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第94椀 小さい丸干しダイコンのお味噌汁

初出:2022年1月10日

<お味噌汁> ひと椀がつむぐ大切なもの それは日本のたから

「お味噌汁復活委員会」は、味噌汁の大切さをあらためて発信していこうと、2014年夏にFacebookページにてスタートしました。世話人、お味噌汁復活ライター、一般読者が思い思いの味噌汁を投稿しています。

味噌汁の出汁・味噌・具材を、それぞれに深く楽しく考え広め、毎日の食卓に味噌汁をいただく習慣を復活させるべく、活動の場を広げています。

私コイタは第1期からお味噌汁復活ライターをさせていただいております。ここでは私の書いた記事をまとめて紹介しています。


テーマ:リセット味噌汁
『小さい丸干しダイコンのお味噌汁』

昨年秋「あ、ダイコンまいてないや、、、」と、急遽「沢庵」と書いてある袋の種を買って慌てて播種したのでした。品種は練馬ダイコン系の白首で沢庵漬けに適している尻細ダイコン。煮て食べる用よりやや細めということで、どんな感じに成長するのか楽しみにしていたんですが、ちょっと種をまくのが遅かったようで、あまり大きくならないまま寒くなってしまいました。このまま畑においても育たないし凍ってしまうので、全部収穫して洗って漬物用に干しました。

まぁ〜小さいダイコンばかりです。その中でもゴボウ並に細いものもあって、そんなのは少し乾いたところで、随時お味噌汁の実にしています。干すと柔らかくなって、いつもと変わった感じが楽しめます。

出汁は簡単に昆布をハサミで切って、適当に食べやすく切ったダイコンと、がんもどきも全部一緒に入れて煮ちゃいます。ダイコンが煮えたらお味噌を溶き入れて出来上がりです。がんもどきはたまたま安売りしていたので入れましたが、本当は油揚げの方が好みです。しかし食べ応えはがんもどきの方がありますねぇ。ダイコンは干し加減で食感が変わってくるので、その変化もまた楽しめます。

今回は何がリセットかと言うと、ダイコンを全部抜いて畑をリセット。小さいダイコンも全部食べて収穫物もリセット、、、と言う話でした。本年も畑と山からお味噌汁をお届けしますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

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『小さい丸干しダイコンのお味噌汁』
出汁:昆布
具材:ダイコン、がんもどき
味噌:手前味噌(米麦混合麹)


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