7July..テントウムシダマシを自然菜園で撃退するには!?
7月11日晴れ 32℃-25℃
久しぶりに、私のページのどんな記事が読まれているのか確認してみたら
なんと「テントウムシダマシ」の記事が1位と2位に。
みなさん、私と同じくテントウムシダマシで悩んでいるのですね。
わかります・・・・今なら、そんなみなさんと固い握手を交わせそうです。
せっかく育てた野菜の葉が痛々しい姿になっているのを発見、まさかと思い近くを探してみると、いた。あいつが。
体がワナワナ震え始め今すぐ殺虫剤を振りかけたい衝動にかられながらも
自分を落ち着かせ平然のフリをする。
ついに、恐れていたことが起こった。
そう、、、、テントウムシダマシがジャガイモ畑以外にも侵食してしまったのだ。
テントウムシダマシがいるかどうかは葉っぱを見ればすぐわかる。
葉の繊維だけが残っている状態のものがあればそれはテントウムシダマシが食べている証拠。
数年前じゃがいも栽培をやめた理由がこのテントウムシダマシの存在。
あっという間にナスが食い荒らされて光合成できなくなったナスは弱ってしまったという苦い経験からジャガイモを育てることをやめたのだ。
今年は、
①毎日、テントウムシダマシを捕殺して必要以上に増やさない
②じゃがいも畑と他の野菜畑の間に背が高くなるソルゴーを植えて風でテントウムシダマシが飛んでいかないようにする
と対策を練って、数年ぶりにジャガイモ栽培をしたわけだが
①5月は毎日チェックでジャガイモの葉もきれいに保てていたが梅雨に入ると、チェックができずあっという間に大量発生
②ソルゴーの背が高くなるのが遅く、ジャガイモ全盛期には、壁の役割を果たせなかった。
テントウムシダマシが最強の理由
テントウムシダマシに天敵はいない。
肉食のてんとう虫は、鳥の苦手なアルカイドという成分で鳥から身を守っており、鳥はてんとう虫に激似のテントウムシダマシを狙わないのだそう。
テントウムシダマシの唯一の天敵は人間なのだ。
テントムシダマシを大量発生させない方法
例えば、わたしのこの記事には
米ぬかを振りかける方法を書いているが
なんだかんだで一番手間がかからず確実な方法は
自らの手で捕殺すること。これにつきる。
まずは、野菜の葉をチェックしてテントウムシダマシがいないか確認。
いたら、葉を軽く揺らして用意した紙コップの中に入れ、まとめて処分。
次に、ナスやホオズキの葉裏を確認。
テントウムシダマシがいたってことは、ほぼ間違いなく葉裏に卵を産みつけているので
葉ごと切り取り処分。
これが確実なやり方。
これを数日怠ると、あっという間に広がるので、毎日行わなければいけない。
やらなければ、今年の収穫を諦め大量発生したテントウムシダマシに心を折られるか
殺虫剤に手を出すか。この2択に迫られる。
本当に、発生させたくないのならジャガイモ栽培は諦めるしかない。自然農において、ジャガイモとテントウムシダマシはセットなのだ。
わたしも2年ほどテントウムシダマシに心折られてジャガイモ栽培を諦めていたがその間、テントウムシダマシはほとんど見かけなかった。
わたし流の自然農、あなた流の自然農
殺虫剤を使いたい気持ちを抑えながら、上手くいかない自然農での野菜作り、わたしはなんでこんなに苦しんでるんだろう?
と、ふと我に返る時もある。
環境に配慮した持続可能な家庭菜園を作りたい。自分の理想とする自然菜園が本当に可能なのかこの手を動かし、この目で見てみたいという思いだけで続けている。
それぞれのそれぞれ流の自然農、何が正解で何が不正解なんてない。
それぞれの信念や見たい景色を胸に、苦しみながら楽しんでいこう。
テントウムシダマシで今日も検索しているあなた。あなたは1人ではないですよ。