フォトグラファーではなくて、カメラマンと言っているワケ
photo&talkであなたの魅力と可能性の扉が開かれる
写真撮影とコーチングで『いまの自分』を知り『なりたい未来の自分』へ向う背中を押すカメラマン小池まゆみです
唐突ですが、肩書的なものを名乗ってみました
カメラマン
フォトグラファー
写真家
写心家
写真撮影をする人を指す肩書っていろいろあって、最近では、『フォトグラファー』って言葉を使う人が多いような気がします、特に、女性は
ちなみに、ウィキペディアによると
写真家(しゃしんか)またはフォトグラファー(英: photographer)とは、主に写真を撮影もしくは製作することを生活の中心にしている人。カメラマンと区別して写真家と呼ぶ場合、動画ではない写真を撮影する人をさす場合や、特に芸術的な写真を撮影し発表する人(芸術写真家)を指す場合がある。
とのこと
で、フォトグラファーという肩書を使う人が多い中で、わたしが「カメラマン」という肩書を使っているワケをちょっと書いてみようと思います
写真を撮るようになって、もしも、お仕事で写真を撮るとなったら、どんなものが撮りたいかなって考えた時に浮かんだのが
修学旅行や遠足に同行するカメラマン、でした
運動会とか文化祭とか、あ、入学式とか卒業式とかもいいな
学校生活の一場面を写す人、そんなイメージが浮かんだんですよね
修学旅行に同行して生徒たちを捕まえて(捕まえてって言い方w)
はーい、撮るよー♪
いぇーーーーーーい♪
って感じで、いかにも記念写真風に撮るのもいいし
こっそり物陰から、爆笑してる姿を撮ったり、スマホを使って自撮りしてる姿を撮ったり
そのひ、いちにちを、その瞬間を楽しんでいる生徒たちのリアルな表情、自然な表情を、そこに流れている空気を真空パックしたような写真
「えー!◯◯ちゃん、めっちゃカワイイじゃーん」とか
「ここ!ここ!!やばかったよねーーー笑」とか
「このときってさぁ、◯◯だったよねぇ」とか
ぱっと見た瞬間、そのときに時間を巻き戻してくれるような写真
そういうの、撮りたいなぁって思ったんです
わたしにとって、写真は作品ではなくて記録や記憶を残すもの、という、そんなイメージなのかもしれない
いま、これを書きながら、そんな言葉が浮かんできました
だから、写真家やフォトグラファーだと
特に芸術的な写真を撮影し発表する人(芸術写真家)を指す場合がある
っていうところに引っかかりを感じるのかもね
香りは記憶とリンクする、といいます
ふと香ってきた香りから、むかし好きだった人のことを思い出した、なんて聞いたことありません?
でね、記憶には感情がリンクしてるんですよ
出来事に対してわたしたちは必ずなにかしらの感情が動いてる
うれしい、たのしい、かなしい、こわい・・・
出来事の詳細は忘れてしまっていたとしても、感じた感情は、脳の扁桃体っていうところにずっと残ってると言われてて、これがフラッシュバックになったりするんだけど
写真にもそれができると思うのです
忘れてしまった過去の出来事とそこで感じた感情が写真を見ることで蘇って
自分は幸せだということを思い出させてくれたり
挫けそうな自分を勇気づけてくれて背中を押してくれたり
安心を感じて一歩踏み出せたりする
写真にはそんな力がある、と、わたしは信じてる