NGT48・山口真帆さんの事件について・株式会社AKSは何を考えているのか?
今回は、NGT48のメンバー、山口真帆さんが被害を受けた暴行事件、並びに株式会社AKSについて思うことを書きます。
事件の詳細・時系列の流れについては、下記のまとめを参照のこと。
http://myidolmatpagi.blog.jp/archives/14886931.html?fbclid=IwAR1FWlfm6gxgrX8iJPdss4t7legAWEfj-4zdCymkx-oWY2R87iXAXCidfik
・株式会社AKSは何を考えているのか?
山口真帆さんが所属するNGT48は、株式会社AKS(以下、AKS)という会社が運営管理を行っている(AKB48、SKE48、HKT48も同様である)。
よって、本件についてはAKSが状況説明・謝罪を行うべき案件であると私は考えている。
ところが、実際にAKSが行ったことといえば、
1月10日にNGT48公式サイトで下記の文面の発表(ちなみに事件発覚から約2日後である)
https://ngt48.jp/news/detail/100003058
のみとなっている。
事件発覚から本日までNGT46は、1月10日、1月12日に2つのライブを開催している。
しかし、その2つのライブではAKS側からの説明・謝罪は何一つ行われなかった。
また、公式サイトの文面についても、どのような経緯でなぜ帰宅時間を男に伝えてしまったのかや、
山口真帆さんの証言に関する言及が一切ない不自然なものだった。
また、1月13日の新潟日報には、下記の記事がアップロードされている。
支配人の説明や会見は「予定せず」NGTメンバーへの暴行事件
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20190111444066.html
要するに、AKSとしては山口真帆さんの証言に関する調査をすることもなく、1月10日に行った発表をもってこの事件は幕引きとする算段である。
本来このような対応は一企業として、社会的にありえないものである。にもかかわらず、なぜAKSがこのような対応を行っているかと考えると、
端的にいうと「会社としての利益に影響はない」と考えているからである。
より表現を変えると「この騒動があったとしてもオタクは金を落とし続けていく」と思われているのである。
現状、一部のメンバーの事件への関与が取り上げられているが、大多数のメンバーに罪のない、むしろ被害者である可能性が高いと思われる。
そのような状況での公演や握手会となれば、むしろ会いに行って元気付けてあげたい、となるのがファン心理であろう。
当然、リクエストアワーや総選挙についても同様であり、熱心なファンほど自身の推しに対する熱は上がる状況と考えられる。
そして、AKS側はむしろこれをNGTに、総選挙に注目が集まるチャンス、と捉えている可能性すらある。
となると、今回の事件をこれで幕引きにしないためには、
・スポンサーの相次ぐ撤退
・メンバーの相次ぐ活動辞退
・ファンの非買運動
といった、具体的な損害発生が出てくる必要があるのではないだろうか。
もちろん私自身、NGT48が活動できなくなってしまうことや、真面目に活動しているメンバーに害が及ぶことを望んでいるわけではない。
しかしこのままでは、膿を抱えた組織として何となく活動を継続できる状況であることもまた事実である。
とにかく私としては、山口真帆さんの証言が正しいかどうかについて公式で発表を行ったうえで、膿を出し切って根本解決を行うことを望んでいる。