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泣きながら出勤していた私が初めて気づいた「自分が変わらなければいけない」ということ

私は過去に泣きながら出勤していたことがある。

それはある仕事がきっかけだった。

仕事復帰して約1年が経過した頃のこと。
育休中に忘れていた仕事を少しずつ思い出し
こなせるようになっていた時、ある案件を担当した。

その案件は他部署を巻き込んで
確認・報告・連絡が必要なもので
対応を急ぐものだった。

私はこの件をある先輩に相談していた。
先輩は親身に相談に乗ってくれて
これからどうすべきか一緒に考えてくれた。

そして最終判断の時
私は対応部署の負荷や金額面
その後の対応について考え
とある対応をしないことに決めた。

その判断を先輩にメールで伝えたら
それ以降メールの返信が来なくなった。

あれ?判断間違えたかな?
そう思って先輩に電話したけれど出ない。

忙しいのかもしれない。
だから私は思っている事を
メールに書いて送ったが
全く返信がない。

以前はメールした当日、又は次の日には
返信が来たのにぱたりと来なくなってしまった。

結局1ヶ月以上連絡が来なかった。

何かおかしい。
そう思って他の人に相談したら
「俺はメールの返信来てますよ」
と言われた。

私は意図的に避けられている事に
この時初めて気付いたのだ。

すぐに謝罪連絡をしたが返事は来なかった。

あぁ、嫌われた。
その日から仕事が手につかなくなった。

「先輩に嫌われた」
その事で常に頭がいっぱい。

帰宅しても、寝る時も、仕事しても
常に先輩の事で頭がいっぱいになって
どんどん落ち込んだ。

人に嫌われることがこんなに悲しいなんて知らなかった。

次第に出社するのが怖くなってきた。
他の人にも嫌われたらどうしよう
そう思ったら涙が出てきた。

泣いても仕方ない。
分かっているのに涙が止まらなかった。

どうしたら前みたいに戻れるのだろう。
何をすれば良かったのだろう。

ひたすら考えたが答えは出てこない。

たくさん悩んで分かったことは
「嫌われた事実は変わらない」
ということ。

そして
「相手の感情を変えることは出来ない」
ということ。

相手を変えられないならどうすればいいのか。

自分が変わればいい。
自分の考えも行動も変えるしかない。
そう強く思った。

今回、何が悪かったのか考えて
同じことを2度と繰り返さないこと。

それが大事だと気付かされた出来事でした。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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