It's White Day, but...

本日ハッピーホワイトデー💌でございます!
2月にいくつかチョコレートをいただきまして、そのお返しもしていおらず、
申し訳ないです。。。

そんなハッピーホワイトデーですが、
実は、78年前のこの日
大阪大空襲があったとのこと。

親父や、爺さんからこの話をよく聞きました。
子供の頃そのリアルな話を聞きすぎて、
「もうええやん、いっつもおんなじ話」って思って半ば聞き流していました。。。

この78年前の今日、曾祖父さんと曾祖母さんの命日だったそうです。
後日、火の気が収まった後、疎開先から駆けつけ、すっかり焼け跡になってしまった自宅付近を探し回ったらしいのですが、
お骨はおろか、全てのものが焼けていてもう何も残っていなかったらしいです。

空襲時は、疎開先の奈良から山を越えた大阪の空が真っ赤になっていて、
空を埋め尽くすかのような、数えきれないほどの焼夷弾が投下されていたと。。。


その後は必ず食べる物がなくてって話になり、「贅沢するな」「食べる物を残すな」って絶対言われました。
そういうルーティンが嫌で「もうええって」って思っていました。

そんな爺さんも26年前になくなり、親父は病気で言葉がしゃべれなりました。

今になって思います。

もっとちゃんとしっかり聞いておけばよかった。。。


リアルに体験した人からしっかり聞いておけば良かったって。
少なくとも、そんな事実があった上で、現在の平和があるってこと。
あらためてありがたく実感しています。

世界に目を向ければ、いろいろな理由、名目こそあれ武力でもって国同士が衝突し、市民が犠牲になっているのは事実として伝わってきています。
SNSやテレビメッセージでその事実を知らされ、想像していた以上にその期間が伸びてきていて、悲惨な状況であることはわかっていながら、どんどん感覚が麻痺していっていしまっていることに気がつき、悲しい気持ちになります。

何も出来ないですが、すくなくとも、過去あったことや、伝え聞いたことは忘れない心掛けだけは出来るかと。

78年前に亡くなった方々のご冥福をお祈りするとともに、人の命が犠牲になるような衝突がなくなることを切にお祈りします。


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