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いつだって地雷が仕込まれる –イヤイヤ期–
息子は2歳9ヶ月。
絶賛イヤイヤ期である。
出産前は、「イヤイヤ期って何ソレ、ヤバーイ、コワーイ」なんて感じだっただろうか。
「泣き喚いたって言うこと聞かせるぞ」って意気込んでた感じだっただろうか。
今まさにリアルな我が子のイヤイヤ期に直面していて、正直に言って、疲弊しかない。
イヤイヤが発動されると、あぁ、また始まってしまったと、悲壮感に襲われる。
最新の地雷は昨日、
保育園登園時に、靴下を脱がせたことだ。
お部屋では園児たちは靴下を脱いで過ごす。
ウロチョロと逃げ回り、あまりにも脱がないでいるので、いい加減にしろと無理やり脱がせたら号泣だ。
先生に「どうしたの?」と聞かれたから、
正直に「靴下を脱がされたことが嫌だったみたいです。」と報告する。
なんじゃそりゃ。
先日は、私の膝の上から降ろされたことが地雷だった。
お風呂に入る前、私の膝の上に座りスマホで自分の写真を見ていた。
子どもは自分の写真が好きだ。
「そろそろお風呂入るよ!ママ行くよ!」
と切り上げたらイヤイヤ発動だ。
私が先に入っている間、夫が見ていてくれたのだが、風呂場まで「オヒザーー!!オヒザーーーー!!!!」と泣き叫ぶ声が聞こえてきた。
そうか、そんなに母の膝が良かったか…
1歳にもなると、子どもは自分のこだわりを言い出す。
育児のコラムには
「イヤなんだね、そうだよね」と嫌な気持ちを受け止めましょう、とか
「じゃあこっちにしようか?」と代替案を提案するとか、いろんなアドバイスがある。
もちろんそれで上手くいくこともあるけど、代替案がない時もある。
今がイヤイヤの過渡期なのだろうか。
とにかく発動すると泣き叫ぶのがなかなか止まらない。
代替案など無く、何もかもがイヤ。
抱っこなんてしようものなら全力でイヤ。
優しく声をかけても、堪り兼ねて怒声になろうとも泣き叫ぶばかり。部屋の中だろうが外だろうが構わず転げ回る。
お手上げだ。
私に出来ることは、我慢の限界に達した自分が、子どもに手を上げないように、なるべく発狂しないように、その場を離れるくらいしかない。
もう少し余裕がある時は、呆然と眺めつつも、泣いてる息子を動画に撮ったりしてみる。
イヤイヤコレクションがまたスマホに増えていく。
ひとしきり泣いて、機嫌を持ち直した息子は、自分が泣いている動画を好んで見るから手に負えない。
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