ひょんなことから思い出した夫の優しさ
皆さん車を運転しますか?
私は子供を保育園に連れて行くため、毎日乗っています。
そんな私が最近やらかした事件とそこから思い出した事について書きたいと思います。
私は数ヶ月前車をぶつけてしまいました。
バックする時に不注意でぶつけてしまい、後ろのバンパーがベッコリと凹んでしまったんです。
その車は夫が気に入っていた車で、購入から1年経っていない新車でした。
ここで少し夫の話をします。
夫は大の車好きです。運転するのも、車の部品を交換するのも、見ているのも、とにかく車に関することは大好きで、車の話をすると永遠に話をする事が出来るような人です。夫の母曰く、0歳の時から車が大好きで今でもその気持ちは変わらないようです。
そんな夫が大好きで大事にしている車をぶつけてしまった私は「どうしよう、どうしよう、絶対怒られる」と焦っていました。
急いで夫に「車ぶつけちゃった」と電話で伝えると「あ、そうなの?どのくらい凹んだのか分かるように写真送ってよ」と言い、全く怒るような発言は無かったんです。驚いて拍子抜けしてしまいました。絶対に怒られると思っていたから。
帰宅後も私を責める事なく、「注意して運転しないとね」と優しい口調で一言言われただけでした。
私が逆の立場だったら「ちゃんと見て運転してよ」とか「何してんのよー修理のお金余計にかかるじゃん」とか絶対に相手を責めるような言葉をかけてしまっていたと思うんです。でも、夫は私を責めることはありませんでした。
どうしてだろうと思い夫に聞いてみるとこんな言葉が返ってきました。
「責めても仕方ないでしょ。次から気をつければいいんじゃない?」
あぁ、そうだ。夫は昔からこーゆー人だった。
ずっと昔から優しかった。
夫はとにかく前向きな人で愚痴はほとんど言わなかった。
あまり外出しない私を外へ連れ出し、毎週どこかへ連れ出してくれて外出する楽しさを教えてくれた。
料理の苦手な私の作った料理を文句言わず食べてくれた。
辛いことがあった時は何も言わずただそばにいてくれた。
子育てで忙しくて部屋が汚くても、晩御飯を作れなくても文句を言ったことは一度もない。
残業帰りにこっそり私の好きなデザートを買ってきてくれる。
私の気持ちに余裕が無くなると、子供達を連れて出掛けてくれて私に自由時間をくれる。
きっと自分も大変なことがあると思うのに、そんな姿を見せずただただ優しい人だったと思い出したんですね。
私もそんな夫を見習って少しでも優しくなりたい、そう感じた出来事でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。