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ソムリエ・ワインエキスパート二次試験合格に向けて最後に確認しておきたいこと
テイスティング試験で求められていること
過去の出題傾向に執着しすぎて試験を意識したマークシート上でのテクニックだけを習得しようとすると、本番当日に想定外のことが出題された場合(昨年の語群シートにはなかった用語が選択肢にあったり、経験したことのないワインが出題されたり等)、動揺して結果に結びつきにくくなってしまいます。
マークシート式なのは、あくまでも多くの受験者に対応するための形式であり、マーク式向けのテクニックに走ってしまうと本質的なテイスティング能力が身に付かず、結果として合格は遠くなるでしょう。目の前のワインを正確に判断できるように、正しいトレーニングを積み重ねる必要があります。
あらためて意識していただきたいのは、今目指したいのは合格テクニックの習得ではなく、本質的なテイスティングの基本能力を身につけること。実際に感じたままに素直にコメントを出すことを心がけたいところです。
その場しのぎではなく、この先ソムリエ・ワインエキスパートの資格を得た時に、しっかりとその能力を役立てていくことをイメージしてトレーニングを続けましょう。資格はあくまでも免許証であり、その後に活かしてこそ価値が生まれます。
そして全ての練習を本番の試験だと思って臨むことです。本番に近いシチュエーションでトレーニングをすることがこのタイミングではとても重要となります。
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