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第38椀 タケノコ汁
初出:2017年5月10日
<お味噌汁> ひと椀がつむぐ大切なもの それは日本のたから
「お味噌汁復活委員会」は、味噌汁の大切さをあらためて発信していこうと、2014年夏にFacebookページにてスタートしました。世話人、お味噌汁復活ライター、一般読者が思い思いの味噌汁を投稿しています。
味噌汁の出汁・味噌・具材を、それぞれに深く楽しく考え広め、毎日の食卓に味噌汁をいただく習慣を復活させるべく、活動の場を広げています。
私コイタは第1期からお味噌汁復活ライターをさせていただいております。ここでは私の書いた記事をまとめて紹介しています。
テーマ: 春のひと椀
「タケノコ汁」
春になりますと、どこかしこからタケノコをいただけるので、自分で採りに行かなくてもよいのです。しかも、すでにアク抜きまでしていただけたりするので、これはすぐさまお味噌汁にインですね。
実は昨年、信越地方のひとに「根曲がり竹」と「サバ缶」を組み合わせたお味噌汁のことを「タケノコ汁」と呼ぶと教えてもらいました。煮物だったら魚の水煮や油漬の缶詰と炊き合わせたりもするんですが、お味噌汁でこの組み合わせは未体験。ひそかに春になったらやってみようと目論んでいました。知らない組み合わせを聞くと試してみたくなるんですね~。
今回は、たまたま家にマグロの水煮缶があったので合わせてみました。いろいろなタケノコ汁のレシピ記事を読んでましたら、タマネギやジャガイモ、豆腐などを入れたり、玉子でとじてあったりと、わりと具の種類が多めの印象でしたが、ここはいさぎよくマグロの水煮缶とタケノコのみで作ってみました。このいさぎよさがなんといいましょうか、春の恵みの爽やかな力強さを感じられたような気がしました!
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「タケノコ汁」
具材:マグロの水煮缶、タケノコ
味噌:手前味噌(米麦混合麹)
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