最終章:あの頃の自分(大学生part2編)
こんにちは。今回は"あの頃の自分"最終章である大学生part2編をお話していきたいと思います。
環境を変える勇気
前回の大学生part1編の続きになりますが、僕は大学野球を途中で辞めました。(理由は前回の記事をご覧ください。)
大学野球を辞めた時は周りからやSNS上でも
あいつは途中で辞めたから。
つらいから逃げただけじゃないの?
など陰でこそこそと言われていたり、つぶやかれていたり僕の耳にたまに入ってきました。
では仮に逃げなかったとしてもあのまま腐って社会に出てどうなのか。なら環境変えて自分のもともとの夢を追いかけた方が絶対に後悔しない。
僕はそう思ったので"逃げ"ではなく思い切って環境を変えるという選択をしました。
環境変えた先は社会人クラブチーム
環境を変えるにあたってNPB(日本プロ野球)に行くには、できるだけ軟式ではなく硬式で続けなければなりません。
大学の野球部を2年生で辞めたということもあって、大学自体を辞めるには中途半端な期間だったので、学校を通いながら野球をするというのを考えてました。
企業チームに入るのは技術も全くないし、そもそも学校通いなので入れない。じゃあどうするか。
そこでもともと同じ大学の野球部の仲間で僕よりも先に野球部をやめ、その子は"社会人クラブチーム"というところに環境を変え野球を続けていたのです。
その子の紹介もあって僕が野球部を辞める前から計画を立てており、野球部をやめたらそのチームへ体験に行って良さそうだったら入部しようと当時は考えていました。
そのチーム名は"横浜ベイブルース"
このチームへ体験に行ったのは野球部の監督さんに退部届を渡して、その数時間後に試合をやるというグラウンドに直接行きました。
チームの試合に行くとベンチも活気あふれ声も出ており、とても雰囲気がよく居心地のいいチーム。
という印象を受け、ここで野球ができたら最高だと思い入団することを決めました。
そもそも社会人クラブチームとは
社会人クラブチームとはざっくりいうと企業と違ってお金を稼ぎながら野球をするのではなく、自分たちでお金を払って野球をする環境。
クラブチーム同士のトーナメントを上手く勝ち続ければ、企業チームとも大会で戦うこともでき、それこそ企業チームにも勝ちさえすれば都市対抗野球大会などにも出場できます。
社会人クラブチームはレベルが低いと思われがちですが、全くそんなことはないです。
チームによっては企業チームに勝ったり、都市対抗野球大会に出場したり高いレベルでもあります。
現に僕が横浜ベイブルースに所属していた時も神奈川の企業チーム2チームとトーナメン戦で戦いました。
しかもそのうちの1チームは横浜スタジアムで先発を任され、結果は負けてしまいましたが、今までにないくらいの集中力と気持ちと楽しさで投げることができました。
それも仲間たち全員の頑張りで企業チーム相手に、9回まで戦うこともできました。
ここだけの話、この試合はかなり自慢できる話です笑
たくさんの経験そして人との出会い
横浜ベイブルースに入って僕はたくさんの試合に投げさせていただきました。大学の野球部では月に1イニング投げるか投げないかだったのですが、先発から抑えまで
たくさんの経験をさせてもらいました。
またこの社会人クラブチームという世界は大学野球と違って、様々な年齢層の方たちと関わることができます。
歳上の方や歳下の子とお話しできるので、考え方も少し大人にもなれる時もありますし、逆に歳下の子と話すことによって今どんなことが流行っているのかなど知ることもできます。笑
また対戦相手チームともたくさん関わることができるので、技術を聞いたりまた自分の視野を広げることもできるのでとても良い環境だなと思います。
このように様々な出会いがある世界だったので考え方や喋り方なども大学野球時代と比べて、少しまともになったのかなと思います。笑
感謝、恩、愛
本当に横浜ベイブルースにはお世話になり、感謝をしています。
たくさん経験をさせてもらい、僕自身もレベルアップをさせてくれたこのチームには感謝しかありません。
この様に恩もあり今独立リーグでプレーをしていても、オフシーズンには横浜ベイブルースに顔を出してチームに刺激を与えれる様にできたらなーと密かに思っています。笑
また練習にも参加させてもらい原点に戻って見直したり、発見があったりします。
本当にこのチームには"愛"しかありません。
僕を成長させてくれたチームといったら間違いなく
"横浜ベイブルース"
でしょう!
いつか自分のことが全て終わったらこのチームに帰ってプレーしていこうと思っています。
最後に
これが僕の大学での野球第二章のお話でした。
なかなか濃い大学4年間でしたが、環境を変えることはあまり良くないと思っていました。しかし自分がどうしたいのかを1番に考えて行動した結果、今ではまったく後悔のない選択だったと思います。
早めに行動することは大事。
ということを野球部をやめてからの2年間で学びました。
今回であの頃の自分最終章でしたが、いかがだったでしょうか。
少しでも小井手和宏のことを知ってもらえたらなと思い、これらのお話をさせていただきました。
また、これまでの裏話や今の独立リーグ生活について記事にしていこうと思っているので、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです!
これからもよろしくお願いします🤲
小井手和宏
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