寿司とワインの相性について

はじめに

先日うなぎとワインについて書かせていただいたばかりですが、今回はお寿司とワインをテーマにお話をさせていただきます。

うなぎもお寿司も本来、ワインと合わせることが定番として考えられているものではなく、ビールや日本酒と一緒に美味しく召し上がっていただけるもの。そして何よりもその食材、料理自体に伝統と魅力が詰まっています。なので「あえてワインを合わせなくても？」とお考えの方もいらっしゃるかとは思いますが、そこをまたあえてこうしてお話をさせていただきたいと思った次第です。

その理由は、これまで長年ソムリエとしてワインやさまざまなお飲み物を通して、飲食店に関わってきた中で、やはりお寿司にとても相性が良いワインというのは確実に存在していて、私自身、何度もお寿司とワインをペアリングしてきた経験からおすすめしたいと考えているからです。

お寿司とワインをペアリングする時のちょっとしたコツ

ちょうど先日、Twitterで次のような内容をツイートしました。こちらはご自宅でカジュアルに寿司とワインのペアリングをお楽しみいただけるようにと、私流の合わせ方のコツの一つを呟いたものです。

ファミリーマートで、再度シャトー・メルシャンの白ワイン「萌黄」をゲットして、テイクアウトのお寿司とペアリング。白ワインとお寿司を合わせる時におすすめなのが、醤油をつけるのではなく、レモンを一絞りすること。フレッシュ辛口系白ワインと特に良く合います。甲州は生姜とも相性抜群です。