0703「英語＋プレゼン＝爆死？！」

こちら恥の多い人生でございます。

今日は大学の授業でプレゼンがあったのですが、舞台に立った瞬間に全部飛んでいっちゃいました。

Good morning everyone I would like to talk about the relationship between enzymes and caffeine...

僕が覚えてたのここまででした。

鬼の序盤！笑笑

頭の中に詰め込んでいたセリフはすでに僕の海馬には残っていなかったです。

真っ白になる頭、何か言わなきゃならない焦り、焦り、焦り

でもなんとか必死でパワポのスライドからヒントかき集めてしゃべれることを喋ります。

Ah〜, if, if you take in caffeine drinks, enzymes metabolize caffeine ...

これ以上なんも出てこねー

ソーリー、ソーリー、ヒゲソーリー

もう頭の中にはカフェインのことや酵素のことなんか微塵もなく、ちょびヒゲつけた変なおっさんがソーリー、ソーリー、ヒゲソーリーって踊っていました。

だがしかし、周りの厳しい視線は依然ぼくに集まっています。

そうだ、これは夢や、夢やったんや！

1回現実逃避入ります。(0.01秒)

しかし、すぐにシーンと静まりかえった部屋がぼくを現実に引き戻します。

あ〜、、、へへへ、(愛想笑いしてみる)

何も状況が変わらなかったので今度は助けて、先生！🥺🥺🥺

と、目でサインを送るのですが先生はぼくのスライドをぼーっと眺めるだけで目も合わせてくれません。(わざとか？わざとなのか？？)

この薄情者！！泣

と思いつつ、もうこうなったらアレを出すしかないと思い、ついにあの紙をだします。

そう、カンペです。

ポケットをゴソゴソ

パチパチと紙を開く音が部屋に響き渡る中ぼくはカンペを開くのです。

カンペには流れと要約を書いてたんですが、頭の中は変なオヤジと朝聴いていたMadonnaのSorryがごちゃまぜになって流れてきて全くと言っていいほど要約が入ってこない。

こんちくしょう！俺の脳細胞仕事しろ！！

と思うのですが、ふだんからゆとり教育を取り入れている僕の脳細胞くんたちはのびのび、いっこうにはたらこうとしませんでした。

そんななかだったのでもう僕の脳は腐ったトマト同然だったわけです。

カンぺたれ流し

1番やってはいけないことをやってしまいました。

たぶん聞いてる人は何言ってるかわからなかったと思います。僕自身何言ってるか分かりませんでした。脈絡もない英語をつらつらと話していたのだと思います。

そして試合終了の音が部屋に鳴り響きます。

タランタラーン タランタラーン(iPhoneの憎きレーダー音)

朝の始まりを告げるこの憎きレーダー音もこの時ばかりは天国に昇天するときに聞こえる癒しの鐘のように聞こえました。

適当にカンペをしゃべり、帳尻を合わせるように早口で終わらせました。

なんたらかんたらenzymes.

Thank you for listening.

こんな拙いプレゼン聞いてくれてありがとうありがとうと気持ちをこめて最後の言葉を言いました。

やっと終わった。長い長い闘いを終え弱りきった僕は脱兎のごとく片付けをし、舞台を降りようとするのですが、教授はそれを許しません。

教授の感想ターイム

教授「頭が真っ白になったとしても、自分の言葉でしゃべらないと」

僕「はい、すみません」(もうやめてくれ〜)

教授「今回は英語だったのもあって君たちはまだ慣れてないかもしれないけど...(長いので割愛)」

へい、へい、もうわかったから帰してけれ〜

と思いながら、先生の感想を聞き終え、5時ピタで帰る会社員のようにそそくさと自分の席に戻りました。

何も考えずぼーっとすること約半刻、やっと冷静さを取り戻すことができました。

これは、確実にやり直しさせられるだろうな〜

と思いながらスムーズに流暢にスライドを使って説明しているTくんやボソボソしゃべるし、詰まったりするけどなんやかんや最後までプレゼンしているM田を見ているとこいつらちゃんとやってんだよな〜、もっと俺も覚えとけばな〜、っと少しばかり後悔してました。

そしてそして、一通りのプレゼンが終わり

先生「それではみなさんのプレゼンが終わったので、少し早いですが今日をもって〇〇(授業名)を終わります、お疲れ様でした〜」

あれ、やり直さなくていいの？？

やったー！と喜ぶ僕でしたが、ふと疑問が湧きます。

あんなくそプレゼンして単位はあるのか？

大学生にとって単位は1番だいじと言っていいほど大切なものです。 

ちなみに僕の大学では単位は大阪湾に沈められているらしいです。教授、ヤクザですか？ 

教授に単位アルカ？と聞くと僕はほとんど毎回出席していたのでそれでカバーできているようなのです。

なんと素晴らしき出席点

ありがとう教授、そしてもうこんな講義はとらないよ

と思いながら足取り軽く学食を食べに行くのでした。

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