令和婚」ってやつですね。
ということで昨日は、うちの親族が集まり入籍をお祝いする食事会が行われました。
ピザを頬張りながら、弟の奥さんに自己紹介をする親戚のおじさんやおばさん、馴れ初めを聞きながら目を細めるおばあちゃんを見ていたら、ああ、たぶん今この瞬間って、うちの家族史において大きなライフイベントなんだろうなとひとり頭の中で壮大な時間軸を俯瞰しては、家族のこれまでに想いを馳せていました。
私はこの家に一番最初に長女として生まれたので、保育園デビューから学校への入学・卒業、習い事や部活動、受験など、すべてのイベントや成長過程が家族史においても両親にとっても前例のない中、「一番最初」をつくるのはいつも私の役目として20数年を過ごしてきました。
そんな中決まった今回の弟の結婚は、これまでの我が家の流れを覆したともいえるでしょう。俗にいう弟に先越された〜云々よりも、弟が自分より先にわが家に「結婚」という前例をつくってくれたという初めての体験がとても興味深く、祝福の気持ちとともに新鮮な気持ちでいます。
数年前まで交じりあうことすらなかった人が、いくつかの段取りを経てわれわれ家族の一員となり、弟の奥さんに「お姉さん」とか呼ばれているのがなんとも不思議な感覚ですが、でもきっと今日私が迎えているこの「変化」は、弟と奥さんの間に育まれた脈絡が、今日までの日々の延長線上に生んだものなのだなあとも思います。
どんな「変化」であれ、それを受け取る立ち位置によっては唐突な印象を受ける場合もあるかもしれないけれど、それでもその「変化」に至るまでの過程を追いながら脈絡の中で捉えていくと、「変化」とは連続性が生んだものであることが見えてくるのでしょう。
そんなふうに考えながら視野を広げてみると、昨日の地続きのところに今日があって、今日の地続きのところに明日がある、その繰り返しなんだなあと気づかされます。
けれどもそれは、今日と同じように明日が訪れるだろうという意識があってのことであり、明日が訪れることへの不安や危惧を抱いていないからであるともいえるから、新たな時代「令和」も皆様にとってそうあり続けることを願います。
ブログ企画【繋】メンバー
鈴木NG秀典（すずきんぐ）「鈴木ＮＧ秀典ーだー。〜君は馬場より美しい〜」←テーマ発案者